第6章 夏休みと同棲
第49話 登場人物と舞台紹介(2)
この物語の舞台や登場人物について紹介します。
※現実の似た地名とは一切関係がありません。
〇舞台
・つくなみ研究学園都市
・つくなみ駅
かつて、陸の孤島と呼ばれたつくなみ研究学園都市と秋葉原を結ぶTEXの終着駅。近年、隣のつくなみ研究学園都市駅の方が発展してきている。
・
他に大学らしい大学がないため、ほとんどの筑派大学生は大学付近にアパートを借りるか学生寮に入って生活する。
・
計算機学部誌「Byte」の刊行を目的としたサークル。編集部員の大半は、記事を書く以外は、ゲームしたり雑談したり、といった感じで部室を生活拠点の一部として利用しており、中には就寝スペースも。部室の隣にはシャワー室がある。部員の中には部室で週のほとんどを過ごす猛者も。これでも、計算機学部公認の冊子を発行しているサークルである。
名前の由来は、コンピュータにおいて情報量を表す単位であるbyteから。
・らんらん
筑派大学生がこよなく愛する丼もの屋、というか、らんらんという料理を提供する店。メニューはBIG丼一品のみで、洗面器のような巨大な器に豊富な具材が盛られている。一度食べた者は病みつきになるとか。
・
竜二や美優の住むアパートがある地域。大学から徒歩0分という驚異的に近い立地もあって、この地域に住みたがる筑派大学生も多いとか。近くには、有名コンビニチェーンもある。その代わりに、スーパーやドラッグストアなどがある佐倉まではやや遠い。
・
甘久保よりやや離れているものの、近くにスーパーやドラッグストアなどがある事から、甘久保に次いで学生に人気の土地。
・
茨城県の海沿いにある町。とあるアニメがきっかけで有名になったとかなっていないとか。現実にある似た地名とは無関係。俊の発案で、竜二たちは、大洗まで自転車旅行に出かける羽目になったが、つくなみ市との距離は約45kmもある。
〇登場人物
・
本作の主人公。筑派大学1年生で、計算機学部。学業成績はいたって平均的。身長170cm。体力弱し。中肉中背。
美優の優しさを人一倍知っており、その毒舌癖を心配している。二人でいる姿がよく目撃される。断じて付き合っていないと本人は口にしていたが、紆余曲折あって、美優と付き合い始めて、さらには同棲を始めるに至る。
趣味はアニメ、ゲーム、漫画、ラノベなどサブカル全般なオープンオタク。
美優からの愛称は「リュウ君」
・
本作のヒロイン。筑派大学1年生で、計算機学部。学業成績は文理ともに優秀でスポーツ万能。身長160cm。くりくりした大きな瞳とふわふわな地毛、ガーリッシュな服装、スレンダーだが大きめの胸が特徴。
容姿だけ見れば可愛い系女子そのもの。気軽に声をかけて来た男子をその毒舌で葬ってきたため、友達は少ない。
本人は、毒舌をコンプレックスに思っており、治したいと思っている。
かなり昔から竜二の事を想っていたものの、最近まで伝わらなかった。紆余曲折あって竜二と付き合い始める。付き合い初めてからはかえって竜二を振り回している模様。最近、竜二と同棲を始めた。
趣味は竜二と似たりよったりだが、日頃からジョギングをして身体を鍛えている特に、コンピュータに関して図抜けた才能を持っていて、周囲を驚かせる事もしばしば。
竜二からの愛称は「ミユ」。
・
Byte編集部の部長。筑派大学大学院博士後期課程1年生。
主人公たちをByte編集部に勧誘した張本人。Byte編集部の部員からも変人として知られている。服装も、よれよれのTシャツにデニムが基本という出で立ち。肉体は鍛えられており、片道40km超の自転車旅行(ママチャリ)をものともしない。
変人だが、その面倒見の良さから、部員からも一目置かれている。Byte編集部の奇怪な企画の多くはこの人が発案。
責任感は強く、熱中症で竜二が入院した時は、美優以外では真っ先にかけつけたりする人情味を見せる。
ひょんなことから、竜二と美優の親友である
・
竜二や美優の中学時代の友人で、現在、早穂田大学一年生。
京都の公家である九条家の子孫。
長い黒髪と切れ長の瞳が特徴な和風美人。
両親から厳しく
美優の思いつきから、Byte編集部の俊と引き合わされることになるが、意気投合。猛アタックの末に、俊と結ばれる。
昔は竜二や美優に近い趣味だったが、現在は電子工作などハードウェアいじりにはまっており、
・
Byte編集部員。筑派大学大学院博士前期課程(修士課程)1年生。
身長180cmを超す長身で、大食漢だが、全身ムキムキのスポーツマン。高校の時は、登山の全国大会1位だったという経歴を持つ猛者。
対戦系ゲームを好み、部室では竜二や美優、他の部員と対戦系ゲームをしている姿が目撃される。
歯に衣着せぬ物言いが特徴だが、本人的には悪意は無い模様。一番歳の近い俊とよくつるんでいる。
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