第2話 胸キュン♡しゃべらない男子
みなさん、こんにちは。
突然ですが、みなさんの周りに人前だと全くしゃべらない男の子っていませんでしたか。
学生時代、わたしの学年には一人人前で全然しゃべらない男子がいました。
どうやら家族や同じ部活の人には話すそうなのですが、同じクラスになってもなかなか話してくれませんでした。
わたしと仲のよかった友達は、その男子になんとか話してもらいたくてたくさん喋りかけていました。でもちょっとはにかんだり困ったような顔をしたりするだけでなかなか喋ってくれませんでした。
偶然にも、わたしとその男子は修学旅行の班が同じでした。仲のよかった友達も一緒だったので、修学旅行の前に班のみんなでディズニーランドに行こうという話になりました。
当日、途中で男子と女子で別れて行動していたとき合流するために唯一連絡先を知っていたその男子にLINEをしてみました。ぴろんと音がなって画面を見るとシンプルながらも彼から返信がきていました。はじめて彼と一対一でコミュニケーションがとれた気がして胸が高鳴ったのを覚えています。
その後クラスが分かれてしまい、彼と話すこともなくなってしまいました。卒業間近になり、人探しをしていたとき彼に更衣室に〇〇君はいない?と聞いたことがありました。そのとき彼は少し困った顔をしてからいないと一言だけ言いました。
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