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幻想的な描写に、息を呑みます。
満開の桜って、何故あんなにも恐ろしいのでしょうね。
満開の時期にお花見をしながら友人や家族と一緒でも、時折ひやりとします。
土手に連なる桜の木の下を一人で気儘に歩くことに憧れても、決して試すことはありません。誘惑にかられますが、おそらくこれからも『一人』では歩かない。異空間へと繋がり、帰れなくなりそうだと思ってしまうのです。
まさに、このアマリリスのように…
気づけば満開の桜の林の中だなんて、怖すぎます。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
そうなんですよね、春の桜並木って、個人的には「キレー」ってより、不吉さにぞわぞわきます。
職場の近くに、秋から冬にかけて咲く桜があって、狂い咲き=狂気を感じてそれはそれでゾワるのですが、冬桜と言われる品種なのだと、最近知りました
これはもう完全に桜の木のせいですわ。
幻力によるものか、桜の木が桜の木ではなくて、妖しげな成分が含まれているのか、これはアマリリスひとりで脱出できるのか難しそうな><
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
日本的な美の象徴でもある桜の木の下に死体が埋まっていたり、
西洋でも、眠り姫、白雪姫といったヒロインに死の影がつきまとうのは、
美しいものにはどこか怖ろしいものが潜んでいると思わずにいられないところが人間の共通意識にあるのかもですね。