~吉兆~2
ジリリリリリリリリリリ!
布団から手だけを出し目覚ましを止める。
まだ十月だと言うのに山の麓にあるこの寮は冷蔵庫並みに寒い。
空気が乾燥して肌が荒れるからできれば暖房は使いたくない。一応女子の悩みも持っているのだ。
昨日雅人と別れてからどうすれば休みを代われるか考えてみたが良い打開策が浮かばない。
まず誰と代わろうか。シフトも自分の出勤のところしか把握していないから誰が出勤かもわからないし、休みかもわからない。
しかも誰が休みだろうと私と代わってくれる人なんているのだろうか。
私は職場で浮いている。客観的に見なくてもわかることだ。関わりを持とうとしなかった手前、そんな眼中にない私の頼みを聞いてくれる人なんているのか。唯一常田さんぐらいしか思い浮かばない。
(出勤したら相談してみるかね。)
ぼーっと共同の洗面所まで行き顔を洗い歯を磨く。
「おはよー蓮実ちゃん早いねー。」
洗面具を持った相田が向こうからやってくる。普段こんな早朝に誰も来ないのに。
「おはほーごはいまふ。」
一応挨拶はしとく。
「フフフ。ごめんね、歯を磨いてるときに。」
笑いながら私の隣で支度をし始める。
(いやめっちゃ横空いてるのになぜ隣だよ。)
少し嫌気が差しながら支度を終え部屋に戻ろうとする。
「今日もがんばろーねー!」
朝からテンションの高い奴だ。
会釈をし部屋に戻る。そこから軽く化粧を済ませ、準備をして部屋を出る。
私は朝の出勤を誰とも被りたくないのでみんなより早めに寮を出る。
「おはようございます長尾様。」
「おはようございます。」
寮の入口で掃き掃除をしている美代子さんに会った。
「今日もまた憂鬱そうな顔をしておりますね。丁度彼方様がここを去ってからでしょうか。」
上を見ながら何かを考えるように顎に人差し指を当てている。
私の体はビクっと反応する。
(ゲっ!どんな洞察力だ!)
「あら、図星でしたか。私ったら立ち入ったことを。失礼しました。」
美代子さんはにこやかに掃き掃除を続ける。
「朝食はいかがなさいますか?」
なんの悪気も無さそうに続ける。
「あ、いや今日も大丈夫です。....私ってそんなにわかりやすいですかね。」
恐る恐る聞く。
「私の職務は皆様の体調管理も含まれております。常に気にかけているつもりですけども。長尾様は特別気にかけてます。」
(なぜピンポイントなんだ!?)
「なんで私なんですか...?」
また恐る恐る聞いてみる。
「気になるんです。あ、変な意味はないんですよ。ただ香お嬢様と似ているところがあるからかもしれませんね。」
私が斉藤さんと?むしろ正反対な気がする。
「私そんなはしゃいでますか?」
「いえ、性格ではなくて。フフフ。いずれここで本当の長尾様とお会いするのを楽しみにしております。それでは。」
何もかも見透かしたかのように寮の中へと入っていった。
さすが美代子さんだ。よそいきの私を見切っているみたいだ。
早朝の山道はとても寒く登り坂の為出勤が辛い。
マフラーと手袋を装備品してるが顔が寒く、旅館につく頃には身体が冷えきっていて室内に入ると至るところが悴む。
「おはよーう!」
掃き掃除をしてる常田さんに会う。
「あのー、ちょっと相談したいことがあるんですけど...。」
唯一の可能性にかけて常田さんに日にちのことを相談してみる。
「お!はすみんが俺に相談なんて珍しいね。なんかあったの?」
「はすみんって言うのやめてください。単刀直入に言うとシフトを代わっていただけないかなっと思って。」
掃き掃除をやめて腕を組み悩みはじめる。
「うーん。俺と蓮実ちゃんは役割が違うから厳しそうだけど、一応いつだい?」
「十月の十一日なんですけど。やっぱり無理そうですかね。」
「あー十一日かー、丁度その日に前言ってた長谷川さんがこっちに来る日だから俺は代わるの無理だけど、ちょっと他の人のシフト見て声かけてみるよ。」
こういうところは常田さんの人柄が頼りになる。
「お願いします。私も代われるか他の人に聞いておきます。」
「そんで?なんの予定があるの?」
なぜか常田さんはニヤニヤしている。普段私がプライベートのことを話さないから気になるのか。ただこのニヤニヤは好きじゃない。
「別に。」
私はいつもどおり適当に返答する。
「なんだよ気になるじゃん。普段こんなこと言ってこないし、代わってほしいほどの何か大切な用事があるんじゃないの~?」
ずけずけと土足で人の領域に入ろうとして来るこの横柄な態度が気にくわない。ただ今回は私のドジから始まっている。理由を説明しなければ筋が通らない。
「はぁー。私の友人が入院してるんですけど、月に一回外出日があるんです。今回は一日だけで、その日は私が企画した予定があったんですけど。私がその日予定を空けるのを忘れてしまったんです。」
常田さんは意外にもうんうんと黙って聞いてくれる。
「なるほど、そんで休みを代わってほしいと。...その子ってかわいい?」
(ん?なぜ急にそういう話になるんだ?)
「えっと、かわいいと思いますけど、なんでですか?」
すると急にニコーっとして少し近寄ってくる。
「今度その子紹介してよ。俺しばらく彼女いなくてさ~。」
(は?なんだそれは。)
「ちょっと蓮実ちゃん?どこ行くの?」
私はあきれ果てた。
常田の顔を見ることなくそのまま旅館に入る。
話したくない。見たくない。関わりたくない。
私の心の中で常田に鍵を掛けた。
人として接した私が悪かった。話のすり替え以前に発想が気持ち悪い。利己的な人って本当にくだらない。少しでも常田を話の通じる人だと思った私がバカだった。
頭の中がぐるぐる回る。
(彼方さん。気持ち悪いよ...助けてよ。)
そのまま旅館のトイレに駆け込み私はもどしてしまった。
いつも通り仕事を終えロッカーで帰り支度を始める。
同期の人が事務所で話をしているのでこの隙に着替えてすぐみどりに会いに行きたい。
私は今日無心で仕事をした。あの朝の一件で更に人間に失望した。
もうこれ以上人と関わらなくていい。苦い思いは嫌だ。優しい世界に行きたい。
その一心でみどりに会うことだけを楽しみに仕事をした。
(仕事なんて、お金を稼ぐ手段でいいよ。)
上着とマフラーと手袋を装着してロッカーを出る。
(でも、どうしよう。あと八日しかないし、今日誰ともこの話ができなかった。絶望的かな。)
「...ちゃーん。」
(はぁ、これも自業自得よね。)
「はすみちゃーーーん!!」
声のする方に目を向けると仕事着姿の相田が従業員入口から走ってくる。
「よかったー!まだ帰ってなくて。」
相田は膝に手をつきちょっと苦しそうに息を切らしながら顔を上げている。
「相田さんお疲れ様です。どうしたんですか。」
追ってこられる原因が見当たらない。できればすぐに私は...
「十一日あたし代われるよ!」
...へ?
「えっと、それは...。」
息を整えた相田がしゃんと私に向き直る。
「あたし代わる!その日は用事も何もないし大丈夫だから。」
ちょっと今の状況が信じられない。
「で、でも。相田さんには何もメリットがな...」
「入院しているお友達の外出日なんだよね?ごめん常田さんから聞いたよ。」
私が言い終わる前に相田は続ける。
「行ってあげてよ。シフト代わるぐらいなんてことないよ。私は大丈夫!その子に会って一緒に楽しんできて!ねっ?」
相田は満面の笑みを私に向けてくれた。
「...それを言いに走って追いかけて来てくれたの?」
「そうだよ。常田さんから聞いたらいてもたってもいられなくなってさ!」
相田はグーサインを出す。
「相田さん...。ありがとう。」
私も小さくグーサインを出す。気づけば微笑んでいた。
バスの中の定位置で物思いに耽っている。
まさか自分から代わってくれる人がいるなんて。
それに常田にも少し感謝している。あの無神経はまだ気にくわないがあんな態度をとっても周りに話してくれていたのはありがたい。
(人ってわからないもんだなー。)
窓の縁に肘を置きながら流れる景色を見て思う。
それと相田...なぜ後を追って来てまで代わると言いに来てくれたのか。相田はあの人柄なので職場の人たちと仲良くやっている。同期の私を気にかけてくれている素振りはあるが直接関係を持つことはなかった。
群れるコミュニティが好きではないので私から距離を置いているのだ。
こんな関わりのない私の為に出勤を代わってくれるなんてただのお人好しなだけなのか。
そんな疑心に満ちたことを考えていたらバスは病院に着いた。
何より十一日代わってもらえた。その報告をみどりにしたくて病室まで一直線にかけ上がっていった。
「みーどり~。こんち...わ...。」
みどりは呼吸器を付けて眠っていた。隣にはカルテを持って何かを記入している本田さんがいる。
「蓮実ちゃんこんにちは。みどりちゃんは安定して眠っているから安心してね。」
入口で固まっている私に本田さんは声を細くして説明してくれる。
この光景は珍しくない。月に一回あるかないかだが、私はこの状態のみどりを見るととても不安になる。
この状態は緊急措置でもなんでもなく、少し容態が悪くなるとこの方がすぐに楽になれるからやっている、だから心配いらない。とみどりから説明を受けている。
でもこの状態を見るとみどりの命の炎が消えかかっている感覚になる。声をかけても反応はなく、手を握っても握り返してこない。
心地よく眠っているみどりを見るともう起きないんじゃないかって思う。だからすごく怖い。
私はいつものようにみどりの側に椅子を寄せ座った。
本田さんは診察がおわったのか小声で じゃあね~ と言って部屋を去っていく。
みどりの小さく白い手を握る。とても冷たい。暖かくなるように両手で包んで擦ってあげる。みどりに寄り添うように半身をベッドに委ねる。それが気持ち良くて私はそのままみどりの太ももを枕にして寝てしまった。
なんだか頭が暖かい。何かが私の頭に触れている。むにゃむにゃしていると、ガタンと何かが倒れる音がする。その音に反応して体がビクっとなる。目を擦りながら体を起こすといつの間にかいつもの場所に雅人がいた。なぜかソワソワしている様子だ。
「お、おはようございます長尾さん。」
「ん。おはよー。寝ちゃってたわ。あれ、みどりもまだ寝てる。」
私が来たときと同じでみどりは何も変わってない。手も私が握ったままだ。
(なんか頭を撫でられていたような気もするけど、夢だったのかな。)
「雅人も来てたんだ。いつ来たの?」
窓の外が真っ暗だ。私は一時間ぐらい寝てしまっていたらしい。
「えと、さっきですよ、ついさっき。」
なぜか目が泳いでる。瞳がバタフライしてるぐらい泳いでる。
「なんで二回も言ったし。なんか慌ててるけどどうしたの?」
「慌ててないですよ。なに言ってるんですか長尾さんはー、ハハハハ。」
(なんだこいつ。)
慌てふためいてる。まぁ珍しいっちゃ珍しいが取り乱す雅人が気持ち悪い。
「もしかして、寝てるみどりになんかしたのか。」
私は目を細め雅人を見る。
「いえ、みどりにそんなことは絶対にしないです。そこを疑われるなんて心外ですね。」
冷静さを取り戻したのか冷ややかな目をして言われる。
(まぁ確かに雅人は男でも他の男とは違うからそんな心配はいらないか。)
「ごめんごめん。悪かったよ。そんなに目くじらをたてないでおくれ。」
「それはそうと、みどりの具合は大丈夫なんですか。呼吸器を使ってるの久しぶりに見たので部屋に入ったとき少し怖かったですよ。」
なんか話をはぐらかそうとしてる気がする。
ただ雅人も私と同じ事を思っているみたいだ。
「んーうちが来たときから眠ってたからわかんない。でも本田さんは大丈夫って言ってた。」
雅人はため息を漏らした。
「よかった。みどりの寝てる姿ってとてもキレイだから少し怖いんですよね。このまま消えていってしまいそうで...。」
とても心配そうにみどりに目を向けている。
私と感じていることが同じで驚く。雅人にとってもみどりはとても大切なんだろう。
「うちもそう思う。なんかすごく不安。」
その後の時間は雅人は本を読み、私は疲れていたのかまたみどりに寄りかかりながら眠ってしまった。
「長尾さん。そろそろ帰りますよ。長尾さん。」
(んーわかってるよ。でももうちょっとこのまま...)
私は寝ぼけながらむにゃむにゃする。
「長尾さん...。」
聞こえてはいたがもう少しだけこのままでいたかった。
みどりと離れたくない。
...ん?
そう思っていると頭に柔らかな感触がする。目を開けていないのでわからないが多分雅人が私の頭を撫でている。不思議と嫌な感じはしない。
「...頑張りすぎだよ。」
雅人がすごく小さい声で優しく言う。
理解されているからかその言葉が嬉しかった。心地よかった。
雅人はしばらく私の頭を撫でた後元いた所に戻って椅子を片付ける。
「おーい、長尾さん。帰りますよ。」
今度は軽く肩を叩かれる。
私は狸寝入りをやめて大きく伸びをする。
「は~い。起きましたよ。全くこの子はぐっすりだね。」
みどりはまだ眠っている。今日はみどりと話すことなく帰らなければいけない。それが悲しかったが今は雅人の行動が気になってしかたがなかった。
いつも通り雅人の後ろを歩きバス停に向かう。
「あ!そうだ。十一日代わってくれる人がいてコンサート行けそうだようち。」
雅人は勢いよく振り返った。顔が嬉しそうだ。
「本当ですか!?よかった。これで三人で行けますね!」
(かわいいな。そんな無邪気に喜ぶなよ。)
「なんか自分から代わってくれる人がいてね。他の人に話したんだけどその人から聞いて自分から言いに来てくれたんだ。ちょっと嬉しかったよ。」
「職場にいい人がいるみたいですね。その人は...女性ですか?」
雅人は何か引っ掛かっているみたいだ。
「うん。うちと同期の人でね。すごい前に話した相田って人なんだけど、覚えてるかな。」
「確か元気で活発な人ですよね。長尾さんがひたすら苦手って言ってた。その人が代わってくれたんですね。」
バス停に到着し揃って座る。
「そうそう。なんか追いかけて言いに来てくれてね。最初は何かと思ったけど。」
「長尾さんその人のこと本当に苦手なんですか?なんか話に聞くと普通にいい人のような気がするんですけど。」
私は前屈みになり膝に頬杖をついた。
「んーこの話だけ聞くとね。まぁ悪い人ではないんだけど、私は苦手かな。後彼方さんに抱きついたから殴りたい気持ちはあるね。」
「彼方...さん。前言ってた先輩ですか。でもそれだけでその人を拒絶するのは少し安直じゃないですか。長尾さんのこと気にかけてくれたからここまでしてくれたと思いますし。」
なぜか急にむきになる。
(なんだなんだ?今日はよく喋るな、てかなんか説教されてる?)
私は頬杖をついたまま雅人を見る。
「なんだよー、別にいーじゃん。苦手なもんは苦手なんだもん。」
私はプイっと顔を反らす。
「長尾さんはもう少し苦手な人たちとコミュニケーションをとるべきですよ。別に好きにならなくてもいいですけど克服できるかも知れないじゃないですか。」
振り向きジトっと雅人を睨む。
「急に喋るようになったと思ったらお説教?うちには好きな世界があって、その世界以外は嫌いなの!雅人ぐらいはうちの味方でいてよ!」
雅人は急に申し訳なさそうに汐らしくなる。
「お説教だなんて。俺はいつでも長尾さんの味方ですよ。だから長尾さんの為になると思ったら気にくわないことでも言いますよ。俺は長尾さんにそれを教わりましたから。」
私は睨むのを止め雅人の目を見つめる。雅人は照れたのか私から目を反らした。
「出すぎた真似をしてごめんなさい。でも長尾さんの世界が広がればもっと生きやすくなると思ったんです。だから友達として、長尾さんのことには口を出したかったんです。」
なぜか視線を落として落ち込む。
雅人の気持ち、すごく嬉しい。雅人の口から友達って言葉が聞けて安心した。
「ほんっとーに良い奴っ!うちもごめん。言いにくいことも言ってくれてありがとう。いつも言い方悪いよね。」
「いや長尾さんは謝らないでください。今度その相田さんって人に会ったら改めてお礼を言ってみてはどうです?」
雅人は微笑みながら私と向き合う。
今度は私が顔を反らしてマフラーに顔を埋める。
「...わかった。そうするよ。じゃあさ、うちも雅人に遠慮なく言っていい?」
目だけ雅人を見る。
「いいですよ。どうかしましたか?」
「うちが寝てるとき何かしなかった?」
「いぃっっ!!」
叫び声なのかなんなのかわからない高い声を出す。顔は完全に硬直している。
(おもしろ。)
「あれはセクハラだと思いまーす。なーに?寝てるから触っちゃおーってなったの?」
「え、えっと、あれは...あれは。」
私はこんなにたじろいでいる雅人を見たことがないので面白くなり前のめりになって雅人に詰め寄る。
「おい、観念しろスケベ君!うちが狸寝入りしてるとは知らずに頭撫でちゃって。このっ、この!」
私は半身を反っている雅人に追い討ちをかけるようにお腹辺りを指でつつく。
「うっ、俺は、えっと、あの。」
もう目が泳いでるというよりは反復横飛びしている。顔が真っ赤になり冷や汗もかいている。
「雅人のエッチー!根性なしー!」
「う、うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
絶叫と共に雅人は疾風の如く走り去っていった。
(やべ、さすがにやりすぎたか。走ってっちゃったよ。てか雅人足はえーな。)
ちょっと調子にのり過ぎたと反省する。これは明日謝らないとだ。
それはそうと雅人の助言通り改めて相田にお礼を言おう。別に関係を良くしたい訳ではないが筋は通ってると思う。
私の世界がとても狭いのは知っている。私はそれでいいと思っていた。しかし雅人の言うことも一理ある。今回のことで私の周りには誰もいないと痛感したからだ。そして結局周りに助けられるなら、今の私が間違っているということだろう。
(雅人みたいに、少しは素直になれるかな。)
そういえば頭を撫でてきた真意がわかっていない。雅人に下心は無さそうだし、みどりにならわかるがなぜ私にしたのだろうか。あの状態だと教えてくれる可能性が少なそう、というよりもう一度あの事について冷静に聞ける時が来るのだろうか。
(雅人顔真っ赤にしてたな。かわいいところあるんだなー。)
バス停であの時の雅人を思い出し一人でニコニコしてしまっていた。
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