第3話日常の終わり(3)

 学校到着後友達と軽く挨拶を交わした後HRを終え1限目の授業の準備をしていると朝とは打って変わってあきらが珍しく神妙な面持ちで話しかけてきた。


「なあ直弥なおやなんかさ、嫌な感じって言うかさ、背筋がぞっとする様な気持ち悪い感じしないか?」


 いつもは茶化す様なおちゃらけた話し方なのに妙に真剣だな……


朝は何も感じなかったが体調でも悪いのか?


「いや、特にそれといった感じはないかな、夏風邪なんじゃないのか?保健室行ってきたら?」


 いたって真面目に返答を返すといつものおちゃらけた表情に戻り、「それはないと思うけどなぁ、風邪かな〜?」と先程の真剣な表情はなんだったのかというくらいにいつものあきらに戻ったのでそれ以上その話を深堀することは無かった。


「あきらー、ちょっと来てくれ」


 俺が呆れ顔で見てるとあきらを呼ぶ声がかかった。


 どうも向こうであきらの話題が上がったらしい。


あきらはクラスメイトに対し返事をしたあとサンキュウなーと言い残しスタスタとクラスメイトの所に行ってしまったのでやりかけだった授業の準備を再開した。


 1限目の授業が始まり廊下窓際の席から黒板を眺めて授業を聴いていた。


1限目に関わらず襲ってくる眠気に抗いながらノートをとっているとそんな眠気など一瞬で吹き飛ぶほどの轟音と遅れて悲鳴が聞こえてきた。


「なんだ!?」


 辺りを見渡すと同じようにきょろきょろとする生徒が見え、教師の佐原さはらも何が何だかわからないといった様子だった。


が、クラス中がざわつきだし騒がしくなっているのに気づくと佐原さはらは生徒に対して静かにするようにっとクラス中に響く張った声で叱責した。


 一瞬の静寂の後「ここを動かないように静かに自習していなさい」と告げ外に出ていった。


 扉を閉めて出ていって三十秒程たっただろうか、さきほどまでここにいた数学教師の佐原さはらの悲鳴が聞こえた。


 佐原さはらの悲鳴を聞き一人の女子生徒が悲鳴を上げたのを合図とばかりにクラス内に恐怖と今どうなっているのか把握出来ていない不安が蔓延まんえんし、


クラス内が再びざわつき何人かがクラスから飛び出そうとしたがこの状況で外が危ないと判断したのかそれを止めようとするものまで現れた。


 元から轟音と警報装置の音、別クラスから聞こえてくる悲鳴で他のクラスの人たちへの心配と今の状況に対しての不安が、佐原さはらの悲鳴で爆発。


恐怖へ感情が切り替わり軽いパニック状態になっていた。


 自分も初めての状況だったためパニック状態になっており思考がまとまらず動けないでいた。


 そしてそれはクラス内も同じく。


 各々が自分勝手な行動を取り出し混乱状態になっており、このままではけが人が出てしまうのではないかというくらいのパニック状態をさっきから聞こえている轟音より小さいがクラス内にしっかりと響き渡るくらいの"ぱん"と手を打つ音が響いた。


 あまりの音だったために一瞬の静寂が訪れた後、手を叩いた本人、あきらが驚きをあらわにして喋り始めた。


「うおっ!びっくりしたぁ……鼓膜が破れるかと思ったぜ。」


 いや、叩いた本人が驚くなよ…と思いつつもそのおかげでぐちゃぐちゃになった頭の中がスッキリ整理できたので心の中で感謝した。


「えっと突然すまん。自分でもびっくりしたがお陰でみんな落ち着いたか?まず一旦落ち着こうぜ、深呼吸してさ。」


そう皆に呼びかけた後に続けざまに外に出る出ないで取っ組み合いになっている生徒をほどいて落ち着かせる。


 こういう時、あきらはとても役に立つ、中学の時もリーダーシップを発揮してみんなをよくまとめていた。


だからこういう時、人を引き付けたり、落ち着かせたりする方法をよく熟知している。


 自身の手を打ち自分に注目を集めさせみなに声をかける。


普通なら一緒にパニックになっていてもおかしくないのに冷静に状況を見て的確な一手を打ってきた。


 そのおかげもあってか、クラス内は静まりあきらの指示を待つようにみなあきらを見ていた。


「じゃあまず外側の窓に移動しよう。今の現状がどうなっているのかはわからないがなるべく悲鳴の聞こえてきた廊下側から離れるべきだろう。なるべく静かに机や椅子を盾にしながら固まって。それと外の様子や他クラスのことを気になる人もいるだろうけど今は我慢して。」


 あきらの指示で一斉に移動し始めるクラスメイト達、先ほどまで取っ組み合いをしていた生徒たちもお互いに謝りつつあきらの指示に従っている。


 俺も移動しようかなと席を立った時、あきらから声がかかった。


「待って直弥なおや、お前にしか頼めないことがあるんだ。」


「頼めないことって?」


「皆のことを頼めるか?」


「は?」


 あきらの突拍子もない頼みに間抜けな声で返事をしてしまったがあきらの目を見てこいつが何もするつもりなのかを理解した。


「頼むってお前何をする気だよ!?」


 声を抑えながらしかし怒りをあらわにした声であきらに問う。


あきらの顔が今まで見たことがないほどに覚悟に満ちた顔をしていたので何をする気でいるのか何となく察した。


 こいつ、外に出る気か。俺の疑問に対しあきらはしっかりと俺の目を見て答えた。


「廊下で佐原さはら先生の悲鳴が聞こえた。それにさっきから響く爆発音や瓦礫が崩れる音そして至る所で聞こえてくる悲鳴、何が起きているのか確認した方がいいだろう?それにもし佐原先生が生きていた場合助けるべきだ。他にも助けを求めている生徒が絶対にいるだろうから外に出て助けたい。」


 確かにこいつはもっともらしいことを言ってはいる。


外の様子は気になるし助けを呼ぶ声も聞こえてきているから行きたい気持ちもわかる。


 ただ今何が起きているのかわからない現状で下手に動くのはかえって危険だ。


 佐原さはらの件だってそうだ。


最後の声はどちらかといえば死に際の断末魔の方が近いだろう。


それを生きていると仮定した上で外に出るのはあまりにも危なすぎる。


それに今、あきらに何かがあればクラスが崩壊しかねない。


 さてどうするか……


確かに今がどういう状況なのか知るためにも外の様子を知りたいがはっきり言って隣のクラスの廊下で佐原さはらの悲鳴が聞こえた事から廊下がとても危険であることがわかる。


はっきり言って普通であれば絶対にやりたくないが……


 頭の中で考えを整理しながらあきらを見る。よく見るとあきらの肩が小さくではあるが震えていた。怖いのなら行くなんて言うなよな……


 クラスメイトを見ると一段ではあるが机と椅子で簡易的なバリケードを作りその中からあきらを不安そうに見ていた。


 俺は軽い溜息は吐いた後「あきら、俺がやるよ。」と静かに言った。


 あきらに対し自分がやると言うとそんなことを言われるとは思ってもいなかったのか間の抜けた顔で「え?」という返事が返ってきた。


 その間抜けな顔を見てプッと吹き出し小さくではあるが笑ったのち「流石に外に出るのは危ないけど窓からなら外の様子を覗くこともできるだろ?」とあきらがいつもしているようにニカッと笑って見せた。


「いやいや、危なすぎる!そんな危険なことお前にやらさせるわけないだろ!?俺がやるよ!」


 あきらは納得がいっていないらしく声を荒げて俺にそう告げた。


「だがな、今お前にもしものことがあればどうするんだよ?絶対パニックになるぜ?今このクラスをまとめ上げているのはお前なんだからその責任を果たせ。」


自分の拳をあきらの胸に軽く当てる。


 でも……という言葉があきらから漏れたが俺がその後の言葉を遮るかのようにあきらの顔の前に右手を広げた。


「一度深呼吸をしてクラスメイトを見ろ、そして一旦落ち着け、多分お前が自分で思っているよりも冷静じゃないから。」


 あきらはその指示に素直に従いゆっくりと深呼吸を二、三回行った。彰の震えは止まっており、少しばかり肌色がよくなったか。彰の顔は見えないがどうも落ち着いたらしい。


 そして彰はゆっくりと辺りを見渡し決意が固まったのか俺の目を真っ直ぐに見つめる。


「すまんが廊下がどうなっているのか見てもらえないか?」


 声は震え、いつものあきらからは見られない不安そうな顔そんな苦悶に満ちた顔で頼んできた。


 落ち着いて状況判断はできるようになったようだが、やっぱり俺が行くことに不満ではあるらしい。


それにあきらの不安そうな顔には俺に危険なことを頼む罪悪感のようなものも感じた。

 

 あきらとしても苦渋の決断らしい。


まあ当たり前ではあるか。俺に対して危険に飛び込めと言っているものだしな。


 ただ、多分周りを見渡した時にあきらもわかったのだろう、もし自分になにかあればこのクラスは今度こそパニックに陥り崩壊しかねないことに、だから自分が行きたい気持ちを抑えて俺に頼み込んでいる。


 俺はあきらの不安を少しでも取り除こうと、親指を立てて少しの不満も感じないよう満面の笑みで笑う。


「これが終われば飯を奢れよ。」


なんか死亡フラグぽいセリフではあったが、まあいいだろう。


「飯でもなんでも後で奢るよ......気をつけろよ......」 


 少しだけではあるがあきらの顔色がよくなった、罪悪感が少しは薄らいでくれたかな。


 自分の近くにあった椅子や机をどかしゆっくりと窓を開けた。


....


..........


 窓を完全にではないが開いた。そして廊下が見えた。


 廊下を見た瞬間頭が真っ白になった。


 そこにはいつも通る廊下はなく真っ赤に染まった血の海と佐原さはらと思われる無惨な死体のような肉片とちぎれて飛び散った手や足。


多分、佐原さはら以外の死体もあるはずだ、でないと説明ができないくらいの血の量と肉片だった。


 死体のような肉片には何者かが食い荒らした後まであり見るも無残な状況だった。


廊下の窓やいつも使っているロッカーにまで血が飛び散っていたためさながらサスペンス小説で書かれる一幕のバラバラ殺人を想起させるような一場面が目の前に広がっていた。


 その光景を見た瞬間吐き気を催し口を手で押さえたが逆らうこともできず窓枠のレーンに朝食べた胃の中の物を全て戻してしまった。


 おぇー……


 熱く酸っぱいようなものが逆流していく。


直弥なおや!!」


 俺が吐いている姿を見て心配してか大声で声をかけてきたあきらに大丈夫だと一言言って口を押さえながらゆっくりと顔を上げたとき視界の右端にそれはいた。


 茶色の体毛を身にまとった目が赤で染る小熊、口元を血で濡らすそいつから顔を背けられずにいた。


 背筋が凍るような視線、所謂いわゆる殺気のような視線が俺の体を射抜くように貫き、頬から嫌な汗が伝うのを感じた。


 そいつと目が合い数秒はっと我に返ると急いで窓から飛びのくようにその場から離れようとした。


 確かに血まみれの校内に口元を血で濡らした熊がいれば誰でも慌てるだろう。


 しかし俺は別の焦りをこの小熊に感じていた。それは俺がこいつによく似たやつを知っているということだ。


 一瞬見ただけでもわかる覚えやすい特徴、普通の熊には絶対に存在しない額に埋め込まれた真っ赤なルビーのような宝石。


 5年間も毎日プレイして何度も森林エリアに行くたび見かける小熊に似たモンスター"ブラットベアー"それにこの小熊があまりにも類似しているということだ。


 ブラットベアーとはアオゲー内において森林エリアに行けば現れるモンスターなのだがこいつには別名があり、それは通称"初見殺し"、そう呼ばれている理由はこいつはとにかくとても速い。真っ直ぐな直線であればアオゲー内でも5位にランクインするぐらいに速いのだ。


 その速度は秒速100mで獲物と捕らえられれば目にも止まらぬ速さでプレイヤーの体の一部に噛み付き引きちぎってしまう。そいつのことを知らずに初見で会うとたいてい死ぬかHP半損までもっていかれる。ゆえに初見殺しと言われる所以である。


 ゲームリリース当時は多くのプレイヤーがこのモンスターに虐殺された。


 こんな具合だったので攻略法を見つけようと多くのプレイヤーがブラットベアーと戦い、そしてリリース3日目にして完全な攻略法を見つけた。


 その攻略法とは、ブラットベアーの目の前にタイミングよく武器を落とすという行為だ。

 

 大剣であれば尚いいのだが、突進してくるブラットベアーの目の前に武器を落としその武器を障害物として活用する。ブラットベアーは速すぎるが故に小回りが効かず一直線にプレイヤーの胸元目掛けて突っ込んでくる。


 よって障害物が目の前にあってもまっすぐに突っ込んでくる。ぶつかりさえすれば例え耐久力1の武器であってもしばらくスタン状態になるのでそこを攻撃すると言った具合だ。


 ただし注意点があり、全速突進を仕掛けてくるまでは絶対に目を離してはいけないこと。


離してしまえば視覚外からの攻撃にさらされてしまう為である。


 ただゲーム内でできていたことでありここは現実だ。


 ゲーム通りに体が動くはずもなくさらには完全な不意打ち、相手も急に現れたためか、はたまた食事中だったためか、すぐに攻撃はしてこなかったが俺が視線を外したのを合図とばかりに戦闘態勢に入る。


 俺は慌ててブラットベアーから目を離なし窓から飛びのくように離れた瞬間さっき半開きにした窓を無理やり突き破りガラスが割れる音が教室中に響き渡る。


 そして割れた音と共に俺の右腕に鈍い激痛が走った。それと同時に女子生徒の悲鳴が教室中に聞こえる。


「ぐっぁぁぁあああ―――!!!!」


痛い……痛いっ……いたいっ……イタイッ!!……


熱い……焼いた鉄の棒を押し付けられている火傷のような鈍い痛み……


 視界が涙で滲み、ぼやけた目で自身の腕を見た大量の血を吹き地面には自分の血と思われる血だまりができていた。


 そして俺の右腕にしがみつくように噛みつくブラットベアー。


激しい痛みに耐えられず呼吸は荒げ、とても辛い。


 息苦しい……


 改めて自分の現状を確認し、絶望と死にたくないという感情そして痛みで思考がいっぱいになる。


 あきらが何かを叫んでいる気もするが痛みという思考が外部の情報を遮断する。


 いろんな情報が脳を駆け巡り実際は5秒も経っていないのだろうが何時間も経っているかのような体感が襲ってくる。


 ぐちゅぶちゅという嫌な音が右腕から脳に伝わってくる。


痛い、ちぎれる、痛い、やめろ、痛い、やめろ、やめてくれ―――


 そんな思考はお構いなしにブラットベアーは容赦なく右手を嚙み千切っていく。


 そしてついにその時は来てしまった。


自分の右腕の骨が砕け肉がさける、そしてブラットベアーが俺から離れた、俺の右腕と共に。


「あ、あ、あがぁぁぁあああ――――!」


千切れた腕から血が噴き出す。尋常じゃない痛さが全身を襲う。


腕だけじゃない、焼けんばかりの痛みに全身が悲鳴を上げる。


あまりの痛さに地面で転げまわる、痛すぎて喋れない、呼吸もままならず過呼吸気味になっていく。  


 白の夏服制服が真っ赤に染まる、自分の血で血だまりができていく。


助けて、痛い、死ぬ、死にたくない、苦しい、痛い、辛い、誰か……


 あまりの出血の多さに意識が薄れていく、気絶に近い感覚だろうか。


受け入れがたい現実から目を背けるように意識は闇へと落ちていく。


 ああ、死ぬのかな、まだやりたいことあったのに....


 命のともしびが消えかけたその時、朦朧もうろうとした意識の中はっきりとそれは聞こえた。


【クラウンドシステム認証】


【プレイヤーの残りHPが5%を下回ったため、テイマー専用緊急召喚スキルの条件をクリアしたことを確認】


【只今よりテイマー専用スキル緊急召喚を実行します。】


「な……に……言ッてッ……」


 ついに激痛で頭がおかしくなったのか、幻聴が聞こえるまでになってきた。


ただ、視界ははっきりしている。体が麻痺したのかあれだけあった痛みも一切ない。


 それに闇の中に沈んだはずの朦朧もうろうとした意識が一瞬で目覚める。


 何が起きているんだ?ブラットベアーは?


クラウドシステム?テイマー専用スキルだと……


 様々な情報が頭の中を駆け巡り考えがまとまらない。


 するとさらにわけのわからないものが目の前に現れた。


 目の前に突如として現れたのは漫画などでよく見る赤色の魔法陣と思われる円だった。


 さきほどまでは血だまりができていた場所に入れ替わるように魔法陣のようなものができていた。


「これは……」


 魔法陣の見た目そして聞こえてきた緊急召喚の言葉、俺はこいつを知っている、俺がアオゲー内において一番重宝し、幾度となく命を救われたテイマーにとっての命綱、唯一の最強スキル


”緊急召喚”


 メイン職業がテイマーのときのみ使用可能で術者のHPが5%以下に下回ると強制的に発動するパッシブスキル。


効果は召喚条件や召喚デバフなどをすべて無視してランダムで一体テイムしたキャラの召喚を行う。


 その際プレイヤーが受けたダメージそしてこれから受けるダメージをすべて召喚されたモンスターが受ける、緊急召喚で召喚されたモンスターを倒さなければプレイヤーを倒すことができないというテイマーにおいての命綱というわけだ。


 それが今目の前で起きている、その魔法陣がどんどん大きくなり輝きがましていく。


そしてついに辺りを強い光が覆い、反射的に右腕で顔を覆うとするもそれがないことに気づく。


「くッ!」


光に目がやられ目が見えない状態でいたが、ただそれも一瞬でとけ目の前が開けた。


 目の前が見えた瞬間目を疑うような光景が目の前に現れた。


 そこには漆黒の鎧に身を包み真っ黒な大剣を地面に突き立てた2メートルほどの騎士が俺を見ていたのだ。


 そしてその漆黒の騎士はガシャン、ガシャンという鎧の擦れる音と共に俺の前にひざまずき、


「我があるじの危機により馳せ参じました。あるじの敵はすべてわたしが葬ります、どうかご命令を。」


 この日ずっと続くと思っていた日常が崩壊した、世界は魔物に溢れ、そして新たな世界が幕を開ける。


別世界となったこの世界アナザーリアルワールドの始まりである。

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