見張り役、ヒエラルキーの一番下だと思ってましたが、
それは人間の考えでした。反省。
ラスト一文不穏です。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
生物の一見不条理な形態や行動を説明する「ハンディキャップ原理」という説がありまして、
例えばクジャクの雄の尾羽根とか、明らかに邪魔で生存に不利そうなのに何故発達してきたのか?>こんな邪魔なものを付けてても生き延びて子孫を残せるくらい優秀な遺伝子なのだよ、というアピールになるから。
一見どころか、実際に不条理なロジックなのです。
同じように、見張りなんか引き受けていても子孫を残せるんだゼ、というアピールでして、クジャクの尾羽根は邪魔なだけですけど、こちらは実利的なアピールですね。
見張りしてるマーモット的なネズミ、あれ偉かった(?)んですね。危険の多い貧乏くじかと思ってたんですが、実はみんながやりたいお仕事だったとは。
動画とかで見ると、あまり素早く無さそうなネズミだけど、アマロックが失敗するくらいなので、やはり人前に出て来ない様な奴は俊敏なのかも。
アマリリスはどうやってこれを取ろうというか。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
ハンディキャップ理論=この手の一周して俺TUEEアピールのゾッとしないバリエーションとして、動物番組でライオンやチーターのえじき役のトムソンガゼルなどが見せる「ストッティング」、捕食者の前で高々とジャンプしてみせる行動があります。
仲間に警告を与えるため、と説明されることもありますが、実は、当の天敵に対して、自分はこんなに高くジャンプできるほど健康だから追っかけてもムダですよ、それよりも弱ってて逃げるのに精一杯なアイツにしなさいな。って伝えているのだという(説があります)
中には着地に失敗して脚を挫き、まんまと食べられちゃううっかり者もいるのではと想像してみたり。
食われ役の辛いところは、そういう失敗から学ぶチャンスがないことですね。