「死に溺れ、生に逝く」
死に溺れ、生に逝く
「自分の涙に酔っているのか」
そうして悪の資質の上に偽善の涙を流し、お前は仏にでもなったつもりなのか
その涙、その笑顔全て嘘、偽りであり、お前の本当の表情は完全な無である
万人を愛し、全事象を受け入れ、お前は何も愛しちゃいない
ルシュファンは自分の書いた詩をときどきハルホスに見せてくれました。
旅の情景を綴ったものもあれば、ハルホスにはまだ分からない心情を綴ったものもありました。
どれも力強い言葉です。
ハルホスはときどき生きていることが怖くなることがありました。
"ヒィッ!こわい!こわいよ僕。生きていることが、とってもこわい。"
"じゃあ死ねば?"
"…それは、もっと、こわい"
"なんの為に僕らは生きているんだろう"
"…光るため?"
"光る?"
"えっと…輝く、そう輝くためよ!私たちはみんな、キラキラ輝くために生きているのよ!!"
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