1日中ボーッとしていても疲れる理由
DMN(デフォルトモードネットワーク)と言ってボーッとしている時でも脳は色々な事を考えています。1日中ボーッとしている老人が常に疲れているのもこいつのせいです。色々と考えては居ますがほぼループしているので何も産み出しません。ただただ疲れます。
脳は体全体で見ると非常に小さいのですが1日に消費するエネルギーの約20%を消費します。しかもその内の80%はDMNが消費しているのです。これは1日の消費エネルギーの内の16%に相当します。
DMNを止めるには瞑想(マインドフルネス)が一番手っとり早いのですが、瞑想と聞くと『怪しい』『洗脳』『カルト』等のマイナスイメージを抱く人が多いと思うのでここでは瞑想以外の方法をいくつか教えます。
・美味しい物を食べる。
これが最強だと思います。美味しい物を食べた日は1日中幸せな気分で居られます。更に凄い事に今抱えている嫌な気持ちも吹っ飛びます。
以前ドキュメンタリー番組でパンダの子育てを見ていたのですが赤ちゃんの体調をチェックしたい、けどお母さんは赤ちゃんを放そうとしない。そんな時どうするか言っていました。お母さんにエサ(笹)を与えるんだそうです。すると食べる事に意識が向くのでその間に赤ちゃんの体調をチェックするのだそうです。これと同じ事ですね。まあ、人間も動物ですし。同時に複数の事には集中できないと最新の脳科学でも言われてきてます。
他にDMNを抑える方法ですが
・普通の食事でも家族と一緒に食べる
多分無職者って1人でご飯を食べる、所謂ぼっち飯がデフォじゃないかと。私もそうなんですがたまに家族と一緒に食べます。そう言う時とぼっち飯の時、比べてみるとぼっち飯の時の方が断然、無駄な事を考えてます。
まあ、何が効くかは人それぞれだと思うので、ここでは様々な方法を提案させて貰います。
・火(理想はキャンプファイアー)を見る
・自然の中で遠くを見つめる
・チルアウト(ゆったりとしてリラックス出来る)音楽を聞く
・動物と触れあう
そこら辺が無難じゃないかと、私はそう思います。
とは言ってもDMNで消費するエネルギーは16%、肉体的な疲れをどうにかしなければ。って事の方があり得る訳です。とりあえずマッサージグッズを買うとか、100円で10分動くマッサージチェアを使いに行くとか、温泉に行くとか、寝具に拘るとか、肉体的な疲れは無職者にはほぼ無縁だと思われがちですが、廃用症候群と言って体を使わないと筋肉はどんどんと衰えていくみたいな事はあります(病気で寝たきりになると顕著ですが1週間でも筋肉はかなり衰えます)。可能性としてはそっちもあり得るとは思っておいて下さい。また、軽い運動やストレッチをすると筋肉のコリがほぐれて楽になる事も結構あります。
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