87.ファイアパンチ/藤本タツキ

 チェンソーマンがもう7巻とか出てますよ! 出過ぎる前にキープした方がいいかなー。ただ今一つ購入に至る一手が無いんだよなー。

 で、前作「ファイアパンチ」。滅茶苦茶頭---なマンガ。

 んであとキーワードが「映画」。

 さてこれはちょうどこの連載が終わる頃に書いたもの+α。



 ジャンププラスで毎週確実に楽しみにしているのはこれだけなんだけど!

エルドライブは月刊だからつい忘れる!すまぬ!


*1巻。

 とりゃずあぶねー顔の主人公↓。いや、6巻くらいまでずーっとこういう風に燃えてるんですって。

 熱さも痛みも

 ともかくワタシ第1話で「なんじゃこりゃあ」になったクチどすw

 物理的に「死ねない」っていう恐ろしさと、その中で全然精神的に成長しない男って。

 この「死ねない」のにひたすら呪いのように「生きて」が、大好きな女から言われ続けるってどうなのーっ!

 とりゃずこの1巻が主人公のアグニ君。燃えてるせいで6巻までほとんど全裸どす。仕方ねえけど。


*2巻

 2巻表紙はこの話に「映画」というキーワードをつけていったトガタ。

 という「女の形をしている奴」。

 こいつもおかしい。行動も文句も全部おかしい。だがよく考えると一貫性があるという。

 だがやっぱりおかしい。

 最終的に憎めない理由はあるんだけどやっぱり呪い残す奴。おい。いや好きだけど。


※チェンソーマンでも思いっきり女食いまくりな女出てきたわな。


* 3巻

 これはユダっていう名の再生能力者。

 ……なんだけど、妹のルナも同じ顔。後で出てくる重要キャラも同じ顔してる。

 すごい力の持ち主、で、彼女が記憶を無くしたとき、アグニ曰く「かわいい」。


*4巻

*5巻

*6巻

 の展開はもう何ちゅーか……

 3巻まではまあ普通…… とは言いがたいけどまあアグニの復讐譚とそれを映画にしたいトガタとかで何となくきたような気がしてたんだけど。

 いや発想おかしいのよ!?

 冒頭から「食料として」どんどん再生する自分の肉を食わせる主人公って。

 首だけになっても全部再生する質量保存の法則無視しまくりな()

 つかたぶん細胞一片でも再生するんじゃねえかの()

 しかもそーいう能力を「祝福」と表現する世界とかさ!

 んで、途中でアグニが救世主の様にまつりあげられた時、「自分のこの部分だけは燃えてないから切って肉にしろ」という何というかえぐさ!

 んで、その辺りから筋として説明するのが難しくなってくるんだよなー。

 

 ここいらでもうアグニとユダのアイデンティティがおかしくなってくるんだよなー。

 妹じゃないけど妹そっくりの記憶の無いユダを妹ということにして旅して何かコミュニティに参加して、そんでそこで妹なのに関係もっちゃうぜ、みたいな大混乱。

 そもそも最初のルナ自体が「兄さん子供を作りましょう」だった訳だし。


*7巻

 何というか、数年後、って奴で。ずーーーーっと歪んだまま。

 アグニは記憶無くして別の人間ということにされて、アグニの名は別のかつて助けた女の子→女性→ばーちゃんになって。

 そんでも全然変わらないままなアグニで。


 そんで8巻で終わるんだけど。

 その死なないユダが人柱の様に眠っている植物? の様なものの中にいるうちに地球が滅んで~ とかとんでもねえ年月経ってしまうんだよな。

 そんでとんでもない時間の果てにもうどっちも自分が何なのかわかんないアグニとユダが再会するっていう。


 何つかよくこんな話考えたし、+の方だったとしてもジャンプ系が出したなーと思うざんすよ……


 書き込みはチェンソーマンよりずっとされてる。

 チェンソーマンはともかく勢いと、「飛ばしていいものは全て飛ばす」くらいの書き込みなんだよなー。省略がすげー上手い。

 と思うとやっぱりちゃんと頭から読み直したいとも思わなくもないんだけど迷うー。 

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