「メッセージ性のある作品」企画への応募ありがとうございました。
情景描写がとても豊かな作品ですね。特に『夢見草』の辺りは夜桜の情景が鮮明に浮かび上がってくるようでした。
桜の花が咲くのはほんの一瞬のこと。だからこそその一瞬を咲き誇りたい。人生も同じように、一時でもやりたいことをやり切れれば、夢が散ったとしても後悔せずに生きられる。そんなメッセージを感じ取りました。
印象深い作品をありがとうございました。
作者からの返信
コメントおよび評価をありがとうございました。
お褒めいただきありがとうございます。
青春時代を過ぎ去ってみると、誰もが思い悩む夢や将来についていろいろと見えてくるものです。
企画のレギュレーションに沿ったものですが、今の若い人たちに、現在を将来の生活のためだけに消費することはないと、そう知ってほしくてこの小説を書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
泡沫の季節を想い起こしました。
心を、ほっこりとさせてくれる作品ですね。
勉学に勤しんだ科目とは、全く違う道に進むヒトは、結構にいます。
本当に自分に合った『 道 』は、社会に出て、初めて見つけるものなのではないでしょうか。
初めまして。
ご挨拶が遅れました。 夏川 俊と申します。
稚拙な論評に応援・フォロー頂きまして、ありがとうございました。
これも、何かの縁。
これからも、宜しければお付き合い下さいね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私自身専攻と現在の職業があまり結びつかない人生を歩んでいます。
将来のために大学に入る現代ですが、どうせなるようになるのだから、そんなこと関係なしに好きなことを勉強すれば良いのだと、今になって思うようになりました。
拙作を読んでもらえるかは分かりませんが、これから『道』を決める子どもたちにも、少しでも伝わればと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
1話目の描写が凄く好きです。情景や人物や状況の描写が重なり合っていて、すっと物語に入っていけて、凄いです。
2話以降も丁寧でいいなあと思うのですが、1話の温度とちょっと違う印象を受けました。バランス的に「なぜならこうだから」という、描写というより説明の意味合いが大きい部分が増えたからかもしれません。結果、少しだけ登場人物や物語との間に距離ができたような寂しさを感じました。
ともあれ、とても素敵なお話に書きっぷり、堪能させていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
コメント及び評価をありがとうございます。
なるほど確かにな、とピンと来るところがありました。
的確な(と筆者がいうのが正しいのか分かりませんが)ご指摘をありがとうございます。
お読みいただきありがとうございました。
読了しました。
淡い緑色のレターセットに葉桜を感じます。大団円ではあるものの、以外とあっさり写真や研究から離れてしまうのだなぁと、寂しくも思ったり。
それが現実なんだよと言われれば、そうなのですが。
筆致企画という企画に見事合致した物語だったと思います。本当に文章が素敵でした。面白かったです。
作者からの返信
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また、評価いただいたことも重ねて御礼申し上げます。
現実、意外に夢は叶え続けられないものですね。特に、就職に条件があったりすると尚更やりたいことだけをやるというのは難しいです。言及はしていませんが、透子の場合はこれを想定していました。
桜子は、はじめから写真家になるつもりがなかったというのもあります。心変わりしなかったのかな、とも思いますが。
職に就くことばかりが夢を叶える全てではない、と読者の方々に思えてもらえたらなと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました、
素敵な物語でした。メッセージ性もあって、プロットを使いながら自分の作品に仕上げているなと感じました。描写も丁寧で、桜の使い方も印象的でした。
冒頭はいったいどんな修羅場が始まるのか、生徒に八つ当たりするのかと、ドキドキしましたが、結果いい先生でしたね!
作者からの返信
コメント、及び評価をありがとうございます。
桜を如何にして引き立てるか。ここは相当悩みました。結果、桜の異名に救われた次第です。
昔の方々は本当に趣深い。
八つ当たり……昔の激しさを思うと、確かにあり得なくもないですね。
三年という月日が、成長をもたらしたということでしょう。
受験生にも、そうでない生徒にも、真摯にアドバイスできるそんな教師になれると良いですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
元サヤパターンですね。
男女のすれ違いからのリカバリー。
皆がみな少しづつ未熟で、少しづつ成長して、見事に花を咲かせました。
華やかな時が終わって日常である葉桜の時期を迎える。
プロットに沿いながら直球勝負の成長物語。お見事でした。
人生、一度は激しく燃えた方がその後は落ち着くのかもしれませんね。
作者からの返信
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
また、評価もありがとうございます。
直球……そうですね、捻りは全くなかった。
ちょっとは遊んでも良かったかも、と書き終わった頃に思いました。
これはこれで満足はしているのですけれどね。
夢の叶え方は人それぞれ、なにも職業にすることが全てではないと思います。
一度やりたいことを思いっきりやってみる。
未練たらたらで過ごすより、こちらの方がきっと有意義です。
かつては透子のことを怒ることしかできなかった葉太ですけど、桜子のやりたいことを分かってあげて励ましたのには、成長を感じました。
世界を見てきた桜子は普通の学生に戻って、透子が就職したのは小さな家電メーカーでしたけど、それでもいいのです。
職に活かす事だけが全てじゃありません。回り道をしながらやりたいことをやっていってこそ、人生は楽しいのだって思います。
葉太と透子、仲直りできて、一緒になって。
この二人も回り道しましたけど、笑ってしまういられるのなら、幸せだと言うことですね。
素晴らしい物語を、ありがとうございました(*´▽`)
作者からの返信
>職に活かす事が全てでは~
本当にその通りですね。昔はこれが分かりませんでした。
読んでいただいた方には、少しでもそれが伝われば良いと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
編集済
とてもよい読後感の物語でした。緻密な文章構成と語彙、どれをとっても素晴らしい。まるで本当に、国語の先生が書いたお話しみたいに感じます。
夢見草は知りませんでした。なるほど、と思いますね、盛りを過ぎたら見向きもされない、春に夢を見るのは桜の方って、ほんとだなぁと思いました。
この桜の使い方が素晴らしい。一瞬だけ、という儚さというか、若い頃、つまり花盛りの大切な日々は一瞬で、それをどう使うかってところが素晴らしいと思いました。
指摘は苦手なのですが、この企画の趣旨ですのでひとつだけ。
葉太が透子に対して「裏切り者」と言ったところです。優しい葉太がそんな言葉遣いをしたのにはきっと、どうしても許せないところがあったからだと思うのですが、ちょっとだけ強い言葉だな、と思ったくらいでしょうか。私が感じただけですので、「そう感じる人もいた」くらいにとっていただければ幸いです。
素晴らしい物語、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、レビューもいただきありがとうございました。
夢見草、夢繋がりで突発的に出てきました。
結果的に桜をうまく引き立てられたかなと思います。
「裏切り者」は、冒頭でのインパクトを出すために使ったのですが……なるほど、確かに葉太の人間性と一致していない部分はあるかもしれませんね。
また見直してみたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
まさかの元カノとの復縁とは。
一度は袂を分かったふたりが、歳月を経て元の鞘に収まるとは。
途中でふたつに別れた川の流れは、下流で繋がっていたようですね♡
この企画参加者はみんなそうなのですが、ご多分に漏れず文章が素晴らしいですね。
素晴らしい物語をありがとうございました☆
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、レビューもいただきありがとうございました。
なにやら過分なお言葉をいただいたような気もしますが、評価していただけるのはとても嬉しいことです。
復縁しました。
互いに過去の過ちを認めることができたなら、こんなこともあってもいいかな、と。
ここまでお読みいただいたこと、御礼申し上げます。
詩はむずかしいから、葉太さん尊敬します。
掘り下げ方が最高うまし!
一時は本気で葉太くん嫌いになったし、透子さんは葉太くんにはもったいないとも思うけど。
ハッピーエンドってところがいいなあ。
作者からの返信
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
レビューまでいただいてしまい、重ねてお礼申し上げます。
カッコよくない、というかむしろ情けない私の葉太くん。嫌いにまでなられたというのに、最後までお話を読んでくださったこと、大変うれしく思います。
ありがとうございました。
とても読みごたえありました。漫画でなく、小説の良さを味わえました。深みもあって、自分の夢のこととかも思い出したり。先生という企画にもピッタリ合っていて。若い頃、その時だからこそ出来るってことなんかをいろいろ思い出しました。これから夢に向かう時、きっかけをくれたり応援してくれる人の存在って、めっちゃ大事なんですよね
作者からの返信
コメントおよび評価をありがとうございます。
>小説の良さを味わえました。
物書きとしては非常に嬉しい言葉です。ありがとうございます。
夢を追うには、相当なエネルギーが必要になりますよね。決して一人では賄えない。だからこそ、夢を応援してくれる人の存在は心強く思えますよね。
そして、この小説が、夢を追う人の一助となれば良いなと思ったりしています。
お読みいただきありがとうございました。