第22話境界の国4
ミノスゲートは、跡形もなく消えている。
変わりに直径1km前後のクレーターが三つ。
分厚いジニリウムの防護壁が、まるでキャラメルのように、溶けて、千切れている。
ケラム地帯からミノスを遮るものは、もはや何もない。
大きな獣の群れが崖を登り、ミノスに入って行く。
クローチだ。
クローチは、熊のような大きさの目のないネズミだ。
自らの発する特殊な音波で、物の形、柔らかさ、色までも把握する。
耳が異様に発達している。
クローチは無数にいる。
アマル軍の重装歩兵団が、クローチの群れを超高温火炎砲で燃やしている。
これから来るアマル軍の進軍の妨げになるからだ。
小石が跳ね、細かい振動が始まる。
振動は身体を震わせ... 。
内臓を直接揺さぶる波動となり...。
地鳴りと共に、激しく大地を揺さぶる。
そして、とうとう、立っていることも難しくなる。
アマル軍は、ケラムの大地を真っ黒に染めた。
想像を絶する大軍団だ。
真っ黒な軍団は、黒いコールタールの津波のように、ミノスゲート跡に押し寄せる。
数百万体の低級アンドロイドが崖や防護壁を登り初める。
規則正しく、定期的に登って行く。
大抵の人間は、この光景を見て硬直してしまうだろう。
低級アンドロイドは、市民だけではなく、全ての生命を見境なく殺す。
侵略される側の人間にとって、最も恐ろしい存在は、兵曹ではない。
この金属でできた巨大な殺人蟻だ。
大きな蜂の群れのように、数えきれない数の攻撃艇がミノスゲート上空を通過していく。
たった1つの都市に、大国を滅ぼすほどの数だ。
上級アンドロイド達が、ジニリウム製の梯子を次々とミノスとケラムの落差にかけ始めた。
ケラムとミノスの数百メートルの標高差を埋めるために。
一瞬にして、広大な範囲に、ジニリウムのハシゴがびっしりと掛けられた。
まるで、真っ黒い海苔を敷き詰めたように。
...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン...ダダン
その上を重装歩兵、更には、軍事兵曹が進軍する。
兵曹の重みで、重厚なはずの梯子が撓む。
今にも崩落してしまいそうだ。
数100万の上級アンドロイドが身体をはってそれを下から支える。
無数の肩車。
生身で柱を地面から支える。
正に、虫ケラとして扱われている。
数万のシムキャスト(兵曹用戦車)が梯子を渡り始めた。
シムキャストが、上級アンドロイドが支える梯子の上を容赦なく進んでいく。
シムキャスト(兵曹用戦車)は、重装甲でできた、巨大な山車のようなものだ。
その豪華な頂上の玉座に、軍事兵曹が座っている。
補佐を務める兵曹達が、その一段下に立つ。
軍事兵曹の発する、迫撃砲は、破壊力があり射程も長い。
シムセプト(空陸両用戦車)のそれとは比較にならない。
シムキャスト(兵曹用戦車)の武装は、軍事兵曹そのものだ。
戦車のアフロダイ系高圧炉は、戦車ばかりでなく、兵曹にもエネルギーを供給する。
歪(いびつ)で重厚な、球状のキャタピラは、どんな悪路でも破壊し、破片を撒き散らしながら進む。
重装歩兵の士官が檄を飛ばす。
「...貴様ら!。踏ん張れ!。...」
...うぉーーーーーーーーーーー...
...くわぁーーーーーーっ...
...ククッ...
...うっくっ...
...ウォーーーーーーーーーーーー...
上級アンドロイドには、感情があり苦痛も感じる。
不平や不満も言う。
新しい知識も身につけることが出来る。
しかし、人権が無い。
奴隷以下、家畜にも劣る。
...ズッゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
ついに、梯子の一つが、16人乗りのシムキャスト(兵曹用戦車)の重みに押し潰された。
梯子も上級アンドロイドも、シムキャストとともに、120m下のケラム地帯へ落下した。
兵曹達は、無表情で、シムキャストを降りて来る。
「ひ、ひぃ...。お許しください!。」
「も、申し訳ございません!。」
「ど、どうかお助けを!。」
兵曹達は、命乞いをする上級アンドロイドの頭を、無言で踏み潰していく。
次々と躊躇無く。
...ゴリゴリ!ゴンガン!グッシャアッ!ゴリゴリ!ゴンガン!グッシャアッ!ゴリゴリ!ゴンガン!グッシャアッ!ゴリゴリ!ゴンガン!グッシャアッ!ゴリゴリ!ゴンガン!グッシャアッ!...
「ぐふぇぇ!。」
「ごあ!。」
踏み潰された、上級アンドロイド達の頭部から、脳みそが噴き出している。
特別大きな黒塗りのシムキャスト(兵曹用戦車)が中央の梯子に乗っている。
5階建てのビルほどの大きさがある。
中央の梯子は、より重厚で、大型のアンドロイド達が支えている。
しかし、シムキャストが大き過ぎる。
「うっ。」
「ああっ。」
「も、もう駄目だ...。」
「ぐうぉっ...。」
「た、助けてくれ...。」
梯子がたわんだせいで、シムキャストは、半ばでスリップをした。
「貴様ら!。少しでも不手際を起こして見ろ!。連帯責任だぞ!。」
「皆殺しにするから、覚悟しろ!。」
「貴様らの変わりなどいくらでもいるんだ!。」
「オーラーッ!。」
...バシィッ...
「ひぃぃ...。」
「貴様ら!。おら!。もっと踏ん張れ!。笑」
装甲歩兵は、ギリギリで耐えている上級アンドロイド達に対して、楽しそうに、電撃鞭を振るう。
ついに、巨大なシムキャストは、ミノスに上陸した。
綺麗に手入れされた緑と石畳みの敷かれた美しい街道を、無数の戦車や、兵曹、重装歩兵が行軍する。
何とか、持ち堪えた上級アンドロイド達に、装甲歩兵は尚、容赦なく電撃鞭を浴びせ続ける。
「お、お許しください!。」
「ひ、ひぃぃ!。」
装甲歩兵達は、何かに取り憑かれたように、上級アンドロイドに、無心で電撃ムチを与え続ける。
これでもかと言わんばかりに執拗に。
ムチの先端が当たり、顔の半分を吹き飛ばされるものも。
戦争のイラつきをただ、弱い者にぶつけているだけ。
単なる虐待に過ぎない。
野良犬ですら、こんな悲惨な扱いは受けない。
いや、積極的に楽しんでいたぶっている。
人工的に幾らでも生み出すことが出来る、人間そっくりの命。
「泣いてやがるぜ。笑。こんなにいたぶりがいのあるゴミがあるか?。」
「お前たちの性器は何でついてるか知ってるか?。設計した奴が俺の友達でな。笑。辱める為にわざわざ付けたんだってよ。笑。使い道ねぇもんなぁ。笑。」
上級アンドロイドの屍を踏み潰し、ミノスゲート跡から、続々とアマル軍は入って行く。
美しく育った草や花は踏み潰され、景色に調和した広大な石畳みは、重戦車のキャタピラで砕け散って行く。
ミノスを美しく彩っていた、女神や神々の彫像達は、ことごとく破壊されて行く。
小さな畑の無料配布所は、野菜ごと踏み潰された。
「家畜兵どもは、みなまんまと我が帝国との国境、ザザルスに逃げおったわ。笑」
「ミノスの軍は、500に満たない数です。この地ミノスを手堅く我が帝国の拠点と致しましょう!。ワダン様。」
「ふん!。下らん。こんな汚らしい国、焼き尽くし、塵にしてやる!。皆殺しじゃ。虫一つ生かしてはおかん。気持ち悪い!。絶対に許さんぞ。この気持ち悪さ。既にレキが片付けておろうが。笑。」
手作りらしい、小さな綺麗な小屋も戦車に潰された。
潰された黒板には、カラフルなチョークで、ワイナ語のメッセージが書かれている。
『疲れた方は、こちらでゆっくりお休みください。畑の果物もどうぞ! 。 ヨーカウ・サルマ』
アマルの大軍の進路にある、並木も石像も、交通を司るペギリウム(特定の波長で眩く鮮やか光を放つ)灯の7色の石塔も、家も、何もかも全て破壊され倒壊していく。
高位の女性の住む高床式神殿 フォンナクが。
歴史のある礼拝堂が。
全てのものが破壊されていく。
ミノスの人は、みんな、居住区まで逃げた。
ハイドラ人は、比較的平和なミノスの住民ですら、侵略者からの身の守り方が身に着いている。
ミノス人達は、恐怖に震えている。
シムキャストに乗っている兵曹は、どれも20mを超える巨体。
数千はいる。
ビルほどの高さがある巨人ばかり。
並の者では、いや、獣ですら敵わない。
筋骨隆々とした、身体。しかも、金属や樹脂に似た重々しい風合いだ。
「はっはっは。何がペルセアじゃ、わっはっはっは。造作も無いわ。簡単に制空権を手放しおった。所詮家畜民族の作ったポンコツよ。笑」
黒いシムキャストに乗っている大将らしき兵曹は、通りすがりに、ハイドラの聖母ララの大石像を、直径2mの棍棒で叩き壊した。
「何が聖母ぞ!。笑。家畜の分際で!。ん?。似ていたな?...。」
滞りなく進軍を続けていたアマル軍だが、堀が見下ろせるところまで来て、突然停止した。
ミノスも例外ではなく、居住区の周りには大きな深い堀が作られている。
前軍が予告無く停止したため、アマル軍は、激突や、横転など、大混乱を起こした。
指揮官が伝令を飛ばし、舞楽隊が停止緊急回避の行進曲を鳴らし始める。
30分をかけ軍はようやく停止した。
しかし、慣性で数千の兵士が、次々と深い堀に突き落とされて行く。
...ううわああ...
...バッシャーーーーーーーーン...
...おおぃ...うわぁ...
...ドップーーーーーーーーーン...
...あぁ...あぁ...ああああぁぁぁ...
...バシャアァァッ...
...お、押すな...ぅわぁぁぁぁ..
...バシャアーーーン...
堀にはレッドアイと呼ばれる巨大な赤い目の魚がいる。
残念ながら、彼らはレッドアイの餌食だ。
群れをなし泳いでいる。
堀は、底でラウス湖と繋がっている。
ラウスは、タンジアのバイキールと並び称される巨大湖で、湖底はさらに海に繋がっている。
レッドアイは獰猛な魚。
5m以上ある。
...ドバッ...バシャッ...ババッ...バシャ...バシャ...バシャ...ドバッ...バシャッ...ババッ...バシャ...バシャ...バシャ...ドバッ...バシャッ...ババッ...バシャ...バシャ...バシャ...ドバッ...バシャッ...ババッ...バシャ...バシャ...バシャ...ドバッ...バシャッ...ババッ...バシャ...バシャ...バシャ
この巨大な肉食魚は、落ちた兵士やアンドロイドを食い尽くす。
...ギャーーー!...
...ひいぃ!...
...た、た、助けてくれーー...
...ぐぇ...
...ごあ...
堀は、激しく波打ち、血で真っ赤に染まっていく。
振動と水の音が、辺りを揺さぶるほどだ。
対岸の石壁の向こうに、ハイドラの美しい都市ミノスがある。
対岸へ繋がる大きな橋から堀にかけて、大きくえぐれている。
大きな爆発があったようだ。
そして、えぐれた部分は真っ黒に染まっている。
「誰が止まれと言うた!。マヌケどもめ!。」
大きいシムキャストから、太った坊主の大男が降りてきた。
上級アンドロイドの膝を階段にして。
上級アンドロイドは、足がひしゃげても声すら出せない。
殺されてしまう。
大男は、丸い口髭を蓄え、黒い戦闘服を身に付けている。
「なんじゃ!。死んだ家畜人間の山でもできとるのか!?。気持ち悪い!。殺す価値も無い。」
「ヒドゥイーンにも美しい女はいます。高貴な女など。狩りますか?。ワダン様。やり終わったら殺しても良いのです。兵士達のガス抜きになります。好きな女を好きなだけ捕まえ犯す。飽きたら殺せば良い。はっはっは。パラダイスです。」
「家畜の臭い女など抱く気にもならんわ!。煮て食うか?。煮て、ただ捨てるか。わははは!。もっと面白い遊びがあるぞ?皆殺し遊びじゃ。おまえらが犯したきゃ、好きにしろ。その代わり、絶対に生かしておくなよ。虐殺しろ!。苦しめて殺せ!。」
「はっはっは!。殿もお人が悪い。」
太った大男の一挙手一投足を、不快感をあらわにして見ている男がいる。
「チッ!。コウソンライか、陰気な男め。」
「ワダンよ。赤碧様のお名前を穢すつもりか?。」
「赤碧?。ワシらは、ザビル殿下の言うことさえ聞いておれば良いのじゃ。どけ!。」
ワダンは、コウソンライを突き飛ばした。
「ワダン、おまえ!。」
「貴様とこのワダン様、どちらの格が上じゃ?。そもそも何が18使徒じゃ!。ザビル殿下やワシが使徒じゃと!。ふざけおって!。」
「良かろう。ワダン。私は末席なれど赤碧様の直命にて、18使徒となった者。赤碧様にご報告する。」
「なんじゃと?。」
ワダンはコウソンライの首を片手で掴み持ち上げた。
「そもそも、貴様が、貴様のような軟弱者が使徒じゃと?。こうしてくれるわ!。」
ワダンはコウソンライの頭を握り潰そうとした。コウソンライも2mを越える偉丈夫だ。
しかし、ワダンの前ではまるで赤子のようだ。
「殿...流石にお仲間の使徒を殺せば、ただではすみませんぞ...。」
ワダンの側近が言う。
ワダンは、残念そうにコウソンライを地面に投げつけた。
コウソンライは、地面を転がった。
「ふん!。クズが!。」
ワダンの軍は、過去の闘いにおいても、破壊や略奪、殺戮を容赦無くおこなっている。
ワダンは、アブドーラの18使徒の1人だ。アマル最強の兵曹団の1人だ。
今や、大帝国アマルにおいて、
88州60億の民の王であり、一度は、神帝カーの寵愛を受けた赤碧帝アブドーラ。
間違いなくローデシア•エイジンで最強の軍隊を持つ最強の兵曹。
赤碧に恐れをなした元老院は、赤碧と並ぶ強力な兵曹エルマー•ザフィーラに、兵曹の最高称号「スカルヤク•マー」(神帝マーの兵)を与えた。神帝マーは、神帝カーの祖父に当たり、元老院は全てマーの側近だった者達だ。カーは、元老院の長老達が気にくわない。
予想以上に強大になってしまったアブドーラと、神である自分に従わない元老院に憤りをを感じた神帝カーは、最終兵曹である、デューク•ノアロークに「スカルヤク•カー」の称号を与えた。
「なぜあんなカスがワシと同じ18使徒なのじゃ!。人間家畜でウサを晴ら....。」
ワダンは突然言葉を無くした。
クローチの死骸で足の踏み場が無い。
「な、何じゃ。ケダモノがこんなに...あの黒い染みは...?。」
「こ、これはどういうことじゃ...。」
無数の攻撃艇の残骸が燃え上がり、ほぼ全軍に近い、低級アンドロイドが、殺虫剤で皆殺しになった虫のように大量に破壊されている。
重装歩兵や、中には兵曹の姿も。
20mを超える巨人が、グチャグチャに潰されている。
あの巨体が激しく損傷していて見るに堪えない。
しかも、一体ではない。何体もだ。
ワダンの息遣いは粗くなり、肩で息をし始めた。
額からは汗が止まらない。
ワダンは、目を血走らせ、叫んだ。
「なんじゃ...これは...なんじゃ...レキは何しておる...」
黒い染みに見えたものは、自軍の変わり果てた姿。
「おまえの探している人間家畜とは、これのことか?。」
居住区を隔てる壁の正門に、兵曹が足を組んで座っている。
ハイドラの兵曹だ。
とてつもなくデカい。
片手に先に街に入ったはずの副将レキが捕まれている。
レキはまるで人形のようだ。
兵曹は、青い戦闘服を纏っている。
兵曹を解き損ねた兵曹と人間の間の中途半端な容姿だ。
そして、兵曹は深傷を負っている。
胸に大きく深い傷がある。
兵曹はワダンの前にレキを投げてよこした。
レキはワダンの前に転がった。
何かに怯えてうわ言を呟いている。
正気では無い。
「ワダン!。その兵曹に気をつけろ!。」
コウソンライが叫んだ。
「やかましいわ!。このドブ鼠が!。」
ワダンは岩を拾い投げつけた。
コウソンライは辛うじてかわした。
ワダンは、棍棒でレキの頭を怒りに任せて殴った。
ワダンはレキの頭をグチャグチャに叩き潰すと、兵曹に向かって行った。
ワダンは、兵曹からジェットエンジンの様な音が響いていることに気づいた。
「...この音、虫宿しか?。まさか、ハイドゥクではあるまいに。このデカさ...ハイドゥクはもっとデカく、もっとジジイのはず。しかも、気の触れた我が子に殺されかけた。ハイドラの狂人に。...」
ワダンはぶつぶつ呟いている。
「どうなさいました?。」
「ハイドラの狂人?。」
ワダンは思わず叫んだ。
「何?。き、貴様まさか...。」
アマル軍がどよめく。
ハイドラの兵曹からは、只ならぬ殺気が漂っている。
シムキャストに乗った兵曹達は、にわかに滝のような汗をかきはじめた。
ハイドラの狂人は言った。
「おまえは今から私に粛清される。名を知る必要は無い。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます