ミドルフェイズ:シーン4「舞い戻りし影」
GM:放課後、羽衣と晶がミードを連れて支部を訪れた所です
喫茶店のいつものとこ、晶に続いて羽衣とミードが入ってくる感じ
結塚晶:「失礼します」ノックしてから
羽衣:「お疲れ様です」って入りますね ミードちゃんも連れて
香凜:「おかえりなさー……い……?」元気に出迎えようとして知らん人に戸惑うかな
一行:「おかえりなさい。む? そちらは……?」
昴:「おう、お疲れ……」カフェのカウンターに座ってる
「あら、知らん顔だな」ミードに視線をやりつつ
白藤ミード:全員の顔を見てちょっと考えてから
「改めましてご挨拶させていただきます。私はミード。…皆様がご存知の…猫です」すまし顔で
GM:チリン…と首輪の鈴がなる
昴:「だいぶファンキーなお友達つれてきたな羽衣ちゃん」優し気な視線
羽衣:「あの……昨日連絡したのは……これのことで……。えっと……みぃちゃんなんです、この子」
一行:「ほう……これは随分と姿が変わりましたなぁ。化けて出るような歳でしたか?」
GM:言われてみれば髪や瞳の色、振る舞いに面影があり、というか首輪がそのまんまですね
香凜:どゆこと……って顔で晶ちゃんみるよ
結塚晶:「どういうことも何も…私にもわからないことくらいある」ちょっと拗ねたように
香凜:「なんでミィちゃんが……いやていうか猫じゃないし……」
舞香:「ちょうどあなた達のクラスに妙な転校生が来たって話は中等部まで回ってきていたけれど……」
昴:「……あー! そういやクラスの奴がそんなこと言ってたな。え、マジな感じ? 化け猫?」
羽衣:「噂広まるの早くないですか……!? そんなに話題だったんだ……」
舞香:「……教室で変なことしでかしてたって聞いたけれど」
昴:「おうよ、入ってきていきなりいきなり少女漫画チックな告白したとかなんとか」
結塚晶:「ワーディングが展開された時の様に静まり返っていたな」
昴:「そらそうもなるわ」
羽衣:顔が真っ赤になります
香凜:なんか羽衣ちゃんの反応見て不機嫌そうになりますね!
一行:「まぁ学校での評判は特にお二人に頑張ってもらうとして」
白藤ミード:「…ふむ」少し頷いて《シェイプチェンジ:ヒューマン》を解除します
みるみるうちにミードを名乗る少女は縮んでいき、落ちた制服からもそもそとミードが這い出してくる。「…にゃあ」
羽衣:「あ……戻った……」
舞香:「アニマルオーヴァード……だったかしら?」
昴:「はー……実物を見たのは初めてだ」
一行:「何がどうしてこうなっているのです? ミードさん」
白藤ミード:「アニマルオーヴァード、と言うのですね」猫のまましゃべる
「マスター、原因は恐らくハイドフールの影との接触と思われます」カウンターの椅子に飛び乗って
GM:マスターは支部長ね
一行:「ふーむ、ハイドフールの影によって覚醒したと」
羽衣:「あ、影……! あの時の……! 大丈夫だったの……?」
白藤ミード:「あの時私は影に飲まれ、意識が戻ったときにはオーヴァードとして覚醒していました。私は拾われた恩を返すためご主人さまにお仕えしたいと思っています」羽衣を見ながら
「常にお側にいるためには生徒になってしまうのが早いと考え…少し細工をした次第です」ちょっと支部長から目をそらす
一行:「そこは確かに何かしらの相談が欲しかったところですなぁ」
白藤ミード:「…申し訳ありません」耳が垂れる
一行:「まぁ過ぎたことを言っても仕方がありません。その辺りのことはこちらで引き継ぐとして。ミードさんはハイドフールの行き先などは知りませんか?」
白藤ミード:「所在は掴めていませんが…学内にいるのは確かです」
昴:「そうだな。あのボケメイドも見失ったっつってたし──学内ィ!?」
羽衣:「え……? ずっといるってこと……!?」
白藤ミード:「意識を失う直前…彼が何かに怯えていて、学園に執着しているのが伝わってきました」
一行:「それまたよろしくないですな……」
昴:「文化祭どころじゃあなくなってきたなこれ」
白藤ミード:《シェイプチェンジ:ヒューマン》を使用します(全裸)
「ですがこれで私も捜査に加わることが出来ます」気にしてない
GM:服は床におちてます
羽衣:「みぃちゃん、ちょっと……!」急いで服を引っ掴んで着せますよ!
舞香:素早く昴くんの眼に指を突っ込みます
昴:「ちょ、おまっぐあああああああああああああ目があああああああああああああああ」ヾ(:3ノシヾ)ノシ
一行:「まぁ地道に探していくほかないですな。あと猫とはいえ、はしたないですよミードさん」
白藤ミード:着ますね
昴:/ ,' 3 `ヽーっ チーン
白藤ミード:「…そうでした。人は服を着るんでした」
一行:「学校の制服以外だと……うちの制服もありますな。支部内ではこっちでもよろしいでしょう」と制服引っ張り出しつつ
羽衣:「ダメよ、もうちょっと恥じらいを持たないと」後ろで着せつつ
香凜:「どうします? 支部長。こっちから圧力かければ文化祭自体は中止にできるかもですけど」
一行:「んー、あちらの目的や狙いがわからない以上、下手に刺激をしたくはありません。しばらく様子見といきましょう」
昴君の目に霊薬だばー
昴:「染みる! これなんかすげえ染みる! あだだだだだだだ!」ヾ(:3ノシヾ)ノシ
結塚晶:「な゛!?」すっとんきょうな声を出す「中止…中止に?! 中止は…ちょっとその…ナシの方向で行こう」
香凜:「え、そんなやりたかったんですか文化祭」変な声出されて驚く
一行:「それは皆さんの頑張り次第ですな」
結塚晶:「ほらあのミードだっているんだしな? 即戦力だ! きっとなんとかなる。な、ミード。一緒に頑張ろうじゃないか」
肩を組もうとする
白藤ミード:(舌打ちしながらよける)
結塚晶:「…私なにかしたか?」
舞香:(後ろで吹きだす赤いの)
昴:「やーい嫌われてやんのー」
ちょっと落ち着いた+誰も気にかけてくれなかったので拗ねている
結塚晶:「き、嫌われ? …ん???」理解不能な様子
香凜:「なんですか、親睦を深めるとかぬかして妙なモノでも食べさせたんですか」
結塚晶:「食べられるモノしか与えていない…よな?」ミードを見る
白藤ミード:(舌打ち)
一行:「食べられるものと料理は違うと普段あれほど言っておりますが?」
舞香:(さらに吹き出す赤いの)
結塚晶:「いやでも居なくなるまでは普通に膝に乗ってたりしたいたぞ?!」
羽衣:「みぃちゃん?」ちょっとたしなめる声色で 舌打ちはよくない
白藤ミード:「あ、いえ。あの…その…何故か無性に腹立たしくて…」気まずそうに
昴:「逆にここまでまっすぐに嫌悪ぶつけられると逆に清々しいな……」 床に寝たままちょっと呆れている
一行:「ふーむ、そのあたりもハイドフールの影に触れた影響かもしれませんなぁ。あれも随分晶さんのことを警戒しておりましたし」
羽衣:「ハイドフールの意識が少し影響してる、ってことでしょうか……」
オールメイド:「なるほどぉ…」
GM:羽衣の背後にいつの間にか立っていたメイドが相槌をうつ
羽衣:「きゃあっ!?」
一行:「いらっしゃいませ。ちゃんと玄関を開けて入ってきてほしいものですがなぁ」
オールメイド:「ハイドフールさんは賢者の石さんに怯えていたのですね…あ、お邪魔してます」
舞香:「うわでた……」
昴:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) ウイチャンガトビノイタトコロニメニューパーン
羽衣:(先輩の影に隠れ)
オールメイド:「いたぁい!」吹っ飛ぶ
昴:「テメェあの時はよくもやってくれたな、おかげで俺が窓割ったみたいになったじゃあねえか!」
オールメイド:「戦場でスキを見せる方が悪いのさ…(低い声)」
昴:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) カドパーン
オールメイド:「あぁ! お父さんにも打たれたこと…ありましたけど!」
香凜:「ふざけたことばっか言ってる人の方が隙だらけなんじゃ……?」
あ、この人が先日の……って後ろでみんなにコソッと言っておこう
羽衣:(この人があのメイドさんなのね……!)こそっと 話は聞いてる
昴:「……で? 今度はましな情報でも持ってきたか?」
オールメイド:「マシなものしかもってきてませんとも! あそれでハイドフールさんなんですけどね支部長様。彼は"ハイド"がコードネームに入ってますから隠れると厄介なんですよねぇ。なにかしようとしてるならその現場を押さえないと、隠れちゃうとまた見失ってしまうということですハイ」
昴:「こっちからアクションは起こせないってことか? 後手後手だな」
オールメイド:「つまり…」深刻そうな顔から「そう!」昴を指差す
昴:イラッ
オールメイド:「学園祭の時期! 偶然なはずがありません! 天の岩戸的な? 違っててもいいですが…とにかく学園祭を中止にして大々的に捜査すべきではない。私はそう思います。学園祭行きたいですし(ボソ」
昴:「うーむ……らしいですけど、支部長?」
結塚晶:「た、確かにその通りだな。泳がせるべきだ」
昴:「お前は学園祭行きたいだけだろ」
結塚晶:「いや…戦略的にというか」しどろもどろ
一行:「まぁ先ほどと変わらずですな。それはそれとして相手の動き次第では中止にせざるを得なくなることも覚えておいてくださいよ」
結塚晶:「…わかっている」
オールメイド:「えーーーーーー!!! あ、はい」
昴:「ていうかなんでお前学園祭来ること前提になってんだよ」
オールメイド:「楽しみですねぇ…学園祭!」無視
昴:「……」
舞香:「……まぁ、学園祭の最中なら、普段人目が行き届かないところにも人目が行くしいいんじゃないかしら……?」
ちょっと呆れながら晶ちゃんへのフォローらしきことでも言っておこう
羽衣:「メイドさんの格好してるしお手伝いに来てくれるのかな……?」首傾げ
オールメイド:「行きます!」羽衣の顔2センチくらいまで急に接近しながら
香凜:横から殴ります
オールメイド:「意外!?」吹っ飛ぶ
香凜:「キシャーッ!」
羽衣:メイドさんが近づいてきたと思ったら勢いよく吹っ飛んでいったから驚いてる……
昴:「ミードォ……どう思う? 俺こんな役回りばっか」
オヨヨヨヨ ミードに泣きつきにいった
白藤ミード:「必要とされているのですよ昴様は」と言ってる間に昴はふっ飛ばされる
昴:吹っ飛んできたメイドさんに巻き込まれて仲良く地面に転がった
オールメイド:「クッションがあって助かりました! やったー!」
一行:「こら、皆さん。それ以上支部で暴れては駄目ですよ」
オールメイド:「では私はこれにて失礼をば! 支部長様お邪魔しました!」
GM:メイドはウキウキした様子でくるくる回るとそのままドロっと溶け床に染み込み消えてしまう。
昴:「……晶ァ! なんなんだこのザマはァ!」メイドの尻に敷かれて横たわっていたが、メイドが消えて数秒して顔上げて
「俺が一体何したってんだァ!」(´;ω;`)
結塚晶:「…なんというか、すさまじいな…」昴の肩にポンと手を置く
羽衣:「先輩、あの、お大事に……」ハンカチ渡しつつ
昴:うぐぐぐってなってそのままもう一回床に沈む
結塚晶:「昴先輩寝るなら事務所の方でな…」肩を貸して行く
昴:「晶ぁ……アイツが出てきてからいろいろやべえよ俺の周り……」肩貸されて愚痴いいながら退場
舞香:「……そういえば、ガラス代請求する前に逃げられたわね」支部長の隣で腕組みしてる
一行:「ガラス代はどうにか彼女の本部……ゼノスの方から請求しましょう」
白藤ミード:「…では私も明日から学内で調査を行ってよろしいですか」
一行:「まぁそれはいいでしょう」
白藤ミード:「情報収集なら…可能です」足元の影を揺らめかせる
「戸籍等の改ざんもこの影の力で行いました。勝手なことをして…申し訳ありません」頭を下げる
一行:「なるほど。ふむ……」
揺らめく影を見て何の気なしに自分や羽衣の足元に目をやる
GM:支部長の足元には…影がありませんね。
香凜:「……あれ、なんか足りなくないですか」
一行:「……む?」照明をポチポチと弄って明るさを上げる
GM:羽衣にもないですね。
羽衣:「足り……な……?」足元を見ながら1回転しても、あるはずのものが、ない?
GM:明るさを上げるとよりはっきりわかる。二人の足元に影がない。
一行:「これは面妖な……私も出なくては駄目そうですな。いやはや面目ない。色々あって気づくのが遅くなってしまいました」
白藤ミード:「…」ちょっと悩んだ後羽衣の足元に触れる
GM:その瞬間、ミードは床に溶けるように吸い込まれる。そして、羽衣の足元には影が戻っている。
羽衣:「いえ、わたしも気付けなくて……って、え?」
舞香:影と羽衣ちゃんを交互に見てから、合点がいったような顔しよう
一行:「ははぁ。もしや羽衣さんの影がミードさんに?」
GM:羽衣の足元からはチリンと音が聞こえる。
ミード:「…ご主人様の影と混ざってしまったようですね」足元から
一行:「……私の影はどこですかねぇ?」
白藤ミード:「…それは。恐らくハイドフールの手元に」
一行:「いやぁ、それはよろしくない。あの魔女も言っておりましたが、影を盗られるのは名を盗られるのと同じくらいよろしくない」
白藤ミード:「調査を急ぎましょう…」足元からズズっと出てくる
一行:「そうしなければなりませんなぁ」
GM:消えた影の行方、ハイドフールの目的は未だ掴めない。って所でシーンを一旦切ります
舞香:少し怪訝な顔でミードを見つつ〆
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