応援コメント

ソメイヨシノって不思議な生物だと思わない?」への応援コメント

  • やっときました、ふづきさんのところへ。ゆっくり読みになりますがご容赦を。

    圧巻して見上げる素晴らしい文体ですよね。語彙も多くて、文学というのがふさわしい。自分が文章書いててごめんなさいという気持ちになります。
    精緻です。

    作者からの返信

    わああ、蜜柑桜さん、いらっしゃいませ!(先を越されてしまったぁ!)

    いやいや、まだ拝読しに行っていませんが、きらりや兄妹ファンタジーを思えば蜜柑桜さんの短編への期待値は高まるばかり……。何が「ごめんなさい」なのやら!

    私も基本的にゆっくり読み&のろのろ感想なのです。
    のんびりやりましょう(*´ω`)


  • 編集済

    企画から参りました。

    写実的な描写と独特の比喩表現がいい具合に世界観を作ってると思います。
    最後のセリフもズキュンと来ますね。

    ご指摘なんですが、とりあえずお二つ。

    みなさま気になってるらしい『些末な問題児』。
    私も気になったんですけど、おそらく単語の問題よりは文章中のリズム感が悪いのかな、と愚考しました。
    私だったら、

    目下のところ最大の問題児だった。この些末な問題児は――

    とするかな、と思います。
    ワンクッション置くことで違和感が薄らぐ気がします。
    気が、するような、感じがします……。気のせいかもしれませんが。


    そして、すみません。これは非常にマニアックな突っ込みなので捨て置いて頂いても構わないんですが、『蝸牛が身震いする』。
    人間の耳の構造では、振動によって音を伝えるのは鼓膜から耳小骨までの中耳の役割であって、蝸牛は音の振動を電気信号に変換する感音系の器官です。
    確かに言葉としてのインパクトは蝸牛のほうが強いんですけど、震えるのは鼓膜とツチ骨アブミ骨キヌタ骨です。
    『身震いする』という慣用句を使うのであればなおさら、いわばただのアンプが内面的な描写の主語になっていることに違和感があります。

    ただ!
    ホントすみません。自分で書いててもマニアックすぎてちょっと気持ち悪いです。
    もしよっぽど言葉の整合性を追求するお気持ちがあれば参考になさってください(勿論私の考えが的外れである可能性も込みで)。

    続きも楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

    lagerさま、お返事遅くなってしまい申し訳ありません。
    最後のセリフを言われたら、話しかけたことを後悔しますよね。ちょっとクラスに馴染んでないだけかと思いきや……。

    些細なようで些細じゃない問題児問題……!皆さん、魅力的な案を次々と出して下さいますね!
    確かにたった二音入るだけで滑らかになるかもしれません。ありがとうございます、検討してみます!

    そしてカタツムリ君ですね。一応大学で生物学を専攻した身なので、その辺のマニアックさはフォローできます(むしろアンプが何か解らない人です (;''∀''))。
    確か、耳小骨で増幅した振動を蝸牛管内のリンパ液に伝えて、その振動の刺激が電気信号に変換されるんだったような……。言われてみれば確かに蝸牛そのものは振動しませんね!でも中身が揺れているからまあいいか、な?
    内面を示す文の主語がカタツムリになってしまいますが、ご愛敬ということでお願いします。

    丁寧なご指摘ありがとうございました。

  • 描写のシャワーが心地いいです。
    まさに物語を読んでる気分。

    他の方も書いてますが「些細な問題児」は私も引っ掛かりました。
    「些細な問題」はしっくりくるのに日本語って面白いですね。端的な形容詞が思いつかないなあ。意図は分かるんですけどね。

    いっそのこと比喩でどうでしょう?
    「喉に刺さった小骨のような問題児」とか。うーん。違うな

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    日本語ってムツカシイですね……!一語一音が加わっただけだと言うのに、賛否両論の巷に(大袈裟)……!

    比喩か……。ここで葉桜に関係した比喩がパッと出れば、すごくカッコイイのですが!
    む、難しいですね( ゚д゚)


  • 編集済

    桜子と偶然会って口を利くまでが、たいくつです。
    描写がすばらしいのは理解できます。
    けど、必然性がないように思います。
    少し写実的なだけじゃないですか?
    スケッチを見せられても「ああうん。景色だね」ってなりますよ。わたくしもそういう絵を描いてきたから。
    父親や先生にビシバシ鞭打たれました。
    まあ、それだけ才能に見込みアリと思われていたんでしょうけれども。

    *ラストから戻ってまいりました。
    なんだか、生意気なこと言ってるね。
    作者様は気にしなくてよろしい。
    ただ、描写の多さのせいで時間が制止していて、キャラが動いていないのが不満なだけだから。
    ガキなのよ、わたくし。
    動いてるものを、追いかけたいの。

    作者からの返信

    水木レナさま
    各話へのコメント、ありがとうございます!素晴らしいレビューまで頂き、恐縮しきりです。
    全部読ませていただいているのですけれども、とりあえず一つずつ返信させていただきます。

    小説の楽しみ方は人それぞれ千差万別ですが、「他者の感性を取り込む」というのもその一つだと思うのです。水木さまと私とが同じ景色を写実的に描写したとして、恐らく同じ文章にはならないでしょう。自分と異なる着眼点に感心したり、似た観点に同調したり……。そうした文章に触れた後は、日常の着眼点が少し変わります。

    勿論、描写をバサッと切り捨てて展開のみで魅せる小説も面白く読ませていただきますけどね!
    キャラクターが魅力的だと、それだけでぐいぐい行けますしねぇ(*´ω`)


  • 編集済

    ハァ……心地よき(笑
    私はゆうすけさんが指摘したところは逆に表現が凄いなと思って読みましたよ。特に些細な問題児。このアンバランスさよ。問題児は問題児なのですが、やってることは校則違反や法律違反ではないですからね。凄い!

    私が気になった箇所もふづき様的には拘りがあるのかもしれませんが参考までにお聞き下さい。
    葉太のセリフ、物の言い方で『ご入学』という言葉に違和感を覚えました。間違ってはいないんですけどね。その後の流れからだと『入学』でいいかなぁと思ったので。
    あと、桜子の真意がまだ見えてこないので何とも言えないのですが、『丁寧に拒絶したらしい』の言葉が引っかかりました。
    後に出てきた葉太を拒絶するシーンはいいと思います。
    拒絶は受け付けない事ですよね?
    拒否は断ること。
    「私はひとりが好きなので、今後も誘って頂かなくて結構です」と、ぶった切りを丁寧に言ったのでしたこの表記でいいと思いますが、丁寧に断ったのなら表記を変えたほうがいいかなと思いました。

    作者からの返信

    えーきち様、読みに来てくださってありがとうございます!
    何にも問題を起こしていないけど地味に周りを困らせている問題児。それが桜子さんです!誰が見ても「これだ!」と思う言葉が見つかると良いんですけどね…。語彙力補填中です…。

    ご指摘もありがとうございます。すごく参考になります!
    ご入学の「ご」って、結構気になるポイントですよね……。この言葉に「ご」付けていいの?みたいな……。日本語って難しいです。うぅん、抜くか抜かないか……(悩)
    「丁寧な拒絶」については、まさにぶった切りを丁寧に…という奴です。あまり意識的に使った表現ではないので、ご指摘いただいてよかったです。

    丁寧に読んでくださって、ありがとうございました。

  • お、ふづきさんの葉桜、待ってました!
    相変わらずの豊かな筆致、描写が美しいですね。

    ところで。
    >耳孔の奥の蝸牛が身震いする
    これ、二重言葉じゃありません?蝸牛は耳孔にしかありませんよね?ふつうは。「蝸牛が身震いする」か「耳孔の奥が震える」でいいのではないでしょうか。(耳孔が身震い、ってのもなんか変です)


    もう一カ所。
    >些細な問題児は葉太の思考の大部分を占め
    葉太が桜子を気にする様子が一言でずばっと言い表されていて素晴らしいキレ味のセンテンスだと思いますが、「問題児」にかかる形容詞が「些細な」なのは少し違和感あります。些末な?うーん。違うな。それほど問題を起こしているわけではないが、クラス全体から見ると異物感がある、という状況を言いたいのですよね。微細な?違うな。すみません。俺の描写力ではこれで限界です。

    すみません。あともう一カ所。
    葉太の昔の同級生を「彼女」と呼んでいますので、桜子を彼女で代名するとどちらのことを言っているのか分からなくなりますね。面倒でも桜子は全部桜子と称するか昔の同級生を「あの子」などと呼称する必要があるかな、と。

    いずれも何かの伏線だったりしたら申し訳ありません。
    続き読んでみます。

    作者からの返信

    ゆうすけさん、素早い反応ありがとうございます!そしてご指摘もありがとうございます。

    >耳孔の奥の蝸牛
     蝸牛を「蝸牛管の収まっている空洞」と解釈すると間違いなく二重言葉なんですけど、蝸牛=カタツムリ、「耳孔の奥の蝸牛」=蝸牛管というつもりで書いていました…。カタツムリ、と仮名を振ればややこしくならなかったんですけどね…汗 カタツムリだと生っぽいかなあ、とか思ってしまって。うん、カタツムリにしましょう。

    >些細な問題児
     「異物感」…!正にそれを示したいのですが、言葉って難しいですね! 結局、直後に出てくる「深刻」と対になる言葉をはめ込んで「些細」にしてしまったのですが…妥協が見破られてしまいましたか。むむ、流石です! もう少し頭を捻ってみますか…。ぷしゅぅ。

    >「彼女」だらけ問題
     確かにこれには煩わされました。自分で読むとどちらのことか解ってしまうのが問題をますます混迷させますよね…。
     いっそ桜子と彼女が混ざってしまえばいいのよ!なんて言ってみたりして。