第12話 ポーテートの時は、この2つの攻撃でほぼ壊滅だったが

むー

この前の、ポーテートの街での魔物退治、魔法と攻撃、あれで殆どやっつける事ができたなだけどなあ。


特に街では、魔物に囲まれていたのを、俺の水魔法でほぼ仕留めたはず。

ダンジョンの方でも、ソニックブーム、あれで強敵は始末したはずなんだけど・・・・


今回は数が多いのか?


まだまだ沢山いるぞ?だが・・・・相当仕留めたはずだ。


「なあエリーザベト、どうなんだ?もっと魔法打ち込めば、いけるか?」


「・・・わからんな・・だがランナル、君はしばらく大人しくしていた方がいい。君以外でも、魔法は打てるだろう?」


そう言って・・・・どうやら俺はお役御免となったようだ。速やかに元メイドさんに回収されていく。

代わりにカチヤとヘインチェがやって来た。


「後は私達が魔法を使いますね?」


「何かあったら・・・・逃げてね?」


いや、君らを置いて逃げないよ?


その後、俺は安全な場所で見る事になった訳だが・・・・


お、親方達も向かったようだ。

王女達4人は俺の所にいる。

万が一があった場合、ランナル様に指示を出していただくのに、必要でしょ?との事だ。


で、親方達の後ろには、元ギルド職員の妻がいる。


そして、もう1人の妻、元メイドさんは、5人程俺の近くにいてもらってる。残りの半数は監視に。


何かあったらメ元イドさんに伝令役をしてもらうためだ。


で、見ていると、ものすごい音と共に、一斉に魔法が放たれたようだ。

先ずはカチヤ、エリーザベト、ヘインチェ3人による一斉の水魔法。

ウォーターカッターを放ち、魔物がどんどん倒れていく。

しかしながら、少し高い場所から見ると分かるが、何処までいるんだこれ?


キリがないな?


そのうち3人は魔法を止め、親方らの出番となった。


親方らも、同じ魔法を使う。3人ずつ3チームで行うみたいだ。

最初は抑え気味に、段々と出力を上げる感じ?


一応エリーザベトが近くで指揮してくれているから、魔力切れは大丈夫だろうが。


で、3チームが終わった頃、どうやら流石に敵は壊滅状態になった様だ。よかった・・・・


だが、まだ後続がいるのは間違いがない。

それに、何やら後ろにいる。そう、何か違う気配がする。

あれは、魔法を使う奴か?


何やらよからぬ気配をまき散らしてる。

俺は届くか分からんが、弓を手にし、狙いを定め、矢を放つ。


相手は目の前に気がいっていて、こっちに気が付いてないようだからな。


で、相手は何やら右手を掲げたと思うと、何やら詠唱を始めたようだ。だが、遅かったな。その魔法が放たれる事はなく、俺の放った矢が、その、相手は女性ポカったが、何やら背に羽がある?後で聞いたらあれが淫魔ですよと、ああ、そう言えば一度同じようなのに会ってたっけ?


その場でその淫魔の魔法が暴走し、淫魔はその場で爆発、死んだ。


えっと、これで終わりか?

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