77.一球さん 全14巻/水島新司

 当然だけど新本ではないし、文庫本でも中古だわなー、の「一球さん」どす。

 オクに破格安値で出ててラッキーっということで。

 状態は~所詮当時自分で買っててもそんなものでしょ、ということで、しょーじき読めれば気にしないんだよな。

 えー。14巻ありますが、「山で暮らしてきて大野生児で忍者の家系で修行もしてた」​「野球を全く知らない」​一球さんが、「強いのかもしらんがメンタル弱い」巨人学園野球部に入ってかきまわしてく話ですな。

 だから最終的には負ける。甲子園の第一回戦で、もともとのメンツが監督に逆らって辞めようとしたのを、監督に任命されてしまった一球さんがかき集め選手で試合して。

 まー確かに正投手の彼(名前すぐ忘れた)は本当に鼻持ちならない性格だったからなー。


 最終14巻で彼の正体と、学校の理事長の目的が判明するんだけど、そこまではただもう「身体能力と真っ直ぐさと記憶力の良さだけでどれだけできるんじゃい」ばなしですな。

 それにしても昭和50年からってw

 そんでやっぱり貧乏人描かせりゃw


 それとあれだ。サンデーではその前にやってた「男どアホウ甲子園」の流れなんだな。雰囲気がまるで違うんで気付かなかったけど。

 巨人学園の監督は岩風(豆タン)だし、10歳で父親亡くした一球さんを育てたのは左文字だし、最終巻で当たるのは南波高校だw


 そういうつながりがあると、まあこっち側はそういう流れなんだなあ、と思うわ。


 つまり

・チャンピオンで「ドカベン」中心と「ダントツ」「光の小次郎」とか

・サンデーで「甲子園」「一球さん」「球道くん」

・マガジンで「野球狂の詩」

・青年誌で「あぶさん」

ってルートがあったわけか。今更だけど!

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