応援コメント

第543話 喪われたものたち#2」への応援コメント

  • オオカミや魔族には心が無いと感じるアマリリス、しかし飼っていた子犬や山羊には心がある様に感じられたという、これはアマリリスが感じる様に、人間らしい生活環境にいたからこそ、動物たちを擬人化して自分が感じ取れる形に落とし込めたという事なんでしょうか。そして飼われている動物も、食うに困らず、ゆとりがあるから人間に懐けるという。
    ざっくり言えば、アマリリスは生活に余裕が無いので、動物たちに愛着が持てないという事なのかも。
    そして野生動物にも余裕がないので、アマリリスに懐く事も無いという、そういう関係性が、動物には心が無いという風になってしまう原因なのかもと思った次第です。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます!
    幻力の森を彷徨するようになってからずっとアマリリスの心にあった違和感であり、願望、
    なぜアマロックやオオカミには、温かな交流や共感の相手方となる「心」が感じられないのか、単純明快にして身も蓋もない答えに行き着いてしまいました。
    魔族や動物に心がないのはなぜなのか、おっしゃるとおり環境の厳しさから、そういう生温いものを持つ余裕がないのか、
    あるいは、構図を逆に捕らえれば、なぜ人間にだけ心があるのか、という問いに置き換えることも可能かもしれません。

  • 魔族に心がないのは納得です。
    オオカミはやはり、感情豊かだけど人間との間に壁があるのですね。
    野生味溢れますものね。
    アマリリスちゃん、孤独を感じていないかしら? 
    受けているのかな? 今まで日々を思うと少し寂しいです。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます!
    自分で選んだ道とはいえ、寂しいでしょうね。肝心のアマロックはこんな調子ですし。
    物語の中では、魔族や動物には人間と通じ合うような心がないのだ、という世界観にしていますが、
    現実世界では、ナメクジやミミズみたいな動物にも心の萌芽が見られる、という意見もある一方、類人猿と手話で会話する試みは結局成功しなかったりと、実際どっちなんだろうなぁ、と思います。