同じ場面、同じ台詞の中で、三人それぞれのフィルターを通して映し出された世界はまるで違っている。暖色の盲目さ、寒色の歪み、セピアの純真。同じ時間を過ごしている三人が信じて疑わないその景色は、他の誰かにとっては全く違うものなのに。“世界は、見たいように見えている”本当にその通りですね。人って勝手で、幸せな生きものだと思う。