6月16日 プロデュース
ぷ : プロ目指す
ろ : ロックバンドの
で : デビュー前
ゆ : ゆっくりチェック
す : 姿を映し
仕事で、インディーズレーベルのプロデューサーの方の話を聞いたことがあります。発掘したバンドをどうやってプロデュースするかをたくさん話してくださいました。プロの世界って、半端じゃなく努力しています。ただ曲を作って歌っているわけではありませんでした。その中で印象的だったのが、バンドの映像を撮って、10秒ごとにストップしながら、彼らと一緒に、ビジュアルがどう見えているかをチェックしていくというものでした。芸能人がカッコいいのはそこまでして自分の見え方を研究して直すからなんですね。
学生の頃、一緒にバンドをやっていた友人がプロのボーカルを目指し、プロデューサーの指導の下、歌や踊りの練習はもちろん、ライブハウスのツアーとか、イベントの司会とかやっていました。
彼女が、更新に行って新しくなったと、見せてくれた運転免許証。
「今、写真撮る練習しよるけ(しているから)、こんなになった」
ちょっと斜めになって上目遣い。あんなかっこいい免許の写真初めて見ました。芸能人の宣材写真レベルです。
ところで、なぜ、お題がプロデュースなのかと言うと、「野ブタ。をプロデュース」の再放送を見ているからです。新型コロナウィルス感染防止のため、ドラマの収録にも影響が出て、新作の放映は中止し、どの局も過去の人気作品の再放送をしています。「野ブタ」は15年も前のドラマなので、ガラケーやVHSビデオを使っているし、中島裕翔がまだ子供でかわいいです。
毎回テーマがあり、印象的なセリフがあるんです。メッセージが伝わってくるんです。人物の心情と背景を重ねていたり、どんでん返しがあったり、キャラが立ってて魅力的だし、勉強になりました~! 「伝説の」と言われるだけあります。
こうやって、「ドラマや映画を見るのも創作する者には必要な努力」というのを知ったのは最近のこと。この努力、私には天国です。今まで罪悪感を感じながらドラマを見ていたのに、それが「努力」だなんて、最高です! ノートを広げ、嬉々として毎日テレビの前に座っています。これからはもう、自分に
「ドラマやめますか? 人間やめますか?」
なんて、言いません。
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