応援コメント

第443話 赤の女王の姿を見たものはいない#2」への応援コメント

  • 赤の女王に関する話題から人類が農耕民族として発展していった話題となり、そしてアマロックが女王に会いに行こうという、アマロックはどの程度、アマリリスが感じている事柄を把握しているのか、興味があるのか気になるところ。
    そして農耕民族と狩猟民族の話題、狩猟民族のままなら人類はここまで発展しなかっただろうけれど、しかし農耕民族になった事で土地や収穫量や財産の問題で揉める様になったりと、どっちが良いのか今となっては解らんという感じで、興味深いなあと思う次第。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます!
    狩猟採集>農耕への移行は、じつは人間ではなくコムギを繁栄させるものだった、とは、ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」から貰った考えですが、
    カインとアベルの神話など、寓意的に実にピッタリくるところがあって示唆深いです。
    バハールシタに黒ナリア、そして父ももちろん幻影というか、アマリリスの内面にあるものの表象なのですが、
    アマリリスもそろそろ、「赤の女王」ってけばけばしい赤いドレスの女がどこかにいて、ってそういうことじゃないんだと、意識の深いところでは気づいているのかもしれません。