アイスダンスのカップルで、引退したデンコワ、スタビスキーは、男性の方が背が低かったですが、スタビスキーは、素敵だったなあ。色々と思い出してしまいます。
それぞれの登場人物が、悩みを抱えていて、フィギュアスケートが、見た目が華やかなだけに、苦悩の深さをすごく感じます。
作者からの返信
風梨さん
コメントありがとうございます!
なんと!ここでデンスタの名前を聞くとは…!
スタビスキー、格好良いですよね。色気がダダ漏れでした。
実は三章の終盤に控えている刀麻と美優の一夜限りのアイスダンスは、デンスタ組を意識して描いたものなのです…
アイスダンスにまで造詣が深い風梨さんに読んでいただけていること、本当に有り難く感じています。
アイスダンスという競技自体を本作で初めて知りましたが、身長がそれほど重要なんですか。5cmしか差がないならちょうど良いような気がしてしまいますが、フィギュアと同じで小柄なほうが動きやすいんでしょうかね。
これまでの章と異なりコーチ目線の話ですが、これはこれでとても興味深いです。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます。
アイスダンスにはリフトという、男性が女性を持ち上げて回したり複雑なポジションを取ったりする技があるので、体格差が無いと厳しいのです。
…というのが一般通念ですが、実は必ずしも身長差が無くても、他の部分で補えれば(呼吸や相性など)カップルを組むのは可能なようです。
なので、ここは恋愛関係が破綻した際に、身長という大義名分を出して、かつてのパートナーが美優を「捨てた」(少なくとも美優はそう感じている)と捉えていただければ幸いです。
夢を病むって言葉、実感があります。
繊細な子なんですね。
そして、アイスダンス 168センチは見栄えがすると思いますが、受け止める男性側は、筋肉が必要ですよね。
高橋大輔さんがアイスダンス に転向しましたが、相手の女性、大きめで、なんとなく受け止めるのが難しそうなんて思っておりましたから。
作者からの返信
アメたぬきさん
実感があると言っていただけて嬉しいです。
実はここの不眠症の描写は私自身の経験をベースに書いています。まさに、夢を病むというような感じでした。
海外には大型なカップルも多く、美優の身長も見栄えがすると思います。しかし、日本ではパートナーを見つけるのは難しそうですね。
昨今は必ずしも男女の体格差は必要ではないという説もあるようです。滑りの相性である程度カバーできる、と高橋選手自身が仰っていた気がします。