買い物と出会い
放課後
俺は夕飯を作るためにスーパーに買い物に来た
基本新巻家では両親ともに滅多に帰ってこない
春ねぇたちは料理が出来ない(特に夏姉さん、ダークマターが出来る)ので消去法で俺が作る事になった
(今日は何にするか)
スーパーに来てみたけど買う物を決めて無い
まぁいつもの事なんだけどな
昨日はサバの味噌煮だったから今日は肉にするか
(肉にするとして何肉にするか)
豚肉とか鶏肉とかいろいろあるから迷うな
いろいろ考えた末導き出されたらは
(唐揚げでいいや)
唐揚げは冬乃の大好物で俺が最も得意料理である
冬乃は俺が作ってあげると「今日、死んでも悔いはありません」と謎の発言をした時があった
(ま、唐揚げ作る事にしたからとっとと買い物終わらせて帰ろ)
いろいろ準備があるし俺は肉コーナーに向かった
***
「よいしょつと、さて帰るか」
俺は買った商品を持ってスーパーを出た
まさか鶏肉が安くなっているとは
俺はいつも通りの道を歩いていると
「や、やめてください、離してください」
「いいじゃんよー、ちょっとぐらいいいじゃん」
「オレたちと遊ぼうぜ」
「絶対に楽しませるからさー」
道のど真ん中でナンパしてる連中を発見
男たちは3人、相手は制服を着てる為高校生だと思われる
とゆうか
(邪魔なんだけど)
道のど真ん中でナンパしてる為道をとうれない
すると、3人組の1人と目があった
「何見たんだコラァ、見せもんじゃねーよ殺すぞ」
うわぁ、面倒くさい事に巻き込まれた
ナンパAが近寄って来る
「いや、ここを通りたいだけなんだけど」
「うるせぇなぁ、そんな事聞いてねぇよ」
「ここを通りたきゃ金を出せ」
ナンパBが謎の発言をした
「ここは有料道路じゃないですよ」
「うるせ!死ね!」
ナンパCが殴りかかって来た
てか話しだして殴りかかって来るまで20秒もかかってないぞおい
俺はナンパCの腹に蹴りをかました
「グフゥ!」
ナンパCは少し後ろに下がってそのまま倒れた
今の蹴りは春ねぇを真似してやったから威力が強い
「テメェ!」
「何しやがる!」
「え、いきなり殴りかかって来た癖にそれを言う?」
「「うるせぇー!」」
ナンパ野郎共が殴りかかって来た
何こいつら、なんで話を聞かないの?
俺はナンパAに回し蹴りをして、それからナンパBにかかと落としをした
こうしてナンパ野郎共が全員倒れた
「あ、ありがとうございます」
女子高生がお邪魔をしてお礼を言ってきた
よく見ると俺たちが通ってる学校の制服だった
「あの、怪我はしてませんか?」
「いや大丈夫、拳が当たる前に蹴りを入れたか」
「そうですか、よかったです」
女子高生は安堵したのか笑顔になった
その笑顔はとても可愛いらしかった
「あの、お礼をさせて下さい、私なんでもします!」
「いやいいよ、俺はたまたまここを通っただけだから」
「そうですか、、、」
女子高生がシュンとなった
「それじゃ」
「あ、待ってください!」
俺が家に帰ろうとしたら呼び止められた
「なんですか?」
「あの、また会えますか?」
「俺と同じ学校の制服を着てるから多分会えると思う」
「そうですか、わかりました。本当にありがとうございました」
俺はそれを聞いてその場から離れた
本当に面倒くさい事に巻き込まれたな俺
てかなんかフラグを立てた気がする
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