2日目②
りんサイドに移る。
「はぁ〜やっちゃったな〜」
寝相が悪い事寝る前に言い忘れちゃったし、本当のところの真実は分からないし。ちょっと確認してみようかな?着崩れたりしてないかな?って寝相悪いんだから分からないっか。どうしよう〜。取り敢えず普通に接することできてたけど、これからは無理な気がする。もうなんでこんなことなったんだろ〜。私何やってんだろ。てゆうか、夜私いつベットから落ちたんだろう?そして、なんで前から落ちたのに前にベットがあるからそっちの方に行くなんてことしたんだろ〜。もう最悪。一通り見た感じだと何もされてないみたいだけど、大丈夫かな?貴山君はそんなことしないタイプに見えるけど。でも、完全にまでは信用を置けない。結局は男の子だからいつ襲ってくるかわからない警戒しておかないと。って舞夢に。私はそこまで警戒する必要ないと思うんだけどなー。あ、早く支度しないと朝ごはんに間に合わなくなっちゃう。このこと、相談しないとまずい事だよねー。どうやって解決しよう。
これがりん目線。ここで、起床編は終わりにして朝ごはんに向かいたいと思います。
朝食。午前7時半頃。
俺たち2人は仲良く…とはいかず別々に朝食に向かった。支度が終わってからなんか冷たくなったんだが。いきなり、過ぎひんか?俺なんかしたっけ?あ、あんなことあったな。完全に忘れてたわ。ついさっきの事なのに忘れるって俺大丈夫かな?医者行った方がいいんじゃねぇかな。
お、優也と高河、恭輔。
俺は手を振って反応をみた。
お、反応した。
俺は3人の方に駆け寄った。
「お、幸生、おはよう」
「あ、おはよう」
恭輔、優也が俺に挨拶をしてくる。俺もそれに答えるようにして挨拶をする。
「おはよう」
高河に反応がないな。
「恭輔、高河はどうしたん。反応がないだけど」
「いや、ただ起きたばかりで反応が薄いだけ」
「なるほど」
俺は高河の方を見る。眠そうだなって感想を言っておこう。
「お、幸生」
「今気づいたの?」
「ああ、ちょっとボーとしてたわ」
「ああ…」
まぁ、朝や眠い時はいつもこんな感じだからな。高河はある意味いつも通りと捉えていいだろう。
「じゃあ、さっさと行こう」
優也の言葉に続いて俺たちは朝食を食べるモールに向かった。
歩いてる途中、俺に優也は話題を振ってきた。
「あの後、どうだった?」
「あの後って?」
「部屋に帰ってから2人で何してたのかって話」
「2人?あー」
「幸生大丈夫?2人意識抜けてるけど自分の事人間だと思ってないんじゃない」
恭輔が半分心配と半分ネタをぶっ込んできた。
「いや、そんな事はないけど」
「じゃあ、相手の事を人間だと認識できず女神かなんかと間違えてた?」
「いや、冗談がひどいな恭輔。そんな事になるようなのは高河ぐらいだろ」
「おい、お前、俺に対して失礼だぞ」
「いや、だってガチでそんな雰囲気あるじゃん」
「で、なんかあった?進展した?」
優也が他の話をしている人を遮り食い気味で聞いてくる。
まず、進展とはなんだ?俺ら2人ってそんな関係だったっけ?あ、ちゃんと仲良くなれたか聞いてるんだよな?そういう事だよな?そうだと言ってくれ。じゃないと後で高河とか大翔とかに殺されちまう。いや、ここは念のために確認しておこう。進展とはなんなのかを。
「優也、1つ確認しておきたいんだけど。進展とは?」
「いや、恋の進展に決まってんだろ」
ドヤ顔で優也は答えた。
あ、マジでそっちの方なんだ。
「なんかあった?」
恭輔までも聞いてくる始末。
あの事は話さない方がいいだろうな。
「何もなかったよ。俺たち2人はそんな関係じゃないよ」
「俺たち2人?なかなか仲良くなってんじゃん」
優也がノリノリで聞いてくる。
「いや、仲良くなってねぇよ。むしろ、今日の朝何故か悪化したわ」
「何があったの?」
恭輔が鋭く聞いてくる。
罠にはまった。やってしまった。ポロリの時と一緒だな。はぁ〜。別にこいつらに話すだけなら別にいいんだけど、その後どうなるか分からないから嫌なんだよな〜。はぁー、困ったもんだ。なんでじゃんけんに負けたんだろうな。いや、負けたのが俺でよかったとも取れる面はあるか。俺だからこれで済んでるとも取れるし、俺だからこうなってしまったとも取れる。どちらで見るべきか。ポジティブに考えるか。いや、俺らの関係性はポジティブには捉えられないだろ。どうしたもんかな。LENEしてもな〜。無視られるか、ブロックされるかの2つのオチのどちらかだし、どうしたものか。
「いや、鈴宮さんは寝相が悪いんだな〜っていうことがわかった」
「それで、おっぱいでも見えた?」
「見えたらよかったんだけどな」
「あ、その様子だと特に何もなかった感じじゃん」
「だから、最初に何もなかったって言ったじゃん」
俺と優也が問答をしていると。
「おいっ!なんだとテメェ、女子と同じ部屋ってだけで喜んでろよ!!」
めっちゃすごい顔で俺の方を向きながら高河が俺に叫んでくる。
いや、そんなこと言われてもな。仕方ないじゃん。じゃんけんで決めたんだし、ま、俺が言い始めた事なんだけどな。あの時、りんが俺と部屋一緒絶対やだとかって拒否の抗議がなくてよかったよほんとに。見た目とか考えたらりんが相部屋でほんとよかったよ。可愛い一面も見れたしな。これは本人にも言ってない事だな。まあ、恥ずかしくてそんな事本人の前で言えないがな。
とか言ってたらホールの目の前に到着した。俺たち3人は中に入ろうとしたが、中には入れない状況だった。
「これってどういう状況なん?」
俺は隣にいた優也に聞いてみた。しかし、優也も分からないようで。
「いや、分からない。どういう状況?」
「なんか人が並んでるけど」
「取り敢えず並んどけばいんじゃね」
恭輔、高河が述べる。
今どういう状況かと説明するとなんか知らんが行列ができている。確認できているのは他のクラスの奴がその列に並んでいる事と俺らのクラスの奴も何人か並んでいるようだ。俺らも取り敢えず列に並んでみた。
・・・
少し時間が経ったが、列の進行具合はと言うと意外とスムーズに進んでいる。おかげでもう少しで見えてきそうだ。
時間を送らせてもらって後追いで解説させてもらう。
俺たちは現在指定の席に着いて食事を取っているところだ。
あれがどういった状況だったのか今説明させてもらうと朝食がビュッフェ形式だった。え?それがどうしたの?って話になるがみんなが列を成して料理を盛り付ける皿を取っていっていたのだ。つまり、行列はみんなが皿を取るためにできてしまっていたって事だ。皿が用意されている場所が一箇所しかない為かなり列ができてしまったようだ。そして、ビュッフェ形式であるが料理が一列に並んでいるため料理を取るためにも列を作って並ばなければならないのだ。今までの事を総合して行列ができていたのだ。おかげで思った以上に朝食を取るまでに時間がかかった。まあ、時間は余分にあるっぽいからいいか。
今、俺達は円卓のテーブルでクラスごとに分けられて朝食をとっている。クラスごとでも何個かのグループに分けられている。俺のテーブルには今回の小説で紹介された顔馴染みの面子が多くいる。他の人もいるが紹介するのがめんどくさいから省かせてもらう。本当は一人一人もう少し解説していった方が字が埋まっていいと思うんだが解説する気力が全く湧かないと言う作者のご都合で省かせてもらう。というより、作者が既に半ば書き上げる事に心折られかけてる状態だ。だから、前半の内容に比べるとここ最近の内容は酷い有様な気がする。俺がこんなこと言うのもあれだけど。おっと、この話はもうやめて置いておこう。で、なんの話をしてたんだっけ?ああ、テーブルの話をしてたんだな。話を修正させてもらおう。俺の隣は優也と武士の2人だ。優也が左サイド、武士が右サイドにいる。この2人に特に言うことはない。普通に仲良く飯を食ってるだけだ。ん、一応ヒロインのりんはって?なんでそんなこと聞いてくる。別に男女混合でテーブル囲ってるわけじゃないんだから。最初のじゃんけんの時とかに話をした筈だが男女での仲がよろしくないんだよ。ま、他のクラスもきっちり男女別れて食ってるけどな。それは、先生方がそうするように俺たちに指示したからだ。そもそもの問題だ。俺たちの仲が悪いとか関係ないんだよ。…りんはいつもの仲のいい面子と一緒に普通に飯食ってるけどな。…一応確認してやったよ。たまにこっちの方を見てくるのが気になるんだが。押泉 舞夢とりんがコソコソなんか話ながらたまにこっちを見てくる。俺を見てるのかそれとも違うやつを見ているのか。ちょっと気になるな。気になっても内容が分からなければ意味がないがな。どうやって探ってやろうか。いつもならこんな気は起きないが俺が関わってる気がすると妙に気になる。ん、なんだ?いきなり新キャラ出てねって?ああ、押泉 舞夢のこと?本当は早めに紹介しときたかったんだけどめんどくさくて省かせてもらったんだよね。本当ら省かせてもらったあたりから出す気なかったんだけどなんか都合上出さないと成り立たないことに気づいて急遽出させてもらった。え?なんで他の人じゃその人の役を務めきれなかったのかって?それは他の人のキャラは実は説明してないだけで大体キャラ設定はできていてそこは作者的にブレて欲しくないところらしいからだそうだ。だから、わざわざ出したわけさ。そうなると他にもキャラを出さないとおかしい点が出てくる場面が出てくるかもしれないがなんとかなるべく出さないようにして対処したい。ここまでが作者の考え。なんか、こう言うのさっきから多いな。作者がこういうの書くのが1番楽とか言ってるけどなんとかストーリーを進めてほしいな。それでは、ストーリーを再開させてもらおう。そして、ここからはなるべく解説少なくしたい。
ここで本当はりんサイドの話をしたいがめんどいから今回は省かせてもらう。大分字は稼げたようなのでな。
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