第47話 12歳 ランドール支店オープン

『サリアは、いるかな?』

『はい、私はここに居ますがなにか御用でしょうか?』

『サリアには、これからも従者として働いて

もらうがこれからは従者の長を務めてもらい

下の者に教育をしてくれ。』

『はい、分かりました。』

『サナ、リナは、いるかな?』

『『はい、私たちはここに居ます。』』

『サナ、リナには、ここでは、仮に店長と経理

を任せるが君たちには、本店を任せるつもりでいるからね心得てくれる。』

『え〜、私たち売られるですか?』

『僕は、何でも一度手に入れたら手離すことはしないし、大事にするんだけど、これは残念だがサナたちはここを出て行きたいらしいしょがない。僕はそんなこと言ってないのに!

『やっぱり売るんですか。いやですよ!』

『言ってなあいよ〜、僕は後輩たちを教育してここを任せてって言ったら、勘違いしただけで売りはしない。』

『『よかったぁ、ここ私たちを大切にしてくれるから。分かりました、教育します。』』

『じゃお願いね、5日後にオープンだからね。

『え〜、5日じゃあ無理です。半年は掛かります。』

『じゃあ、サナ、リナはここに置いて行くしか

ないか〜?』

『『捨てられるんですか。5日で鍛えますから、待って下さいね。』』 

『なあ、お前たちは指輪あげてなかったけ?

あげたような?』

『『あ!、持ってました。帰れますね。じゃあ頑張って見ます。』』

うれしそうにしながら後輩に仕事を教えだした。

あとは、商品をそろえて並べてみた。

ポーションA.B.Cを各1000個、薬草シャンプー1000個用意した。

『魔法 契約魔法…イメージ契約の護符4000

枚イメージ………詠唱………発動!』

契約の護符は、お金を払って契約が成立した

物しかここ商店から出すことが出来ない。

『サナたちは、この契約の護符を商品に貼っといてくれる。』

『はい、分かりました。』

あれから5日が終わり、商店オープンの日が

来た。店長はテマリ、副店長はテエリ、経理

はテルに任せた。錬金部屋の担当はナナリー

、ネル、メグ 、ユリナ、ルル に任せて僕が

教えていくことにした。料理長はリルアに任せた。


『これからは、テマリが店長なんだから任せるよ、あとお金の管理もお願いね、3人で相談

してもいいからね。それとこれ制服だからみんなに渡して、それとお金を渡しとくね。』

『はい、預かります。任せてください。』


『テマリ、警備は騎士型ゴーレム、鳥型ゴーレムに任せて、室内はお願いね。何か困ったら知らせてくれる対処するから!』

『はい、わかりました。』


『じゃあ、めかくしの幕を外そうか、収納を唱え幕を外した。』

 目の前に、商店が現れて通りを歩く職員と思われる人々、それから依頼のためにやってきた町人たちが、ガラスバリの店を除き、わいわいとおしゃべりしていた。


看板をcloseからopenにした途端、狙いすましたかのように、たくさんの人がやってきたのだった。


『時間的にひまになったら、休憩を入れないといけないよ!、交代でやらないとそれなりの人数はいるんだから。』


 『はい、分かりました。マスター』

 そう言ってもらえるのって、なんていうのかな……。

 ちゃんと役に立って、ここにいてもいいよって、言われているような、そんな感じがする。


 緊張したし忙しかったけれど、わたしはなんだか、すごくこの仕事が楽しいと思えた。


 

売っている商品ですと質問に答えると、みんながこぞって買った。

 薬草シャプーは、評判が良くうわさを呼んですごく売れた。

 


 

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