オープニングフェイズ:シーン2「隠遁の愚者」
GM:学校で休みがちになった晶の面談に来た帰り…ですね ちょうど今下足室(昇降口)についた所
一行:「ふぅ、いやはや三者面談とは緊張しますなぁ」
結塚晶:「桜庭さんいつもすまない。親代わりを頼んでしまって…」気まずそうに
一行:「いえいえ、これも支部長の仕事ですからな」
羽衣:「お疲れさまです。晶ちゃんも」って言いつつ合流して一緒に帰る感じかなぁ
GM:じゃあ上履きから靴に履き替え外に出ていくかな
羽衣:ですねー 晶ちゃんと一緒に帰れるーってにこにこしてます
GM:全員外に出た所で植え込みがガサガサと動き中からミードが飛び出してくる
ミード:「にゃー!」ミードは羽衣の胸に跳んでしがみつく
結塚晶:「学校まで一人で来たのか? ダメじゃないか…また眉毛をかかれるぞ」呆れて
一行:「おやおや、散歩ですか? あまり危ないところを歩かないようにしてくださいよ」
羽衣:「みぃちゃん! お迎えに来てくれたの?」なでよし
「でもそうね、あんまり遠くまで出歩くのは危ないから、ほどほどにね?」
ミード:「にゃあ…」しょんぼり
ごろごろと喉を鳴らした後、ハッとした表情になり胸元から降りる そして校舎裏の方を見つめ…毛を逆立てる
GM:その瞬間、キミ達はミードの見つめる咆哮から微弱なレネゲイドの反応を感知する
結塚晶:「…桜庭さん。校内には私達以外にオーヴァードはいない…よな?」真剣な顔つきで
一行:「そのはずですなぁ」
ミード:「フーーーッッ!!!」
GM:隠す気もないのか、発生源を辿ることは容易ですね
羽衣:近寄ってくる感じです? それとも行った方がいいです?
GM:動く気配はないですね 止まってます GO!
一行:「羽衣さん、前を。晶さんはまだ戦える状態ではないので後ろです」
結塚晶:「露払い程度なら…勿論無理はしない」後ろに下がる
羽衣:「了解です」こっちは前に! 行きますよー
一行:そんな感じで陣形組んで進もー
GM:OK 反応をたどっていくと校舎裏に行き着く そこには白衣の男が立っていた
結塚晶:「羽衣、気をつけろ。嫌な予感が…す…」
GM:晶は腕を剣に変えながら羽衣に忠告し、男の姿を見て硬直する。男はゆっくりと顔をキミ達に向ける
ハイドフール:「…UGNか」諦めたような表情
一行:「そちらはどこのどちら様ですかな?」
ハイドフール:「私はハイドフール…ここでやり合うつもりは無い。交渉と行こうじゃないか」手を上げて降参のポーズ
羽衣:「何の、ご用ですか……?」
GM:晶は真っ青な顔をしてその場にへたり込む。晶は顔面蒼白で、元に戻った腕で頭を抱えしゃがみ込み震えている。
一行:うん、名前聞いた段階でこちらも気づくからね。晶の前に庇うように支部長も立つよ
GM:ミードは晶の前に立ち毛を逆立て威嚇する。しかしハイドフールは構わずに続ける。
ハイドフール:「もうすぐここに…もう既にかもしれないが。とにかくこの街に良くないものが訪れる。僕はそいつを止めたい。街を守りたいわけじゃない、そうしないと殺されるからだ」周囲を警戒しながら
一行:「だから見逃してほしいと?いやぁ、もう少しきちんとした情報が欲しいところですなぁ」
ハイドフール:「僕の生命のついでに街を守ってやると言っているんだ。…街1つと多少の犠牲、比べるまでもないだろ」
一行:「その脅威も、それに対するあなたのやり口も知らずに感謝の言葉は湧いて出てきませんぞ」
ハイドフール:「詳しく説明してる時間なんて無いんだ! わからないのか?! あぁわからないよな…アイツを見たことがないからそんなにのんきにしていられるんだ…!」
一行:「であるからこそ情報が必要なのですがねぇ」
羽衣:「何も分からないのにそんなこと言われたって、"そうですか"って信じられません……!」
GM:ハイドフールの叫びに呼応する様に彼の足元の影が触手のように動き始める
ハイドフール:「とにかく邪魔はしないでくれ…キミ達がダメなら影を借り…な!?」
GM:ハイドフールはキミ達の背後、晶の姿をみて目を見開く。
ハイドフール:「何故…なぜもうここにいる…! く、来るなあああ!!!」
GM:彼はよりいっそう取り乱し、影を立体化させ振り回す
羽衣:それは……聞き捨てならない! 応戦できますか?
GM:出来まし
羽衣:まし
GM:触手は晶を…晶の前にいるミードを狙ってきます 庇う? 撃ち落とす?
羽衣:撃ち落とす!
GM:なんらかの攻撃を行う場合、指定エフェクトの技能で難易度6の判定です
ミードは逃げずに晶の前に立ちふさがり威嚇を続けていますね
羽衣:いつものコンボならちょっと上がるだけで済むのだ 迎撃したいけどちょっと重いので……(
技能はRCを指定し、判定は成功。
GM:触手は地を這いながら迫ってくる
一行:「む、"忘られぬ仄"! あれをどうにか……」
羽衣:「酷いことを……言わないでッ!」咄嗟に構えて、
「どうにか──します!」って言いながら、重力を咲かせてやれるだけ撃ち落とします
GM:では触手は叩き落され、影へと戻っていく。そしてキミ達は気がつくだろう。彼の広がった影がキミ達の足元まで達している事に。
ミード:「ニャー!」
GM:ミードの叫び声が聞こえる。彼女はゆっくり、ゆっくりと足元の影へと飲み込まれていっている キミ達も足を取られる感覚はあるが、抗えないレベルではない
羽衣:ひえぇ
一行:こう、掴んで抜けませんかね>ミード
GM:お、掴みますか…?
一行:掴むよ、位置的に近い場所に立ってるだろうし
GM:ではミードとそれにまとわりつく影に触れる。影からはハイドフールの声が流れ込んでくる。正体のわからない恐怖。ただ怖いという感情が貴方を支配する。
一行:ぐえー
ハイドフール:《衝動侵蝕》衝動判定を行わせる。指定:恐怖 難易度:9
判定は失敗。侵蝕率を上げて……?
GM:では貴方はほんの一瞬、恐怖に飲まれ、視界が暗転する。
足元に転がるのはいくつもの死体、鼻をつく肉の焦げた匂い。そして目の前に立つ、燃え上がる影を従えた長髪の少女。その顔は──というところで現実に引き戻される 暴走も解除。
気がつくと影は消えており、ミードもハイドフールもいないね
一行:バターンと倒れていたらしい
羽衣:「──長、支部長!」声を掛けますかね
一行:「ぐ、むむ……不覚を取ってしまいましたな……やつはどこに?」
羽衣:「ごめんなさい、いなくなってしまって……みぃちゃんも……」
GM:羽衣視点でも影が一瞬視界を塞いだかと思ったらどっちも消えてた感じかな
羽衣:はーい それはどうしようもない……
結塚晶:「すまない…うごけ…動けなかった…」青い顔で呆然と「ハイドフールは私の…。私のせいで…また…」
羽衣:「大丈夫、だいじょうぶだけど……」
晶ちゃんの様子もみぃちゃんも心配で、とにかくそれが顔に出ています
一行:「いや、動けなかったのは仕方ありますまい。まさか"ハイドフール"本人が来ているとは思いませんでしたからな」
GM:晶は青い顔してますね 腰が抜けてる
一行:「しかし……ミードのことを何やら恐れているようでしたが……どこへ行ったのやら。……どれ、立てますか?」
結塚晶:「大丈夫…とは言えない…それよりミードが…」罪悪感で羽衣ちゃんの方も支部長の方も見れない
羽衣:「晶ちゃんのせいじゃないよ」ひとこと言ってから「これからどうするかを考えなきゃ、ね」
一行:ペシッと晶の頭を軽くはたいて
「さ、一度支部に戻りますよ。晶さんの力も頼りにしておりますからな」とワシャッと撫でる
結塚晶:「…ッ!」顔を赤くして立ち上がる
「そ、そうだな。恥ずかしい所を見せた。羽衣…肩を貸してくれ」ちょっとふらつく
羽衣:「うん、大丈夫よ。行こ?」支えながら帰りますね
結塚晶:無言で支えられながら帰っていく
GM:では支部に戻りシーンを一旦切ります
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