それから
それからハルホスは、旅に出ることにしました。
ルシュファンの見た景色を知りたかったのです。
"ここの夕陽はいっとうに綺麗だけれど、夕陽はここでなくたって見れる。それに、あの夕陽が触れるようなところまで僕は行ってみたいんだ。
信じていれば叶うってことを、ポッカリーネを証明したい。ポッカリーネを信じたいんだ。"
強くなろう、そう心に決めました。
荷物は大してありませんでした。
ただ、心にポッカリーネと見たこの夕陽を刻み込みました。
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