第6話 古い学校

星上「しかし、君は早熟の果実だな、まるで伊藤誠みたいじゃないか」

近藤「そういう君こそ夜神月みたいじゃないか」

星上「ふふ、そうだね、でもそういうキャラにも実は実在のモデルなんかがいたりしてね」

近藤「どういうことだい?」

星上「死神とかのオカルト要素が実際は科学技術だったってことだよ。だって一般には知られていない技術が秘密裏に使われてるかもしれないだろ、一般市民相手に。」

近藤「なんだ陰謀論か」

星上「まあそう取らないでよ。面白いじゃないか」

彼は右頬を左頬よりあげて笑いかけた。


近藤「でも正直君と居ると面白い。僕も限界が来てたんだよ。色々あってね。やっと本当の友達が入ったって感じだ。」

星上「・・・新しい契約は?」

近藤「・・・いいよ」


二人の心が共鳴するのを春人は感じていた。

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