その他の重要用語

■ オルフィレウスの泉


事象変異エネルギーを含めたすべてのエネルギーが無限に生まれ続ける星の中枢にして、無限補給式永久機関。

理論上、惑星アインシャンテにおける全エネルギーの源泉。活用次第では、人の命さえ支えることができる。

現在は人類があまりにもエネルギーを高速で消費しすぎたため、泉が枯れかかっている。


※1) クレイドル・システムを維持するに際し、〈オルフィレウスの泉〉にあるエネルギー、エーテルを人々の生命維持のために消費する。完全に枯渇しないよう、クレイドル・システムは最初から5年で自動的に終了になる予定だった。


※2) 〈オルフィレウスの泉〉が枯渇しかけている理由は「おまけ」の歴史を参照(2020.4.12時点で未掲載)


■ A.E.T.H.E.R


Artificial Exchange Transfer Happening of Energy Route(人為的に交換され移動する偶発的出来事のエネルギーの輪)の略称で、通称エーテル。

この惑星アインシャンテの全ての事象が起きる際に必要となり、ありとあらゆるものの生命力。

地表に噴出した場合、空間濃度が臨界点に達すると固化し、濃度によっては生命を擬態する特性を持つ(=ラティメリア・メナドエンシス)


■ 精神魔法技術(仮)


〈チアキ〉と同じ科学者であるエミリア・ブラーナ(参照:https://kakuyomu.jp/works/1177354054895387106/episodes/1177354054895411648)が「〈オルフィレウスの泉〉のエーテルを利用し、物理以外の事に活用できないか」と考え研究した結果生まれたもの。

エミリアいわく「なんか精神に作用する魔法っぽいことができるっぽい」とのこと。

彼女の理論を盗み見た〈チアキ〉がクレイドル・システムという精神世界を構築する魔法を完成させた。


現時点でこの魔法技術を使えるのは、エミリアと〈チアキ〉だけであり、クレイドル・システムに参加した人間は、〈チアキ〉の魔法の恩恵を受けているだけ。

クレイドル・システムは精神魔法技術の試験的導入を兼ねた目的もあった。


※1) もとより〈オルフィレウスの泉〉のエーテルを物理的に運用する魔法技術はあったが、精神的な方向で運用する技術はなかった。


※2) エミリアはこの精神魔法技術を「これって使い方間違えると絶対ヤバいやつだわ」という理由から途中で放棄した。

この魔法の研究を引き継いで完成させた〈チアキ〉の方がこの魔法技術に精通している。

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