2020年7月26日

 昨日はPCを組んだ。一昨日はPCケースが不良品で完成に至らず、悔しい思いをしたが、昨日はシッカリと動作するPCケースが届いて無事に完成となった。今まで使っていたPCと使用感はほぼ変わらないけれど、CドライブにあたるSSDの容量を増やしたので、色々と都合がよくなった。余裕ができたのでゲームなんぞもできるようになったけれど、まあコンシューマゲーム機があるので、そんなにやらないと思う。


 今日は『我儘の彼岸』の15作品目を徹夜で書いて、そのまま色々と作業をしたり本を読んだりして過ごしたのだけれど、多分途中何度か気を失うように眠っていたと思う。そのたびにタオルケットが私の肩にかけられていた。こういう小さな優しさに触れると普段のトゲトゲとした心が少し和らぐようだ。


 休日は不規則な速度で進行する。早かったり遅かったり。


 私は大体の場合、何かを書いたあとはすっかり落ち込んで、なるべく作品のことを忘れたいなどと思ってしまうもので、今日もまた同様に何もわからないように散歩や読書に逃げた。そうやって人の無関心を回避しようとするわけで、近所の猫と戯れたり、老人に挨拶をして気を紛らわすのである。


 或いはちょっとだけ眠ることもある。一時間とか、三十分とか、そういう短い時間でも世の中は動くもので、いつもの優しい人達が足跡を残してくれたりする。ものを書く目的が、レビューやらコメントやらにならないようには気を付けたいけれど、そういうものが残されるとやはり嬉しいもので、やっとそれで自分の作品について安心できたりするのだ。


 安心かぁ、いつでも自信をもって書きたいものである。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る