非常に興味深かったです。
個人的に感じていた「なろう系」の忌避すべき部分を簡潔かつ的確に指摘してくださり、非常にすっきりとしました。
私自身の意見としては、この手の小説は「著者の願望」を具現化しているものが多いように感じられます。始めからご都合主義にストーリーが進んでいくのも「自分は挫折したくない、努力というものをしたくない」、始めから主人公がチート能力を持っているのは「本当の自分はこんな力を持っている」、そして異世界転生に縋っているのは「周りの環境のせいだ、自分は悪くない」という意識の現われだと思っています。
筆者自身が「そういった結果」を描きたいがためにそういう魂胆が先行してしまい、その過程である物語や人物の描写がおろそかになり、結果的に「消費系」という形で再現されているのではないか、と考えました。
以上、私どもの意見でございました。長文失礼いたしました。
かなり共感出来る内容でした。
一般的になろう系作品は「ハーレム、異世界転生、無双、題名が長い」などの要素が多い印象です。
その中でも凄く面白いという作品はかなりあります。
ゼロの使い魔を初めて読んだ時は衝撃的でした。もう心の中で超面白い!!とまず初めに思えるような作品でした。そのおかげで気づいたら2日くらいで全て読み終えていました。今思えばなろうサイトを読むようになったのもこの作品といえますが、いざ蓋を開けて見るとなろうの数々の作品にガッカリした覚えがあります。同時にこれ超面白い!!という作品もありました。
この違いは筆者様が書いた内容の通り登場人物がモテる=カッコいい、カッコいい=モテるかの違いだと思います、更に言えばストーリー構成や出てくる登場人物の繫がりみたいなものが薄いように思いますね。
結局は書いてる著者の腕次第ですね。
まぁ、本当にいい作品に出会いたいなら私ならお金使って賞を取った作品を買いますねw
長文失礼致しました。
作者からの返信
ありがとうございますm(_ _)m
あえて地雷を踏み抜きまくって良作を探して読むという力技もなかなか楽しいので是非w
まさに同じことを考えておりました(笑)。
たしかにラノベの主人公はモテモテですけど、かっこよさというのは本人にあるものですよね。モテるからといってばたばたしたりしませんし。
あれがあるから男女ともに楽しめていたと思います。
続き読ませていただきますね…楽しみです^^