第19話 10歳 王都商業ギルド
国に一箇所商店を開く、その目的は情報収集、商売などまあいろいろである。どんなことをするのにも場所がいる、面倒ごとが起こる可能性が高い、しかし情報が多いから利益
は半々だろう。挑戦する価値はあるそれに貴族の理不尽な行動には、目に余る。
そんなことを考えていると、あたりが建物でだんだんと密集して人通りも多くなる。中には獣人もチラホラ混ざって見える。
「ナビ、ここが王都の商業ギルドになるのかな、でかいな。」
「コルト様、ここが王国で第一に大きいギルド施設ですね、なにをしに行くんです。」
「不動産を買いに来たんだ。売ってくれる
よな?、ダメなのかな。」
「コルト様、大丈夫だと思います。」
「こんにちは~」
元気なコルトの声にギルドの扉を開ける。正面に受付があり、女性が二人カウンターに立っている。
「こんにちは。本日はどういった御用件ですか?」
受付の前に行き、
「ここ不動産は扱っていますか?、扱っているなら売ってください。」
「はい、ありますが、ギルドカードはお持ちですか?」
「はい、持っています。カードはこれです。」
カードを渡すと、受付嬢があわてだした。
「コルト様ですか?………ちょっとお待ち下さい。」
受付嬢は、階段をかけて上がりギルドマスターを呼びにいた。
すると、
「しばらくぶりですね、コルトさんどう言った御用でしょうか?」
「ロドニーさん、久しぶりですやっと王都についたので、店か、土地を探しています。」
「コルトさん、大きさはどのぐらいあればいいですか?」
「大きくて、縦10m×横10mぐらいがほしいですが、ありますか?」
「ちょっと待ってくださいね、物件を探して参ります。………………お待たせしてしまい
ました、土地だったらありますがよろしいでしょうか?」
「はい、その物件にします。案内してくれますか?」
「はい、わかりました。この子に案内させますがよろしいでしょうか?」
「はい、いいですよ。あと値段はいかほどですか?」
「はい、値段は白金貨10枚です。あと案内は
、リンさんお願いしますね。」
「はい、わかりました。それではコルト様案内しますので、ついてきてください。」
案内役のリンさんのうしろをついていき、
大きな土地に案内された。
「ここはこの間、火事で更地になって売りに出ていた土地ですがよろしかったですか?」
「はい、構いません。じゃあお金を払って
おきますので、土地の権利書と領収書をお願いしますね?」
「はい、分かりました。すぐに取りに帰ってきます。」
あわてて、取りに帰った。
「ナビ、頭の中に図面をおこして準備してお
くか。」
「コルト様、すぐ建物が立ったらおかしく思われます、壁で見えなくし幌で目隠してから
作業をした方が良いと思われます。」
「あー、わかった。そうするよ!」
そんなことを考えていると、ロドニーがリンを従えてかけてきた。
「コルト様、ほんとうによろしいのですか?
」
「ああ、ここでいいよ。あとこれお金の白金貨10枚です、受け取って下さい。」
「はい、ありがとうございます。これが権利書と領収書です。お受け取り下さい。」
「ああ、確かに受け取りました。」
「あと、大工はどうしますか?」
「大工はあてがあるから、心配しないでいいから!」
「分かりました。では失礼します。」
しぶしぶ帰っていた。
だれもまわりにいなくなるのを待って、
「魔法 結界魔法……イメージ10m×10m×50
m…イメージ……詠唱…発動。」
まわりに四角いバリアができ、だれも許可が
ないと入れなかった。
「魔法 土魔法…イメージ壁…縦10m×横10
m×高5m+イメージ幌高5m…イメージ…詠唱
…発動。」
壁と幌で中が見えなくなった。
魔法は使いがってがいい、イメージがあれば
どんな無理難題でもできる。あとは魔力の量
と使う量だけを把握しているかいないかの違いで決まる。
「魔法 ビルド魔法…イメージ地下2階+地上5階建てコンクリートビル…イメージ+外装は木造建築イメージ………詠唱…発動。」
まあ、やりすぎたようだがごまかすか。
「コルト様、これはちょっとどころでは、ないです。あとが大変かも?」
「ナビ、いいよにげるから。」
「ここは、本来業務は奴隷にさせるから心配しないでいいよ。」
魔法の改造を考えた。
「魔法 創造魔法 イメージ…ビルド魔法+創造…イメージ…詠唱…発動。」
〈ピコン♪:ビルド魔法改に変更。〉
あとは内装もしとくか?
「地下二階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ錬金部屋、鋳造部屋イメージ……詠唱…発動。」
「地下一階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ大浴場男湯、大浴場女湯イメージ…詠唱…発動。」
「地上一階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ商店ガラス張り+お菓子屋+ケーキ屋イメージ…………詠唱…発動。」
「地上二階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ食堂室、休憩室、イメージ………詠唱…
発動。」
「地上三階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ個室10部屋イメージ……詠唱…発動。」
「地上四階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ個室10部屋イメージ……詠唱…発動。」
「地上5階は、魔法 ビルド魔法改…イメージ僕の寝室、個室3部屋、書斎本棚イメージ…詠唱…発動。」
そこには、大きな城のようなビルができた。出来上がりだ、地上5階地下2階の屋敷ができた。後は人か?なんとかしないと商売が出来ない。
奴隷商会に行くが馬車が必要だ。
だから、馬車を作ろう。あと馬か?
「ナビ、馬どうしようか?」
「コルト様、召喚したらいいじゃないですか
。」
「そうするよ、魔法 召喚魔法…イメージ
ペガサス×2頭イメージ……詠唱…発動。」
すると、ペガサスが二頭召喚された。
〈マスター、ヨロシクオネガイシマス。〉
「名前つけるから、翼どうにかならない。」
〈ツバサハ、ケスコトガデキマス。ナマエホントウニツケテクレルンデスカ?〉
「ああ、付けるさ!オスがライオ、メスが
レイアでどうかなぁ。」
〈アリガトウゴザイマス、マスター。〉
「君たちが引く馬車を作るから待ってて、魔法 創造魔法…イメージ鋼鉄製馬車+重力軽減率100%+内装空間デザイン+ソファー作成…イメージ詠唱…発動。」
あちゃ、また作成してしまった。
「コルト様、またとんでもない物を作りましたね、わたしは知りませんよ!」
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