2020年4月17日
夜が長かった。私は眠れぬ夜を過ごすことが多いので、その夜を過ごすのは少しばかり得意なのだが、それでも長いと思う夜はある。昼間は頭がぼうっとしているので、生きているのかも判然としないが、夜は少しばかり明瞭になる。でも脳がのっぺりと平たく引き伸ばされたような夜もある。今日はそんな夜であった。そういうときは本を読んだり、映画を観たり、外からの刺激に晒して時間をすっ飛ばしてしまうのが良い。
そんなときにふといい作品に出会ってしまうと、感情が起こる。そうすると、自分には「寂しい」以外の感情もあるのかと、不思議な気分になる。感情に振り回されるのは楽しい。吐きそうだ。
昔の想い人に手紙を書いた。「あなたに貰ったサンセベリアは枯れました。」
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