第11話
ジンタが止まりに来て早1カ月、僕たちの中で異変が起きていた。
「この問題さっき解いたぞ、もう問題集が簡単に見えるぜ」
「僕もこの問題集はマスターしたから次に進んでもいいと思うよ」
僕とジンタはもうこの問題集は簡単だから次のが欲しいと思って今からもっと難しい奴を商店街の本屋さんで買うために家を出たところだった。
僕たちは冒険者になるためにひたすらにこの1カ月を勉強づけにしてきた。
そのせいか少し頭が良くなったような気がする。
問題集をクリアしたときの達成感は最高だと感じられる快感があるがそこまで達せられたのはあの豚がいたからだろう。
僕たちはいつの間にか勉強というものが苦ではなくなっていた。
それからポップはこちらの面倒を見るようになったけどあまりにスパルタすぎて僕たちが勉強をするのが当たり前に改造されてしまったされてしまった。
たとえば、問題をむやみに間違えるとポッポからたんこぶができるような攻撃が飛んできたり。
勝手にハードスケジュールを立てて僕たちがそれに背くような動きをとるとお仕置きが飛んできた。そのせいか僕たちの脳が狂い始めて勉強がかなり好きになってきてしまった。
「汗がだらだらでて気持ち悪いぜ」
「確かに、今日は暑いもんね」
夏のシーズンに入っているため、太陽から肌が焼けるような光が降りそそぐ。
気温は30度を超えていて人が死んでもおかしくない。
僕たちはこんな熱い中やっとの思いで本屋さんについた。
店内はずらっと本が並んでいる。
僕たちはお目当ての問題集が売られている場所で何にしようか悩み始める。
1番難しいのに手を付けたいと僕たちは考えている。
「これにしようぜ、この本ならポップだって文句は言えないぜ」
「確かにこの難易度なら文句和言われないね」
僕たちは各教科の最難関の問題集を自らの分持ってレジに行く。
会計が終ると、店員さんが僕たち使う問題集を袋に入れてこちらに話しかけてきた。
「ずいぶんと頭よさそうになったじゃないか」
「本当ですか、この1カ月本当に地獄だったからね」
「そうだな、まぁー俺はもともと頭が良かったけどな!」
僕たちは少し話をした後急いで家に帰る。
家に帰ったら出かけていた理由を教えないとポップが怒っちゃうからね。
僕たちは汗だくにになりながら家に帰宅する。
リビングに入るとちょうど紅茶を飲んでいるポップと目が合う。
「お前たち朝から何しに出かけてたんだブヒ」
僕たちは急いで袋から問題集を取り出して本屋に行っていたんだと説明する。
ポップは問題集を見て何やら感心している様子だった。
「受験生としての自覚があるようで俺様は安心したブヒよ」
僕たちは急いで席について勉強を始める。
とにかく怒られたくない。
怒られるともれなく拳が付いてきてしまうから、そうならないために僕たちは必死に勉強する。
しかし問題が発生した。
僕たちが買った問題集が難しすぎてあまり進まない。
(これどうやって解くの!?)
(どうなってんだよ、こんなに難しいとは思わなかったぜ)
僕たちがわからなくて手を止めているのに気が付いたポップは紙に問題の解き方をわかりやすく解説を書いてくれる。
もともと魔王だったこともあり勉強ができるみたいで、基礎の基礎から徹底的に教えてくれる。
「これで解き方がわかったブヒよ、早く手を動かすブヒ」
ポップが解説を書いてくれた紙を僕たちはじっと眺める。
そしてこう説くのかと理解して問題に再度立ち向かっていく。
どんどんそれを今日は繰り返して問題たちをやっつけていった。
ずっとポップのねっとりとした視線にビビりながらだけど。
「えっ夏祭り出ていいの?」
「いいわよ、その日ぐらいは休みにしても大丈夫よ」
「そうだブヒ、遊んでくるブヒよ」
「やったぜ、明日は遊べるぜ!」
「やっと休日が来た」
「何言ってるブヒ、今も休日ブヒよ」
「ポップに縛られてる時点で休日じゃないよ!」
今日の分の勉強を切り上げてママが作ったカルボナーラを食べながら嬉しい知らせに僕とジンタはとても喜んだ。
明日商店街で開催される夏祭りに行く許可が下りた。
今まで地獄のような日々を過ごしてきた僕たちにとっては嬉しいことこの上ない。
多分ママは生き武器に行って来いって言っているから、完全にそうなるようにしなくちゃ。明日たくさん遊ぶために僕たちはご飯を食べて早めに寝る。
それから次の日の昼間になって僕たちは商店街のギルドに来ていた。
商店街のお祭りはもう少し後に行われる予定になっているけどギルドからも出し物をやるみたいでそれの手伝いに僕たちは駆り出された。
リサさんが朝うちに来てジンタと僕に手伝ってほしいとお願いしてきたからジンタはあまり乗り気ではなかったけど僕が気持ちよく受け入れた。
「ギルドの人の出し物って何やるんだろうな」
「わからないけど、飲み物を出すんじゃない?」
僕たちの目の前でギルドの大人たちが重そうな樽を運んでいるのを僕は指をさしながら言うがジンタは「なんだ酒かよ」と不貞腐れてしまった。
ジンタは「全く俺たちが関係ないことに付き合わされた」とメンチカツ屋さんから購入したお惣菜をがぶりと乱暴に口に運ぶ。
ちなみに僕たちが手伝ったのはテントを張る作業だった。
かなり大きなものでこの暑さと戦いながら張り付けたから結構疲れた。
確か今日の気温は35度を超えていたと思う。
「お手伝いありがとね!」
リサさんがこちらに手を振りながら走ってきた。
僕もそれに応じて手を振る。
相変わらずジンタは不機嫌になってしまっているため何もアクションを起こさない。
自分のお母さんが来たんだから手を振ったりすればいいのに。
「ごめんね疲れたでしょ」
「そんなことはないですよ、これからが本番じゃないですか」
「そうよね、ジンタも何か反応見してちょうだい」
「褒美とかないのか、そうしないとまるっきりタダ働きだぜ」
リサさんは財布を取り出してお祭りを堪能するには十分すぎるお金を僕とジンタに渡した。
もともとママからお金を渡されていたから返そうとしたけど依頼料だからと受け取ってもらえなかった。
一方のジンタは「こんなにたくさんもらっていいのか」とかなり驚いていた。
もっと安いものでよかったのにとジンタは口にするがそれを聞いてリサさんは笑う。
中々自分の母にジンタは素直になれないようだった。
ちょうど祭りが始まったみたいで僕たちは屋台巡りに動き出そうとするがポップが眼鏡を持ってこちらに走ってきた。
「忘れ物ブヒよ、これが祭りブヒか」
「なんで来たの!商店街にいる人からすごい見られてるよ!」
「周りから怪しまれるんじゃねーか、すごい視線だぜ」
「そんなことどうでもいいブヒ、お前らに眼鏡渡して俺は人間の祭りを堪能するブヒよ」
なんか俺とジンタに眼鏡を渡してポップは祭りのどっかの屋台に行ってしまった。
なんで眼鏡持ってきたのだろうか。
僕とジンタは眼鏡持ってなかったような気がするのだけど。
しかも青色と赤色の2種類の色があるとか絶対髪の色を気にして作ったあるものじゃないの。
「一応この眼鏡つけてみようぜ」
「そうだね、結構ぴんとはあってるみたいだね」
僕たちは眼鏡を着けてキョロキョロと周りを見る。
僕だけかもしれないけど周りがいつも以上によく見える。
もちろん自分たちの髪の色通りの眼鏡を選んで着けているよ。
本当に遠くまで見えるよ。僕ってこんなに目が悪かったのかな。
「スゲー見えるぜ、俺ってそんな目が悪いなんて思ったことがないんだけどな」
「僕もなんだよ、この眼鏡すごい、いいからこれからかけていようかな」
僕たちは装着したまま歩き出した。周りの視野が広がった感じで見やすい。
僕はジンタの眼鏡姿が気になってジッとのぞき込むと今までの印象がガラッと変わっているのに気が付いた。
いつも鋭い目をしてたのに眼鏡のレンズが丸いおかげでマイルドになっているように見える。
それに眼鏡をかけているほうが、目が明いているので普段よりかっこよく見える。
「お前じろじろ見るなよ!」
「ごめんごめん、でも眼鏡かけたほうがカッコいいなって思って」
「アン、俺はもとからかっこいいぜ、それにローグだって眼鏡をかけたらかっこいいじゃねーか」
「ありがとう、この眼鏡気に入ってるしこれからもかけようかな」
お互いに眼鏡姿を褒め合う。
それにしても周りからの視線が痛いのはきのうせいではないだろうか。
特に女性からすごいじろじろ見られている気がする。
ジンタも「ポップがいないのになんでこんな視線を感じるんだ?」と僕もだけど視線がなぜ送られているのか全く分からない。
とりあえず訳も分からないままアイスクリームを買いに屋台に行く。
「かなり行列できてるね」
「なんか眼鏡をかけてから周りの目が変わったような気がするぜ」
確かに眼鏡をかけてから僕たちに向かる視線が発生したような気がする。
なんかすごい恥ずかしい。
行列を乗り越えて僕たちがアイスクリームを購入できる番になった。
色々な味がある中で僕はソーダ、ジンタはイチゴ味を頼んだ。
「こんな田舎によく貴族さんが来てくれたね、2人ともイケメンだね!」
「ありがとうございます、なんで僕たちが貴族だってわかったんですか?」
「あーここは田舎だから知らない人はたくさんいるけど私は一応王都のバネットを卒業したからね」
「スゲーな、俺たちも今年そこに試験受けに行くんだぜ!」
「そうなのかい、かなり優秀じゃないと入れないから頑張りなよ」
次のお客さんが待っていることもありアイスクリームを持って次の屋台を見るために離れた。
アイスクリームを売ってくれたまだ若いおねーさんはなんとバネット総合学園を卒業した人だった。
もしかしたらあのおねーさんはギルドに所属している人かもしれない。
「地元にもバネット総合学園に行ってたやつはいるんだな」
「そうみたいだね、絶対受かりたいよね」
「俺たちなら受かるに決まってるぜ、満点だぜ」
僕たちがギルドの近くにあるメンチカツ屋さんに寄る。
アイスクリームの甘さが残っている中ジューシーな揚げ物が食べたくなってしまった。
「おばちゃん、メンチカツ2つお願いします!」
おばちゃんはちょうど出来立てができてたのよと言いながらアツアツのを入れ物入れて僕に渡してくれた。
「あんたたちは本当にイケメンだね」
「本当ですか、でもただ眼鏡をかけてるだけですよ」
「もとから顔が整っているから眼鏡をかけてもかっこいいのよ」
「やっぱりもとからかっこいいからな」
なんかジンタの鼻が天狗に見えてきたけど大丈夫かな。
僕たちは今日がとびっきり熱いのもあってギルドの中でメンチカツを食べることにした。外は太陽が元気すぎるせいで、あまり外で物を食べたいとは思えない。
「なんかマリーと仲直りできる方法はないのかよ!」
「毎回毎回僕に言われても困るよ」
「お前も俺と同じ行動取ってたじゃないか!」
「暑苦しいから引っ付くのは勘弁して!」
僕たちがギルドの入り口に入るとボルグさんがリーゴさんのことを抱きついていた。
えっそういう関係だったの。
「今の見なかったことにして違うところに行こうぜ」
「そうだね、なんか僕たち邪魔みたいだし」
僕たちが背を向けてさっさと外に出ようとすると後ろから白い腕がこちらの肩を掴んでくる。
返してはなるものかと圧力がかかる。
僕たちは首をがががと後ろに回すと笑いながら目は怒りに染まっているリーゴ先生と目が合う。
どうしよう、危険を感じるけど大丈夫だよね?
「君たちは何かを勘違いしているようだね」
「勘違いなんてしてないよね!」
「俺たちは何もしてないぜ!」
リーゴ先生は笑みを浮かべるながら僕たちに「君たち殺されたいのかな」と最終警告をしてきた。
これはリーゴ先生の言うとおりにしなくちゃいけない。
そうしないと本当に殺される気がしてならない。
僕とジンタはリーゴ先生の言うとおりにする。
その結果4人で今ご飯を食べることになってしまった。
どうやらさっきのやり取りはボルグがママとどうにか仲直りする方法を求めての行動だったみたい。
共犯であるリーゴ先生に助けを求めたのもすごい分かりやすい動きだよね。
「あの現場を見てちょっといたずらしたくなっただけだぜ」
「そうだね、ほんのいたずら心ですよ」
「僕に合う女性がいないだけだよ」
だからさっきから目が笑ってないよ。
この人を怒らせたら結構怖いのだと初めて知った。
僕は怖いなとしみじみ思いながら苦笑いする。
ジンタも僕につられて苦笑いを浮かべている。
ギルドの人の人が色々おいしそうなのを運んできてくれているからテーブルの上にはたくさんの食べるものでいっぱいになっている。
「僕の話題は置いといて結構2人とも仲いいみたいだね」
「それはそうだぜ、俺はローグの家に泊まり込みで勉強合宿しているからな」
「それはあれか、バネットに行くためだろ」
「そうだね、ここ1ケ月はジンタと一緒にポップにしばかれて大変だったよ」
いきなりボルグは落ち込みだしてしまった。
それをリーゴ先生が慰めている。
お腹すいていたこともあって僕はアヒージョに手を付ける。
ぐつぐつと煮込まれている油の中に魚介類やニンニクなどたくさんの食材が入っている。
以下エビなどの魚介類からはたくさんおいしいだしが出るので最高である。
僕自身はキノコ類がたくさん入っているところも注目ポイントだと思っている。
キノコ類はだいたいたくさんのだしが取れるしアヒージョに使われているオリーブオイルをよく吸ってくれるからとてもおいしい。
僕がちょっと小さ目な鍋からお玉で自分用の皿にお代わり分、寄そっているとジンタも欲しくなったみたいで「俺のにも入れてくれ」と少し偉そうに言ってくる。
「もう立ち直らないからいいや、そういえば勉強の方面は大丈夫なのかい」
「慰めるのやめちゃったよ、それに関しては多分大丈夫だと思います」
「そうだぜ、ポップがすべてわかりやすく解説してくれるからな」
「それは興味深いね、モンスターなのに人間の学問をマスターしている節があるのか」
リーゴ先生はメモ帳を取り出してポップに関することを書きだした。
かなりニヤニヤした状態で。
リーゴ先生は結構真面目な人だと思っているけど、いつも何考えているのかわからない一面がある。
「マリーさんとは仲良かったりするのかい?」
「結構仲いいよな、ポップが張り切って俺たちに勉強教えているのもマリーさんに頼まれたからだ」
「そんなこと言ったら、あーーーーーーーーーー」
ボルグは「俺はもうだめなんだ」とめそめそ泣きだしてしまった。
ジンタはボルグの様子を見てかなり面白そうにしている。
なんかかわいそうに見えてきたよ。
「だったら、冒険者に復帰してかっこいい姿を見せればいいんじゃないかな」
ボルグはこっちを見て泣くのをやめる。
そうだその手があった的な眼でこっちを見てきた。
リーゴ先生の肩をボルグは勢いよく掴む。掴まれた本人はとても面倒くさそうにしながら頭を抱える。
「よし、俺たちでS級パーティーになるぞ!」
「どうしてこうなっちゃうかな・・・・・・」
リーゴ先生はとてつもなく嫌そうなだ。
なんか言わないほうが良かったかな。
ジンタはアヒージョを夢中で食べながらこちらに小声で話しかけてきた。
(いいんじゃないか、まだまだ2人は若いしきっとこのギルドを盛り上げてくれるぜ)
(確かに言ってることはわかるけど)
僕たちが話している間にリーゴさんたちが冒険者になるならないで、もめ始めた挙句ボルグさんが大声で「俺とリーゴでまたパーティーを組んでS級になるんだ!」と宣言してしまった。
それを聞いた周りの大人たちが大盛り上がりになる。
リーゴ先生はやられたとばかりにテーブルに顔伏せてしまった。
ボルグは勝ち誇ったような表情をしている。
ジンタは「アヒージョが進むぜ」とキノコやエビを相変わらず食べながら僕の肩を叩く。よくやって的な意味合いが込められていることを僕は感じ取った。
「お前たち今の話は本当か」
どこから現れたかわからないがこのギルドでマスターをしているラルドさんがこちらに来てボルグに話しかける。
ボルグはきれいな顔をしながら素早く「俺とリーゴでじっくりと話し合ってそうなったんだ」と平然と嘘を伝える。
リーゴ先生は顔を上げラルドさんのきらきらとした目を見て何かお諦めた表情をした。
「しょうがないですね、目指す天辺をとらないといけないね」
「うおーーーーお前ならそう言ってくれると信じていたぞ」
「いや絶対そんなこと考えてなかったでしょ!」
「そんなことないぞ、長年の付き合いからわかることだってあるからな」
えーーー本当かな。
でもボルグさんの思考通りになったわけだし言ってることも間違ってないと思うけど、出たどこ勝負な感じがあったからあまり信用できないんだけど。
「そういえばローグ君宛てに手紙が届いておったぞ」
「こんな大きな封筒初めて見たよ、何が入ってるんだろ」
ラルドさんから渡された大きな封筒を僕はごそごそとすぐに開けて中身を確認する。
中から表彰状みたいのが出てきた。
「スゲー、ローグがCランク冒険者に昇格って書いてあるぜ!」
アヒージョに夢中だったジンタが僕の手から表彰状を無理やり奪って中身を確認する。
そして書いてあったことを簡単に訳して興奮しながら口にしたのだ。
僕も驚いてジンタの手から取り上げて中身を読む。
本当にC級冒険者に昇進するって書いてある。
「ななななな、なんで僕がC級冒険者になるんの!?」
僕が持っていた表彰状をボルグたちにまた無理やり奪われた。
ギルドの大人たちが目を大きく見開きながら見る。
ギルドの中のボルテージがさっきの件より高くなってきておりみんなハイテーションになる。
「うちからまた最少年が出たぞ!」
「しかもまだ13歳らしいじゃねーか」
「とんでもない天才児が現れたぜ」
「最少年でC級冒険者になったボルグさんの弟子らしいぜ」
「「「そりゃースゲー乾杯!!!」」」
僕の表彰状を見終わった大人たちは一斉にビールを乾杯して口にくわえていく。
あまりのテーションの高さに僕はついていけなくて苦笑いを浮かべる。
しかし僕は見てしまった。
ボルグやリーゴ先生そしてラルドさんたちがかなり厳しい表情を浮かべていたのを。
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