第4話 素直になって♡あまのじゃく系男子
みなさん、こんにちは。
みなさんの周りに好きな子に意地悪をしてしまうようなあまのじゃく系男子はいませんか。今回はそんな男の子の話を書こうと思います。
彼との出会いは小学校でした。彼はとても活発で少々乱暴なところもありました。小学校時代勝気だったわたしはよく彼とぶつかっていました。そんなある日、彼は違う学校に転校してしまいました。
中学校に進学したわたしは驚くことにまた彼と再会しました。
中3のときはじめて彼と同じクラスになりました。彼は相変わらず活発でリーダーシップがありました。わたしは中学校に上がったときから幾分おとなしくなっていたのでもう彼とぶつかることはありませんでしたが、いつも懐かしさをこめて彼のことを見守っていました。
そんなある日、席替えで彼は教室の右前にわたしは教室の左後ろになりちょうど対角の席になりました。授業中、ふと目線を感じて顔を上げると彼が肘をついてこちらを見ています。わたしは恥ずかしくなってすぐ視線を外しましたがしばらくしてまた彼を見るとじっとわたしのことを見ています。
わたしは彼のことをあんまり考えないようにしていましたが、やっぱりふとしたときに彼の視線を感じます。かといって普段よく話すと言うわけでもありません。わたしは気のせいだと自分に言い聞かせ、彼とは当たり障りのように接していました。
わたしがTwitterを始めたとき、彼はすぐにわたしをフォローしてくれました。わたしがどんなにくだらないツイートをしても彼だけは毎回欠かさずいいねを押してくれました。彼からのいいねの通知が来るたびに胸がじわあっと温かくなったのを覚えています。
その後も彼とは特別な交流もなく分かれてしまいました。ただ最近になって彼のツイートを見返してみるとわたしに彼氏ができたときに彼女ができないのでツイッターやめますというツイッターを残し本当にわたしが彼氏と別れるまでツイートしてないのを見つけてしまったのです。
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