オープニングフェイズ:シーン1「厄介の使者」

GM:二人が支部でゆっくりしているところから 仲良くしておいて

昴:「……なぁ」

舞香:「……なによ」

昴:「……いや……。何か話しかけようと思ったんだが……話しかけてから考えようと思ってとりあえず声かけてみた」

舞香:「あんたそういう行き当たりばったりなところどうにかしたら?」

昴:「うっせ」けっ、と吐き捨てるように

舞香:「まぁそんなんだからこの子にもなめられてるんでしょうけどね」追い煽り

昴:「俺だっていろいろ考えてんだよ。支部のこともアイツのこともお前のことも。……あと羽衣ちゃんな。未だにどう謝ったもんか見当がつかねえ。で、ずっと考え込んでるのもアレだと思ったから、とりあえず動いてみた、わけ。わかる? 歩み寄りってやつよ」

香凜:「は??? まだ謝ってなかったんですか???」突然の入れ替え

昴:「急に変わんなビビるわ」

香凜:「で、なんですか。それで私に取り入ってせんぱいに近づこうと??? 浅慮も甚だしいんですけれど」

昴:「あーあーあーわかったよ、わかったわかった。俺が悪うござんしたー」オテアゲー

 「ちっ、やっぱカリンはカリンだな……結局のところ、そういうことかよ。ったく……」

香凜&舞香:「「なにか文句でも?」」仲良しかよこいつら

昴:「いんや、まだぜんっぜんこのモヤモヤする感じとか解消してねえけど。お前がお前なのは変わりないってこと。俺にとってはな」

香凜:「はぁ……そうですか……。まぁ、好きにすればいいですけれど……別にそんな深く考えることでもないと思いますよ」

GM:では会話が途切れた辺りでチャイムが鳴る

オールメイド:「ピーンポーーーーーン!!!!!!!!! …あれ? ピーンポーーーーーン!!!!!!」

GM:外から昴の聞き覚えのある大声が聞こえてくる

香凜:うるっさって顔しながら耳塞いでよう

昴:露骨に顔をしかめて、それから油の切れたブリキ人形の如くぎぎぎとぎこちない動作で扉の方へ向く それから卓上のメニューもって扉前に行きます

香凜:武器装備してて草

GM:では近づいた瞬間、(《壁抜け》を使用し)扉をすり抜け見たことのあるメイドが飛び出してくる

オールメイド:「こんにーちわー!」

昴:「お引き取りくださいませえええええええッ!」

 顔面に叩きつける(角じゃないよ、表面だよ)

オールメイド:「痛ァイ!」

GM:メイドは店内に滑り込みながら転げ回る

香凜:いい音したなぁ……って引き気味に見てる

昴:「また会ったなボケメイドォ……色々聞きたいことはあるがまあそれはいいとりあえず俺が言いたいのはだ。こっちが扉開ける前に入ってくんじゃあねえ」

オールメイド:「いやでもだってそれだと意外性が…」一瞬で立ち上がりつつ

香凜:「え……知り合いなんですか……? うわぁ……」

昴:「やめてくれ。こいつと俺を並べてくくるのはやめてくれ」

香凜:「いやだって……うわぁ……」

オールメイド:「私と昴さんの出会いはそう遡ること何週間か何日か前…」

 といって前回のEDを語り始める

舞香:「そして運命の出会いを経て二人の愛は育まれ……」

オールメイド:「えぇそれはちょっと…」

舞香:「あ、そういうのだめだった?」

オールメイド:「私メイド故に恋愛禁止でして…ってそんな話をしにきたんじゃないんですよ昴さん! 話をそらさないで下さい!」ぷんぷん

昴:「待て待て待て待て待て待て捏造すん──うわ拒否られるとなおのことイラつく! こんなのに! こんなのに!」

 となんか後ろでのたうってました。が、「……アレか? 先日俺に押し付けてったやつのことか?」

オールメイド:「So! この前お話したFHエージェントなんですが…完全に見失いました! やっちゃったんだぜ」

GM:テヘペロ!ってやってます

香凜:いたたまれない視線

昴:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) メニューパーン

オールメイド:「アァン!」吹っ飛ぶ

昴:「やっちゃったんだぜ(テヘペロ じゃあねーんだよボケメイドォ! それで俺たちにそいつ探して来いってか? "ハイドフール"をよ!」

オールメイド:「話が早い! 天才! 諸々の詳細に関しては後日資料をお持ちいたしますのでェ…お願いできます…?」

 捨てられた子犬のマネをしながら

昴:「保健所呼んでやろうか……まあいい。そいつに用があるのは違いないからな。それに流石にこの町に潜伏してるとなれば放置はできんだろ……」

 (コイツの資料にどれほどの信頼度が置けるのかわからんが……という顔)

オールメイド:「そうですよね! お願いしなくてもUGNさんはそうするしか無いですよね! やったあ! わーい!」

 ピョンピョン

昴:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) メニューカドパーン

オールメイド:「ツムジガ!!!」転げ回る

 「で、では私はこれで…ハイドフールさんのことお願いしますね…」息も絶え絶えで這って出ていこうとする

昴:「とりあえず支部長に報告入れてからな。流石に俺の独断じゃあ如何ともしがたいし」

オールメイド:「……」ズリズリ

昴:「おう気を付けて帰れよ」特に心配もしない扉も開けない

オールメイド:「スキあり!!!」《異形の転身》で昴の横をすり抜け、細かいメイドに分裂し香凜の側に移動する

 そして耳打ち「もうすぐお父さんに会えますねぇ! おめでとう!」

GM:彼女はそう言うと、窓を割って逃げていってしまう(《瞬間退場》)

昴:「テメェえええええええええええッ!」窓まで行ってその背中に怒声を浴びせる

GM:窓以外は無事ですね。良かった…。

昴:「戻ってこいボケメイドォォォォォォ!」前話ラスト再現

舞香:「……なにアレ」

香凜:「ていうか、"お父さん"って……」

香凜&舞香:「「……どっちの?」」

GM:…割れた窓からは少しだけ肌寒い風が流れ込んでくる。最後にメイドの残した言葉が引っかかるが、考えた所で答えは出ないだろう。

昴:「カリン無事か!? なんか変なことされなかったか!?」振り向きざま

香凜:「されてたらぶっ飛ばしてますよええ……」せんぱい以外に貞操を渡すもんかとか物騒なことが聞こえたかもしれない

昴:「……アイツマジで何なんだ……厄介なことばかり持ち込みやがる」何も聞えなかったことにした

 「とりあえずこれどうすっべ」窓を見やりつつ「……晶が帰ってきたら直してもらえばいいか」

舞香:はぁ、とため息ひとつついて、イージー(エフェクト)の《贋作師》で直しときますかね。応急処置や……

 「……床の掃除は責任取ってやっときなさいよ」

昴:「せめて手伝ってくれよ……俺が割ったみてーじゃん……」

GM:では応急処置したとこでシーン終了ダ


  一行:ガムテープで補修とガラスの掃除くらいはお願いしておきたい

  昴:「そういやモルフェウス能力者だったなお前な」

  香凜:「私がというか」

  舞香:「私らが、ね」

  香凜:「なんかモルフェウスが混ざりまくって錬成精度が上がってたりなかったり……」

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