応援コメント

第7章 病人の出頭」への応援コメント


  • 編集済

    冒頭部の、時計の書き出しから始まる描写が鮮やかで上手いです!

    そこから大阪の描写に移って行き、倒れている行旅病人(この言葉を初めて知りました!)を発見しますが、ここまでで作品の掴みはOK!という感じがしました!

    次に依頼人が登場し、本作品の中心となる部分に入って行きますが、最初の行旅病人のことがあるので、頭の中はこの依頼人の話とどう繋がっていくのだろう?!という好奇心でいっぱいになりました!

    行旅病人と時計の行方を追うという2つの謎を絡めた構成が効いています!

    詳しく書くとネタバレ過ぎてしまいますが、エリーゼがやった石での検証のところなどは、おぉっ!となりました!すごく丁寧に描いている印象で引き込まれました!

    登場人物も聞き込みの過程で新たに入れて、読者を飽きさせない展開だな!と思いました!

    相合い傘のアイデアもなるほど!と思いました!

    以下ややネタバレです。

    茉莉が、実は今でも勇心のことをふと思い出してしまう、みたいなエピソードが入っていたらなぁ!と思ったりしました!(もしかして入っていたらすみません。)

    あとはラストがやや唐突に終わってしまったような?!あとちょっと読みたかった気がしました。

    今回も渡利がお約束の登場でした!
    いつか渡利を主役にした番外編も読んでみたいです!

    大阪には行ったことがありませんが、土地の描写がよく出てきて親しみが湧きます!場所をよく知っている人が読んだら、そうそう、ここ、ここ、みたいになって更に作品に入り込んでしまうと思いました!

    ここまでプロローグプラス3話、とても面白かったです!!

    (長くなってしまってすみません)

    作者からの返信

    いつもご高覧並びにご感想をいただきありがとうございます。

    お褒めいただいて恐縮の至りですが、本作は少し出来が悪かったと思っています。
    理由として、挙げていただいた
    >茉莉が、実は今でも勇心のことをふと思い出してしまう
    >ラストがやや唐突
    まさにこの2点を充実させるべきでして、公開は拙速に過ぎたかと感じています。
    また、ホームレスの扱いが軽すぎるのも難点で、これらはいずれ修正したいと考えています。