マネージャー。

朝になり、やすさんはトイレの場所とおやつと飲み物を置いて仕事へ向かった。













私は疲れからか夕方までひたすら眠った。














夕方になり、帰ってきたやすさんは「明日、会わせたい人がいるからもう1日のここに居ていい」と言ってくれた。













やすさんと一緒に居た3日間の間に

やすさんは何度も数えきれないほど私を抱いた。













私は毎回そんなやすさんに応えた…













お互いが何も知らないのに、歳も名前も本当のところは解らないのに…私には情に似た何かが芽生え始めていた。













それはきっとやすさんもそうだったと思う。














その証拠にやすさんが私に紹介したい人とは

パチンコ店のマネージャーだった。













私を家出娘だと明かした上で雇ってやって欲しいと話してくれていた。













そして、私はこのマネージャーに拾われ寮に入った。

生活に必要な物はマネージャーの愛人さんと買いに行き(マネージャーのポケットマネーで)私の逃亡生活は始まった。














そして、やすさんとは週1で会うようになった。














この頃は携帯電話がやっと出始めた時代。













皆、まだポケベルだった。













そんな時代に連絡なんて取れない…

やすさんのお誘いの合図は私の居るパチンコ店に閉店間際に来るというものだった。













が、その内私はマネージャーに狙われるようになり

マネージャーの行動がエスカレートし始めると

やすさんは来なくなってしまった…













噂だけれど、私が休みの日にやすさんは店内でマネージャーにボコられたと聞いた…













それが本当にやすさんなのかは解らなかったけど血の付いた自動販売機や壊れた硝子テーブル…

そして喧嘩があったと聞いた時期からやすさんがお店に来ることはなくなった。













私はマネージャーの誘いから必死に逃げるようになっていった…













本来なら身体を許していたと思う。













けど、私の居るパチンコ店にはマネージャーの奥さんも働いていた。













そして、愛人さんにもお世話になっていた。













毎日、奥さんと顔を合わせ…

愛人さんとは週に2回スナックで顔を合わせるという環境で流石に私にはそれは出来なかった。













そんな私の気持ちを知るよしもないマネージャーは

夜になると私の部屋を訪れるようになった…












私が居留守を使っていると

ある日の夜、合鍵でカギを開け「倒れてるんじゃないかと心配したから」と部屋に入ってきた。













もう、私の逃げ場なくなってしまった…














息を潜めるためにひかれている布団はマネージャーの私を味わう為の舞台となった…













ねちっこい中年おじさんのキス…














気持ち悪くて仕方がなかった。














やすさんを殴った手で服を剥ぎ取られていくのが嫌で身体が震えた…













私「いやです…」














剥ぎ取られてそうな下着を必死に掴みながら

やっと言えた言葉は


マネ「大丈夫だから。痛くしないから。」


そんな言葉で片付けられてしまった。

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