>過去はあなたをいじめたり、排斥などしません。
ここ、好きです。
私も常々思うんですよ。
祟りとか怨念とか、そういうのって、本人に何かしらやましいことがあって、それで起こった出来事を結び付けているだけなんじゃないのかな、って。
過去の自分の行いが、結局、自分自身を苦しめている、というか。
いや、ガチな祟りとかあるかもっていうのも思ったりするんですけどね。
って、的外れなこと書いてたらすみません。
作者からの返信
宇部 松清さま、コメントをありがとうございます!
父が在家僧侶なのですが、彼に念仏を唱えて欲しい霊が家に集まってくるんですけれども、父が霊格が高いので霊は近づけず、霊格の低いわたくしにとりつくんで、父と一緒に住んでいるときは、寝ている間に命を落とすところだった――という話は頭がおかしいと思われて病院へ入れられてしまうのですが、いいですか。
うん、たぶんNGか。わたくし、祟りとか怨念とかダメなんですよー本気で。
死にそうになったし。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
こんにちは、薮坂です。
遅ればせながら読ませて頂きました。
ふとした時に現れる、はっとなる表現、素敵です。あとキャラのセリフ。当たり前のようなセリフにも見えますが、使い方が抜群でふよね。
「先生は卒業できない」というセリフが心に残りました。これは当たり前のことなんですけど、改めて桜子たちが「いつまでもそのままではいられない学生」だということを再認識できて、教師と生徒の物理的な隔たりを感じるのですが、本作では心の交流を描かれているので、「物理的には離れることになるが、精神的に繋がっている」という関係性が見て取れてとても好感を持ちました。
春らしい、あたたかな物語。とてもよかったです!
作者からの返信
薮坂さま、コメントをありがとうございます!
セリフの使い方をほめていただいてありがとうございます。
また、教師と生徒の関係性の表現に好感を持ってくださってうれしいです。
よかった、にとてもと感嘆符をつけてくださり天にも昇る気持ちです。
フィンディルさんの感想、褒めの採点だとかなりのレベルですね。
薮坂さんのおことばは一生ものよ。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
葉太と桜子は似た悩みというか経験をもっていたのですね。
桜子は自分のせいでおばあちゃんが死んでしまったと思っている。
真布由先生と令華のカップルが追加されて
自主企画指定のあらすじをふくらませた感じですね。
令華のワルな感じなのにかわいいというのは
なかなかインパクトありました。
葉太と真布由先生の関係が気になりますね
一緒にお花見とか。
作者からの返信
九乃カナさま、コメントをありがとうございます!
あうあう! おっしゃる通りでございます;
秋田と真布由先生の間には、大学時代のあれやこれやで、共有するものが多い、という設定があります。
しかし、詳しく考えれば考えるほど、本編との乖離が激しく、作者の一人のみこみになりがちで、途中で考えるのを放棄しました。
だって、真布由は脇役なんだもの。
一人ではなかなか動かない秋田を真布由が。
一人ではなかなか本音を吐かない桜子を令華が。
それぞれリトマス氏になって、動かし、吐かせています。
シナリオ教本では当たり前の技法みたいなんだけれども、小説となると出てくる登場人物に必然性がないと、不自然で困る。
というわけで、真布由=真冬。温井令華=あったかい冷夏。という名を背負っていただきましたよ?
お粗末;;
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
企画から拝読しました。柔らかい雰囲気のある物語ですね。
<「そんなことはないでしょう。過去はあなたをいじめたり、排斥などしません。あなたは自分を責めたりなどせず、生きた人間を大切にしなさい」
葉太のメッセージが心に響いてきて、とても印象に残りますね。
最後の「あの日と同じ、白い太陽が笑う――。」という文章も素敵な終わり方だと感じました。
作者からの返信
泡沫 希生さま、コメントをありがとうございます!
フレーズ評価をありがとうございます。
くみ取ってくださった文面から、
泡沫さんの中でどのような物語になっているのかがわかり、とってもうれしいです。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
編集済
ゆあんさんの企画からまいりました。
全体的に、やわらかい感じの印象を受けました。あとはキャラ愛でしょうか。おもしろかったです。
度々、誰のセリフかよくわからない事があり、なんでかな、と考えてみました。位置関係の整理というか、動作というか、そういう描写があると良いのではないでしょうか。
私の場合は、カメラで撮影しているような気持ちになって、さきほどの状態からどう移動してますよー。今映ってるのはこの人ですよーという描写を入れるようにしています。入れ過ぎるとくどくなるので、匙加減が難しいのですけど。
作者からの返信
吉岡梅さま、コメントをありがとうございます!
うん、それどのシーン?
シナリオ形式で書くと解消されるかとも思ったことがあるんですけれども、どこが不十分だったかな。
指摘はウェルカムです!
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
>うなだれて、背を丸めている秋田のえり足に、白い花びらが舞った。
なんとなくそれを見つめながら、桜子は秋田の肩口にとどまった、その一枚に手を伸ばす。何歳も年上のはずの秋田の背中が、うんと小さく、遠くに見えた。
他の方も書いていますが、ここ、素晴らしかったです。
「えり足に、白い花びら」だけで十分美しいのですけれど、「背を丸めている」「肩口にとどまった」「何歳も年上のはずの秋田の背中が、うんと小さく、遠くに見えた。」など、印象的な表現を見事にまとめていると思いました。
>過去は過去だと思うことです。過ぎたことは過ぎたこと――亡くなった方はもちろん残念でしたが――あなたを傷つけたりはしないのです。責めたりしないものです
明確なメッセージ、いいですね。
物語りが進むにつれ読みやすさが増した印象です。
ごく短時間で書き上げたとのことで、最初の部分が堅く感じられるのはそのせいもあるでしょうか。
作者からの返信
オレンジ11さま、コメントをありがとうございます。
数々のフレーズ評価をありがとう存じます。
一生懸命に生きている人が大好きなので、心の中で桜子に優しくしてあげたいと思いながら書きました。
桜子の、センシティブな内面をもっともっと、書きたいと思いつつ……。
最初の部分は不評なので、次の参加作品でばん回しようと思いました。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
編集済
思わぬ重い展開に驚きを禁じ得ません。桜子に言い聞かせた葉太のセリフは心に染みますね。
時期ネタにかけた物語、面白く読ませて頂きました。
先に述べたように、展開の早さを整理して読みやすくすると、もっともっと面白くなると思います。
ありがとうございました。
追記
私は水木レナ様のキャラを知らないので、そんな印象はないですよ(笑
文章の整理で読みやすくする事もですが、例えば温井令華は脇役なのに、最後の方で僅かに絡む程度で物語には関係ありません。物語に関係ない人物の登場はあまり枠を割くべきではないと思うのです。読み終えた後に、あのキャラは何のために?となりかねません。登場させるのなら、思い切り物語に絡めてやるくらいの意気込みが必要です。温井令華の最後の慰めにもキャラのブレを感じましたし。
ただ、水木レナ様はもの凄く早くにこの作品を書かれていたので、それがある意味デメリットになってしまったのかもしれません。
物語中盤から後半にかけての展開と、葉太と桜子の関係性。それと前半部分がちぐはぐになっているんですね。展開が絞りきれなかった。そう感じました。
書き上げるのが早すぎた。それだけが理由かもしれません。驚きましたけどね。
作者からの返信
えーきち様、コメントをありがとうございます!
おどろかれてしまった!?!
そそれはなに? わたくしのキャラでそれはないという印象が、前段階であったということでしょうか?
>もっともっと面白く
んー。
んー……。
やはり、前半で難があるのか……。
どうしようかな。
いい案が出てこないぞ……。
困ってます。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
繊細な描写や印象的なセリフがいいですね。
「過ぎたことは過ぎたこと――亡くなった方はもちろん残念でしたが――あなたを傷つけたりはしないのです。責めたりしないものです」
この辺りとか。
企画に則って私の気が付いた点は以下の通りです。
一方で主な登場人物の人数と性格付けの濃さが情報過多になっている印象でした。
お嬢様学校という特殊な環境なので、秋田が一風変わった人物であるせいで焦点がぼやける感じです。
真布由と令華の行動がメインストーリーにもうちょっと絡まないとわざわざ時数を割いて描写してまで登場してきた理由が掴みにくいです。
作者からの返信
新巻へもんさま、コメントをありがとうございます!
フレーズ評価をありがとうございます。
テーマをセリフにしてしまうのは野暮なんですが、今回仕方がありませんでした。
「秋田が桜子に言葉を贈る」というあらすじですので。
登場人物は多かったかもしれませんが、性格付けの濃さはさほどでもない、と判断しております。
秋田が創りこみすぎ(というか非現実的)で、焦点がぼやけがちだったのは認めます。
確かに真布由と令華はご都合的な絡み方をしていましたね。
ご指摘ありがとうございます。
そして。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
>そんな秋田のそばで白く輝く太陽の下、
>あの日と同じ、白い太陽が笑う――。
この表現、良いですね。桜子が希望を取り戻した日から卒業式の日まで、ずっと同じ心持ちでいられたことが、良く表れていると思います。
会話はリズミカルで良いですが、全体の情報量が少なめの印象です。時折状況が掴めず、特に最後、真布由と令華が乱入してきたところは、地の文が欲しかったなと思います。
それから、葉太先生の口調に統一性がないな、と思います。教師の立場のときは敬語なのかもしれませんが、素に戻ったときの切り替え時が分かりにくかったです。
作者からの返信
森陰五十鈴さま、コメントをありがとうございます!
フレーズ評価をありがとうございます!
情報量か。状況。最後、真布由と令華が乱入してきたところ。
地の文、入れてみましょうか。
桜子が蚊帳の外になると思いますけれど、どうしようかな。
秋田が素に戻ったときなんかあったっけか……冷静になって読み直してみますね。
ご指摘、重ねてお礼申し上げます。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
おお~。この最終話もとってもいいです。ここぞと珠玉の描写が盛りだくさん。
それだけに冒頭の読みにくさを残念に感じます。
にしても時事ネタを絡めるとか、こういうの、私も最近意識してはいるのですけど、なかなか。
メッセージ性があって良かったです。
令華と仲良くなるオチも鉄板で(笑)
作者からの返信
奈月沙耶さま、コメントをありがとうございます!
冒頭は10行くらい削った方がいいかもしんないな。
で、改めて終わりまで読んでから書き始めるの。
読みにくいのはなぜなんだろうな、走り出す前の助走に入り、パーンとスタートするための「用意」の形なんだけれども。
とっつきやすくと意識してるんで、ほんとにわからない。
文章硬くても読みやすい文体ってあるし、WEB小説独自の作法とかあるのかもしれないんだけれども、シナリオ形式やめた方がいいのかな。
描写をこれでもかって盛り込んで、なぜ型で入った方が平和でいいのかしら。
内容を考えたら、張り手でいく意味わかんないし。
なに気負ってたんだろうなあ。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
改めて、自主企画への参加、ありがとうございました。
今や新型コロナウイルスは猛威を振るい、今まで当たり前にあった毎日が様変わりしています。その死者数の多さのあまり、こうして亡くなられた人によって価値観までもが変えられてしまった、そういう人生にフォーカスが当たりにくくなっています。
その点、本作では過去への向き合い方を諭しており、希望が見えたのが大変良かったです。
表現についても最終話が一番ぐっとくるものが多かったと感じておりまして、
▶うなだれて、背を丸めている秋田のえり足に、白い花びらが舞った。
などは、私には書けないワンシーンだと思います。とても寂しいけれど優しさにあふれています。
また、
▶過去はあなたをいじめたり、排斥などしません
▶生きた人間を傷つけるのは生きたものだけです
本作の重要なテーマだと思いますし、強いメッセージ性を感じます。同じく過去に想いがある人間だからこそ、生徒に伝えられたという部分が素晴らしいと想いました。
欲を言えば、この部分がもっとフォーカスされるように、読者の印象に残るというか、読者の心を突き刺しにいく体裁だと良いと思います。
残念な所としては、令華が桜子に積極的に絡みに行く動機が少し欲しかったですね。冒頭に登場しているため、印象深いキャラクターだったので。
柔らかさと優しさ、繊細な感性がにじみ出た、素敵な作品でした。
ご参加、ありがとうございました。
作者からの返信
ゆあん様、コメントをありがとうございます!
テーマをくみとってくださり、本当にうれしいです。
創作の段階で、書く前に胸に兆した想いをかみしめ、それをキャラクターたちに対話してもらうことで本作は生まれました。
キャラクターの立場、秘めているであろうこと、それぞれに考えました。
が、本編にはあまり出てきてはいないようです。
読んでくださった方にもそれぞれ、あれやこれやと思い煩わせてしまったきらいもあります。
読んでいけば自分にはわかるように書いてはいるんだけれども、読ませる力が今一つだったのかもしれません。
ゆあん様がおっしゃる「読者の心を突き刺しにいく体裁」というお言葉は、「刺さるように」書かねばいけないよ、というように受け取りました。
読ませる文章が書きたいです。
残念なキャラの令華は……脇役だからあまり裏付け調査をしてませんでした。
こういうキャラなのよ! で押し通そうとしました。
すみません。
お褒めの言葉、かみしめております。
がんばって、よかった……。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
こんにちは。いいの すけこです。
『筆致は物語を越えるか』は、皆が同じあらすじで書くものですから、それぞれどんな個性が出ているかも見所だと思いますが。水木さまの作品はキャラクターの個性が際立ってますね。
キャラといい学園の独特な空気といい、現代モノなのにちょっと違う世界を垣間見てるような、不思議な雰囲気でした。
拙作の方にも、レビューありがとうございました。嬉しかったです!(コメント欄についでのように書き加えてすみません)
作者からの返信
いいの すけこ様、コメントをありがとうございます!
お褒めの言葉をくださり、本当にうれしく思います。
いいのさんの作品は上品で味わいがあり、もう言葉が出てこなくなるほどでした。
むりやり頭を絞ってレビューしたのだけれど、つたなかったかしら。
もっといい文章が書けるようになったら、改めさせていただきたいと思います。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
>春先に秋田の元恋人が亡くなった。
彼をよく、かわいいといってはからかって、コロコロとよく笑う彼女だった――もう過去形。
そんなことがあったのですね? そりゃあ、さめざめと泣きますわ〜。
>「その時を大事に生きるのに、重要なことが一つあります」
「重要なこと……」
「はい。過去は過去だと思うことです。過ぎたことは過ぎたこと――亡くなった方はもちろん残念でしたが――あなたを傷つけたりはしないのです。責めたりしないものです」
素晴らしい言葉を贈りましたね☆
サボったり、泣いたりと、葉太先生大丈夫かなと思ったけれど、キメるところはしっかりと決めました🌠
作者からの返信
魔女っ子★ゆきちゃん様、コメントをありがとうございます!
え? さめざめでも可? ちょっとバカっぽく見えるかなと思ったのですけれども。
>キメるところはしっかりと……
ぃよし! (小さくガッツ)
キメたぞぉ~~先生、見てますかあ~~(調子に乗る)
あ、ども徹夜明けでテンションがおかしくて。
すいません💦
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします!
キャラクターの強さがあって、いきいきと個性があって、台詞回しにギラリと光る良さがあるのはそういうところにあるのかな、と思います。僕も令華ちゃん好きですねー。
反面、状況描写を台詞回しでぜんぶこなしてしまう箇所があって、そのシーンを頭のなかで組み立てるのに苦労をしました。三人以上の会話だと、誰の台詞なのか分かりづらいことがあったり。地の文を混ぜすぎるといい意味での「軽さ」が削がれてしまうので、難しいところなのですが。
最後、令華ちゃんに引っ張られて、来た道を戻って桜を見に行くというのがとても良かったです。うまくいえないんですが、なんかほっこりしました。仲良くなってほしいふたりです。
作者からの返信
あかいかわ様、コメントをありがとうございます!
あちゃ、その部分は直そうと思って、間をおいたらわからなくなってしまった箇所ですね。
令華の「桜子」にかまう動機をかいた方が良いかなと、今思っています。
>状況描写を台詞回しでぜんぶこなしてしまう箇所があって、そのシーンを頭のなかで組み立てるのに苦労をしました。
うまい指摘の仕方をしてくださるので、あ、あそこだ、と気づくことができました。
今、モチベがあがらないので改稿はいつになるのかわかりませんが、こうしてお読みくださる方があるのだから、見捨てずに磨いてやろうと思います。
大切なお時間を割いていただき、感謝いたします。