魔法を科学的に研究する系主人公

名前が非常に覚えやすい構成の文章になっていたり、またそのキャラクターの性格・特徴も効果的に表現されており、非常に読みやすい部類の作品です。
魔法を科学的に考察するパートはやはり期待通り、むしろ期待を大きく上回ってくれたなと非常に感心しました。魔法物理とでも言いますか、おそらくそういった設定を作者様が非常に練っているのではないかと考察できるような緻密な設定があり、それが物語上で効果的になるよう少しずつ公開されていくのは非常に楽しみです。
さらにキャラクターの関り合いであったり、ストーリーの進行であったり、そういった良質な物語としての側面もあります。
主人公の前世は科学者だったという設定もあり、思考も論理的であり建設的で非常に好感も持てます。
ちょうど私が読み始めたのが第一章が終わった頃、すっきり感があります。このすっきり感を味わえるのは今だけです。今すぐ読みましょう!!!!!!