公園の描写が、これでもか! と言わんばかり詳細ですごいです。なんか、これぞ! ザ・公園☆ って感じ? 今でもそのような公園ってあるんでしょうかねえ?
ゆあん様のあらすじでは、『桜』及び『葉桜』が見頃ということだったので、もっと大人向けの公園をイメージした方が多かったんじゃないかな?
子供向けの遊具満載の公園って、近年はあまり見かけませんね。
物語の展開も巧みですね。
教室内での面談時は、何も話さなかった桜子ちゃん。極度の人見知りなのかと思わせておいて。
>「わたし、世界を回って、いろんな場所の写真を撮りに行きたいんです!」
ときた。そりゃ〜、面談で先生には話せんわな、こんな夢。
とゆわけで、摑みはバッチリな感じです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
公園、私も当初は散策向けのものかな、と思ったのですが、近所の身近にある公園といったらやはり子供向けの公園かな、と思い採用しました。
小学校のときに遊んだ公園と、親戚の家の近くにある公園を参考にしたのが、本作の公園。
子供向けの公園、今はあまりないのでしょうかね? 私、今切実に近所に欲しいのですけれども……。
お読みいただき、ありがとうございました。
こんばんは。応援をたどってきました。
>日本人形にブレザーを羽織らせたような彼女
いいですね、ぱっとイメージが浮かびます。
そしてここもとても良いと思いました。
>葉太は空を仰ぎ見た。星空の半分を覆い隠すのは、桜の枝。散り残った花弁が五割ほど。残された赤い萼が三割で新緑の葉桜が二割といったところか。花の盛りを終えた桜の木は、三色入り混じって、お世辞にも綺麗とは言えなかった。
重層的で、色彩が鮮やかです。でも「お世辞にも綺麗とは言えなかった。」なのですよね。いい意味で予想を裏切られました。
特に「残された赤い萼が三割」。
自宅の前に桜があるのですが、散り始めた頃に萼の赤さが目立っているなと思ったところでして、実に細かいところまで的確に描写しているなと感心しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
フレーズも評価していただいて、ありがとうございます。
私の周辺でも桜がまだ少し残っているところでして、執筆の参考に見てみると結構赤いなということに気付かされました。
桜も意外にいろんな色がありますよね。
お読みいただき、ありがとうございました。
アクティブになりたくて、悩んでいたのでしょうか。
夢のために悩む! 青春ならでは!
いいぞいいぞ。
桜子応援しちゃうぞー!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
夢のために悩むのなんて、それこそこのくらいの年齢でしかできませんものね。
これぞ青春です。
お読みいただき、ありがとうございました。
編集済
はじめまして、企画から来ました。
とにかく筆致が素晴らしいです。私なんかよりもずっと描写が上手い!
皆様がおっしゃっている公園の描写もですが『ここのところ、やたらと天気が良い。』からの色を対比させた描写が私は好きです。
指摘になるかどうかわかりませんが『花の時期はとうに終わった。』の『とうに』ですが、これはずっと前にと言った意味ですよね?
桜の花弁がまだ半分残っている段階でずっと前にと言うのはちょっと違うかなと思ったのですが、時間の感覚は人それぞれなので、森陰五十鈴様がこれで問題ないのでしたら大丈夫だと思います。
あと、『足の爪先』ですが、爪先は足の先の事なので『足の』はいらないと思います。
この先も読み進めさせて頂きますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
とうに……私が桜を観察したところによると、「花が5割、葉が2割~」となっていたのは、満開から一週間ほど経過した頃のことです。一週間の時間感覚って皆さんどんな感じなのでしょうね。
「爪先」は修正しました。