オープニングフェイズ:シーン3「暗影の従者」

GM:翌日、晶もすっかりいつもの調子を取り戻し一緒に登校だぁ! やったあ!

 クラス内は学園祭が近いこともあってか、少し浮かれてしまう様などこか落ち着かない雰囲気が漂っている。ホームルーム前ですね

羽衣:晶ちゃんのことはちょっと心配してたけど、とりあえず大丈夫かなって感じで見てました

結塚晶:「一応猫探しのポスターは作った。学園祭の会議を早めに切り上げて捜査開始だ」羽衣にだけ聞こえるように

羽衣:「わぁ、ありがとう。こっちも頑張らないとね」こそっ

GM:しばらくすると担任が訪れ、出席を済ませる

担任:「えーまぁ学園祭前に珍しいが…今日は転校生が来ている」

GM:教室はざわめき、「可愛い子だと良いなぁ!」だとか「こんな時期に転校って怪しくない?」などと好き勝手な言葉が聞こえてくる。

担任:「静かにしろ…。俺だって今朝聞かされてだな…まぁいい。とりあえず入ってこい」

GM:担任はそう言い廊下に声をかける。扉がすっと開かれ、小柄な少女が教室へと現れる

 オレンジと黒髪の髪、藤色の瞳。そして藤色のチョーカー? どこか見覚えのあるような少女は羽衣が思考を巡らせるより早く口を開いた。

白藤ミード:「本日付で皆様のクラスメイトになります。白藤ミード、と申します。学園祭前のお忙しい中ご迷惑をおかけすると思いますが…どうかご指導ご鞭撻の程を」

GM:クラスメイトは一瞬首を傾げた後、拍手を送る その歓迎ムードの中、ミード(?)は羽衣の元まで歩いてくる

結塚晶:「…ん?いやまさか…」ブツブツ言ってる

羽衣:入って来た時から「え……?」って顔をしてて、周りの拍手とかも全然耳に入ってないです 目は逸らせない……。

GM:…近くで見れば更に良くわかる。どこか優雅さを思わせるその佇まい。そして彼女の着けているチョーカー…と言うより首輪には見覚えのある傷がいくつもあった。ミードと名乗ったその少女は羽衣の前に傅き手を取り、その目を真っ直ぐに見つめる。

白藤ミード:「白藤羽衣様。親愛なる我が主。どうかこの影の言葉をお聞き下さい。今日この時より私は貴方の完璧な従者となり、貴方に迫る全ての厄災を振り払いましょう。どうか今一度、どうか再びお傍に…ご主人様」

GM:彼女はそう言い心から嬉しそうに微笑む。教室は…静まり返る。

結塚晶:晶は…私だけは味方だぞ!みたいな顔をしてる

生徒:「白藤って……親戚……いやでも……白藤さんってお嬢様とかだっけ……?」ヒソヒソ

羽衣:「あ……の、えっと、」手を取られたまま固まって

担任:「あー…仲良くしろよ」(思考放棄)

GM:担任は「じゃあ授業がんばれよー」と言い残し教室を後にする。ミード(?)はハッとした表情を浮かべ耳打ちをする

白藤ミード:「申し訳ありません…つい。詳しいお話は放課後支部で…えっと…ごめんなさい、ご主人様…」

 しょんぼりしながら席につく

羽衣:「あ、ううん、大丈夫……。でも、その……」まだ若干理解が追い付いてない感じですが、

 「とりあえず、学校では……羽衣って呼んでくれた方が……嬉しいかな……? ね、みぃちゃん……ミードちゃん」

GM:それに答えようとした瞬間、ミードは正気に戻った生徒に囲まれ質問攻めにあう その日は一日そんな感じで、マトモに会話ができないだろう

結塚晶:「趣味はひとそれぞれだからな…!」

GM:と、どこか勘違いした晶を置いて、授業が終わり放課後へ…というとこでシーンエンド!

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