応援がつなぐ新たな縁
PV(=読む)、🤍、応援コメント、レビューと★は、読者さんの気持ちのあらわれであり、作家さんを支えてくれるものです。すべての応援方法は、読み手・書き手がお互いに「ありがとう」の思いを伝え合う手段なのですが、ときどきうれしい副産物を生み出してくれます。
応援により、カクヨム上では「ランキング」「注目欄」と、作品が目につきやすいところで紹介されます。書店でたとえるなら、新刊コーナーで本が平積みにされているのと同じですね。ランキングや注目欄に取り上げられるのは、作家さんとしてはうれしいはずで、あなたの思いの伝達が影響しているのは、言うまでもありません。また、あなたがもし「コメントつきレビュー」を送ったのなら、ここでも応援した作品が注目を集めます。中身は知らないけれど、オビに踊るすてきな言葉から本を手に取る場面がありますね。「新着レビュー」に並ぶレビューには、そういった一面もあるのです。
多くの人の目に止まるような応援は、作家さんを強く支えてくれますが、それは直接的なものです。わたしの言う「副産物」とは、その先で待っているものを指します。それは「縁」です。
応援する作品が、ランキングや注目欄で取り上げられることにより生じる縁は、あなたひとりでは達成できません。ですが、あなたの応援により他の読み手がその作品に気づきやすくなる、という点で、わずかばかりの力になります。一方、コメントつきレビューには、はっきりと縁につながる力があります。『わたしはこんなに感情が動きました』とあふれる思いや、『あなたもどうですか?』と直接の言葉を投げかけるなど、それらはすべて縁を生むきっかけになります。
いち読者としてただ応援したつもりが、ランキングを動かす、注目を集めやすくする、他の読み手を惹きつける、と、こうして挙げてみると、想像を超えた影響力を持っているのがわかりますね。それらの中で、わたしがもっとも縁を感じるのは「コメントつきレビュー」です。紹介された作品はもちろん、すてきな紹介をなさったご本人にも興味がわきます。ここでは、二兎を追ってどちらも得ちゃいましょう。そうやって、作品と人をたどって築いたつながりは、わたしにとって大切なものになりました。
「影響力」と聞くと、なんだか重たい印象があります。ですが、応援の基本は心を軽くして、です。あなたの応援により生まれた波紋は、人をのみこむような大波ではありません。気づかない人もいれば、ふっと気づく人もいるかもしれない『気のせいか、今、何かがふれたような……』くらいのものなのです。ですが、その「気のせい」が、思いがけず縁をつないでくれるのですから、応援を続けたくなりますね。
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◉Point
あなたの応援が、ひょっとすると新たな縁に。
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つづく
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