第7話 連れ去られた先は

完全に流されてるな・・・・


そう思いつつ、4姉妹に連れ去られるランナル。


ま、イザとなれば何とかなるだろうと思いながら、様子を見る事に。見ると言っても担がれている訳だが。



で、暫くすると、どこかの部屋に連れられ・・・・・あ、やっぱりベッド?


ベッドに降ろされた。


真っ先にフェリーネ王女・・・・あ、呼び捨てでいいよな・・・・

フェリーネが


「ランナル様、その、色々申し訳ございません。呪いの影響が抜けきっておらず、どうしてもまだ身体が疼いてしまうのです。」


「・・・・まだ呪いが残ってるのか?」


「いえ、そうではなく・・・・その、淫魔の呪いでしたから・・・・呪いは間違いなく解呪していますの。ですがその、一度身体に刻まれた快楽の影響は、そう簡単には収まらないのですわ。」


そう言いながら、4人は服を脱ぎながら近づいてくる。


「ちょ!ちょっと待った!流石に全員一度に相手にできないぞ?」


「では順番でお願いしますわ。」


あー結局これか・・・


・・・・

・・・

・・



もうごめんなさい何も残ってません。


俺はただ布団で死んだように動けなかった。


”へんじがない・・・ ただのしかばねのようだ”


生きてるよ!


「まあそれは冗談ですわ。それより、あの装備、私達にも用意できますか?」


今度はアルデホンダが聞いてくる。


「・・・何でいるんだ?」


「決まってます、私達もご一緒するからですわ!」


今度はリーサンネが・・・・え?戦場に行くのか?


「勿論行きますわ。当たり前でしょ?」


ローシェが肯定するが・・・・


「なあアルデホンダ、あんたの前の夫 の時は、あんたも行ったのか?」


俺は気になったのでアルデホンダにそう聞いてみる。


「いえ・・・・私知らなかったのですわ。このような危険な命令とは。なので、楽な気持ちで送り出しましたのよ。」


・・・・で、結局死んだのか。


「・・・・何で死んだか聞いても?」


「・・・・運が無かったんですの。流れ矢で・・・・」


うわ、だから運なのか?


「そう言う訳で、今回は死なすわけにはまいりません。なので、私達もご一緒し、しっかりとお守りいたしますわ。」


・・・・素の能力大した事ないだろこの4人。まあ、今はスキルで魔法が凄い事になってそうだが。

まあ後は・・・・4人分のLR渡せば、先ず問題なさそうだがな。

それと、神の加護か。

どんな効果があるのか知らんが。


「あの、出していただければ、このまま着替えますわ。」


・・・・そうなのだ、今全員裸なのだ。


「ああ・・・わかった・・・・」



俺は4人分のLR(5)を渡し、装着してもらった。


そうしたら・・・・どういう訳か、もう事が終わったのを確認してか、カチヤ達3人が入って来た。


「ああ、すっかり干からびましたね・・・・ですが、もう待てないようです。」


「あ?何で待てないんだ、カチヤ?」


「もう敵が国境を越えたからですわ。」


・・・・え?じゃあやばいんじゃない?

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