第8話心に空いた穴
寂しさや孤独は 何のためにあるのだろう
心にぽっかり穴が空いたような虚無感だけが
私の心に張り付いて どうにもできない
最後に本気で笑ったのはいつ?
最後に本気で泣いたのはいつ?
そんな事も忘れてしまうくらい
私の心は凍ってしまったのだ
感情なんて要らない
目も耳も見えなくていい、聞こえなくていい
ただ、私は 殻の中に閉じこもって
眠っていたい もうこんな孤独を感じるのはうんざりだ
心にぽっかり空いた穴を
塞いでくれる人は居るだろうか
私を心ごと愛してくれて
空いた穴から出ていった愛情を注いでくれる人
そんな人は現れるだろうか
そんな人が現れても
きっと私は心を閉ざしてしまうだろう
人はいつか離れていくもの
それを痛いほど分かってるから心を開けない
偽りの笑顔で取り繕って なんとなくその場に居る
いつかこの笑顔の仮面を
取ってくれる人は居るだろうか
少しだけ期待しながら 今は孤独と一緒に
偽りの私で 歩いていくよ
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