勝手

"僕ね、時々思うんだ。誰も僕にかまってくれるな!ってね。話しかけてくれるな!無視してくれ!僕をほうっておいてくれ!ってね"

"ははーん。とどのつまり、貴方はとんでもない"かまってちゃん"なわけね?"

"めんどうくさいんだよ、もう。なにもかもすべて。"


"…あなたはどうしたいの?"


"…もう、疲れたんだ。"



ボクが世界をどう見てようと…

そんなもの僕の勝手だろ

ボクがそれを何色に見ていようと

そんなものボクの勝手だ

全くボクはボクの世界を見ている

全くボクはボクの世界を生きている



ずいぶん間をあけて、ポッカリーネが言いました。

"…確かに勝手かもしれないわね。人間ってのは。"

自虐気味に笑います。

"勝手上等、よ。あなたに構おうが、構うまいが、私の勝手よ!"

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