SS落書き置き場

@SO3H

私の異世界紀行

本屋、殊に古本屋は、私の心を浮き立たせてくれる。年月を吸収した紙とインクの香りを嗅ぐと、異世界の扉を開けたような心地になる。背表紙一つ一つの向こうに未知の世界が広がっていて、全て読み尽くすことなど不可能でも、ただ目の前にそれがあるだけで満たされた気持ちになる。さあ、今からどこへ旅立とうか。


2020/02/19

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