第27話 10歳 学校での出来事

 学校の授業は国文学、理数学、歴史学の3つの他に魔法、錬金術、武術、鍛冶、魔法陣などいくつかの専門科目の中から自分が学びたいと思った科目を3つ以上選び受講しなければない。


 コルトが選択した科目は鋳造と錬金術と魔法陣、魔法の4つである。


 今回はある日の授業風景を見ていこうと思う。


 試験でも使用された訓練場にて魔法の授業が行われていた。


 副担任のサラ先生が生徒の前で今日の授業説明していた。


 『今日はあなた達には二人一組でペアを組んでもらい魔法のみで戦ってもらいます。』

 

 『先生、魔法で攻撃したら怪我をしてしまうんじゃないですか?』

 クラスメイトの一人が先生に質問をする。

 

 『怪我に関しては問題ありません。学園の訓練場に張りめぐる結界のなかで怪我を負ったとしても外に出れば元に戻るので全力で戦ってください。』


 『結界の中でならほんの少しだけ全力を出してもいいのかな?』

 

 コルトが全力を出そうと考えているとサラ先生がこっちを見つめてきた。


 『コルト君、あなたは全力を出さないようにしてください。入学試験のとき結界を破壊したあの子ならまたやらかすだろうと校長先生から言われているので絶対に駄目ですからね。』


 『えっ! そんなこと二度もするわけないじゃないですか。』


 コルトは君なら信じてくれるよねという意味を込めてアリサを見つめるが顔を背けられた。ならと思いクラスメイトを見たが全員が視線をそらした。


 みんなに信じてもらえなかったコルトは精神的ダメージを受けた。


 『さぁ、皆さんあそこでショックを受けているコルト君は放置しておいてペアを決めてください。今回は特別に三人一組のグループを作ってもいいですよ。』


 コルトが立ち直ったときには既にペアが出来ていた。


 『先生、僕のペアがいません。』


 『あなたと互角に戦える人はこのクラスどころか国にも数人はいないので見学しておいてください。』


 『先生、どうせ見学なら、図書室で自習し

ていていいですか?』

 『まあ、いいでしょう。時間の有効の意味

でも、いいでしょう。』

 『ありがとうございます。ではお言葉に甘えて図書室で自習します。』

コルトは、訓練場をさり歩いて図書室へ行った。扉を開けて中に入った。そこには、司書

が座っていて、こちらへ話しかけた。

 『なにかようですか?、あなたまだ授業でしょう。』

 『先生が図書室で自習していいというので

きました。』

 『わかりました。私は、司書のヘレンです、図書室は静かにして本を読んで下さいね。』

 『はい、わかりました。あと何か決まりは

ありますか。』


 『本の中には、魔法書、禁止魔法、古代魔法を扱った本も存在しています。気をつけて下さい。』

 ヘレンたちが司書の第一の仕事は、それら魔法書が確かに指定された場所にあるか確認することである。魔法書の貸し出しは禁止されているため、必ず指定の場所になくてはならないのだ。ちなみに、普通の本に対してもこうした本の所在確認を行うが、毎日ではない。


 『ヘレンさん、ここにある本は全部読んでもいいですか?』

 『はい、いいですよ。ですが指定した場所

での閲覧になります。』

 『はい、わかりました。』


  魔法書はそれそのものが魔力を帯びたものが多い。また、魔法書を使用することで魔法を行使することも可能だ。そのような魔法書が世に漏れてしまえば、世の中が混乱に陥る可能性が非常に高い。司書によって厳重に保管されている、だから図書室に結界があるのか。


『ヘレンさん、本なんですが破れた物はどうしているんですか?』

『そのままの状態でなにもしませんね、また

新しい本に入れ替えします。』

 何ともったいないその本はどうなるだろう。

 『ヘレンさん、その本はどうなるですか!』

 『まとめて焼くしかありません。』

 『ヘレンさん、その本を全部売ってくれませんか。趣味なんです。』

 『校長に聞かないとわかりません。』

 『じゃあ、はやく聞いてきて下さい。』

 『わかりました、行ってきます。』

 図書室を出て、校長室へ掛けて行った。

 戻ってきたサラは、

 『校長先生は、引き取ってくれるなんて

よろこんでいました。金額は、1割ぐらい

でいいそうです。』

『はい、わかりました。その本はどこにあるのかわかりますか?』

『では、ついてきて下さい。案内します。』

ヘレンさんのうしろをついていき、ある部屋にとうされた。

『ここがそうです。今度の休みに処分する予定で、集めてました。』

そこには、本が山のように置かれていた。

『かわいそうに、これからは大切にするからね。』

『ヘレンさん、この本は、今すぐに引き取っていいですか?』

 『あ、いいよ。』

 『じゃあ、収納。』

辺りにあった本は無くなった。

 『ヘレンさん、これ金額は、いくらでいいんやですか?』

 『金貨100枚だったように、校長が言ってました。』

 『それなら、金貨100枚お渡ししますからね

またあればお願いします。』

お金を払って、お願いした。 

 『たしかに、頂きました。またお願いしますね。』

学校の授業も終わり、帰った。

商館 自分の書斎に入って、今日手にした本

を全部出した。汚れていて傷だらけでかわいそうだった。そこで思いついた、

 『魔法 創造魔法…イメージ修復魔法…

イメージ…詠唱…発動。』

 『魔法 修復魔法…イメージ本全部イメージ…詠唱…………発動。』

 汚れていて傷だらけの本全部がきれいな姿

に変わった。


ピコン♪:レベルが上がりました。


ピコン♪:レベルが上がりました。


ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。修復のレベル上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。修復のレベル上がりました。修復魔法が再生魔法に進化した。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。再生のレベル上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。

ピコン♪:レベルが上がりました。


 〈〈〈〈〈〈〈アリガトウ〉〉〉〉〉〉〉


 『ナビ、なにか言った。声が聞こえてきて

話しかけた?』

 『コルト様は、鈍感というか、鈍いというか?私は、なにも言ってません。』

 『え、???』

 『たしかに、何か声がしたんだがなぁ?こ

の部屋は、だれも入れないしもしかして、精霊かな?』

それからは声が聞こえてこなかった。また、

声がしたらこんどこそ逃さない!


 それから半年間何もなく勉学にはげんだ。

 進級の試験があり、どの科目も難なく合格点をとり、先生たちからお褒めの言葉が出て

いた。

 また、本の方もあまりめずらしい本がなく

この前、修理したのよりうんれいの差を感じ

いままでに燃やしていた本が可愛そうでならなかった。



氏名   :コルト・ジャーマン

性別   :男

年齢   :10歳

登録ギルド : 魔法士S Sランク

      錬金術士Cランク

      薬術士Cランク

      商人Cランク

ジョブ  : 薬士

       魔法剣士

      【ソードマスター】

       魔法使い【賢者】

      【召喚師】【錬金術師】

      【ダンジョンマスター】

レベル  :10【450】

生命力  :500 【700000】

      /500 【700000】

攻撃力  :200【50000】

防御力  :200【∞】

魔力   :200【∞】/200【∞】

魔法防御 :50【∞】

身体能力 :200 【600000】

知力   :200【∞】

魔法   :【召喚魔法max】

      【精霊魔法max】

      【錬金魔法max】

      火魔法1【爆炎魔法max】

      水魔法1【爆氷魔法max】

      風魔法1【爆雷魔法max】

      土魔法1【泥魔法max】

      光魔法1【神聖魔法max】

      闇魔法1【暗黒魔法max】

      【時空間魔法max】

      【鋳造魔法max】

      【重力魔法max】

      【結界魔法max】

      【契約魔法max】

      【防御魔法max】

      【死霊魔法max】

      【探索魔法改max】

      【擬装魔法max】

      【合成魔法max】

スキル  : 剣術5【剣神1】

       杖術5【杖聖1】

       槍術2【槍術10】

双術2【双術10】

       騎乗1【騎乗max】

       気配感知

      【隠蔽max】【偽造max】

      【魔力操作】【魔力探知】

      【無詠唱】【経験値二乗】

      【限界突破】

固有魔法 :【創造魔法】【無限♾倉庫】

      【神眼】【眷属max】

      【ナビゲーター】

      【言語理解】【学習理解】

      【次元の箱庭】【魔法陣作成】

      【進化魔法】【再生魔法】

加護   :【創造神】【戦神】

      【魔法神】【時空神】

      【生産神】【火の竜】

      【水の竜】【雷の竜】

契約精霊 :アウル(闇の大精霊)


契約従魔 :シルビナ(シルバーウルフ)

      グレイウルフ×九頭

      マヤ(ホーリークィーンビー)

      ホーリービー×数万びき

      ルー(レッドレオパード)

      レオ(ブラックレオパード)

      クレナ(ファイアドラゴン)

      ライオ(ペガサス)

      レイア(ペガサス)

      ワイバーン×6体

イオ(龍牙兵)

      龍牙兵×9体

リザードマン×10頭

      狼王×10頭

      ウル(ブルードラゴン)

      ラフ(サンダードラゴン)

      ヒノリ(アラクネ)

神獣 : ルース (白虎)

【】 :隠蔽


氏名   :アウル

性別   :男

種族   :闇の大精霊

魔法   :闇魔法

スキル  :影移動

     

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :人化 念話


氏名   :シルビナ

性別   :女

種族   :シルバーウルフ

魔法   :風魔法

      火魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話


氏名   :マヤ

性別   :女

種族   :ホーリークィーンビー

魔法   :風魔法

      光魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 癒しの光


氏名   :ルー

性別   :女

種族   :レッドレオパード

魔法   :火魔法

      闇魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 


氏名   :レオ

性別   :男

種族   :ブラックレオパード

魔法   :闇魔法

      火魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 


氏名   :クレナ

性別   :女

種族   :ファイアドラゴン

魔法   :火魔法

      爆炎魔法

      竜魔法

固有魔法 :鑑定魔法 言語理解

スキル  :念話 人化


氏名   :ライオ

性別   :男

種族   :ペガサス

魔法   :風魔法

      雷魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 


氏名   :レイア

性別   :女

種族   :ペガサス

魔法   :風魔法

      雷魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 


氏名   :イオ

性別   :男

種族   :龍牙兵

魔法   :龍魔法

      雷魔法

固有魔法 :鑑定魔法

スキル  :念話 


氏名   :ウル

性別   :女

種族   :ウォータードラゴン

魔法   :水魔法

      氷魔法

      竜魔法

固有魔法 :鑑定魔法 言語理解

スキル  :念話 人化


氏名   :ラフ

性別   :女

種族   :サンダードラゴン

魔法   :雷魔法

      魔法

      竜魔法

固有魔法 :鑑定魔法 言語理解

スキル  :念話 人化


名前 : ヒノリ

性別  :アラクネ

種族 : 女

魔法 :毒魔法

固有魔法 :糸魔法

スキル :蜘蛛糸 毒 消化液

     小蜘蛛生成 蜘蛛眷属化

     




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