第153話 護衛

 今ダンジョンにアタックしているメンバーを分割して、屋敷に配置という選択肢はなかった。

 護衛の報酬はは 1日あたり一人金貨10枚とかなり破格にした。その代わり求める条件はそれなりに厳しい。

 そして依頼を張り出しって貰い、応募があれば夕方に一度集合をかけ、人数が集まらなければ翌日の朝に集合するような依頼をかけた。取り敢えず夕方まで時間を置かなければなので、 一度ギルドを離れ、服屋にユリシーズの服を買いに行って戻ってくる事にした。俺は既にユリシーズの服のサイズはきっちり覚えているので、清楚な服を中心の買っていく。


 時間になったのでギルドに着くと既に希望の人数に達していたのであった。


 報酬額の関係で C級以上の冒険者としたが、募集人員は6名だ。

 偶然この条件を満たす女性パーティーがいたので取り敢えず簡単な面談をするも中々良さそうだった。20代半ばから30代にかけての独身女性のグループだった。

 前衛二人 中衛一人 後衛3人のなかなかバランスの取れたパーティーだったのだ。

 前衛職の者の剣の腕を確かめさせてもらったが、それなりに腕が立つようで安心した。


 最低一週間 行で、一週間ごとの契約更新とし、俺達がダンジョンを攻略するまでとした 。そして俺達が短い期間でダンジョンを攻略しても、彼達が損をしないような料金を設定してあり、護衛の日当とは別に依頼の達成報酬として一人頭 金貨 100枚を設定した。

 そして明日の朝から護衛依頼をお願いし、明日の朝は俺がギルドに 迎えに行くことと したのであった。


 俺の名は既にこの街で広まっていて、俺の臨時パークに国王がいる事も勿論分かっていた。


 俺は、ちょっと考えて、彼女達を国王陛下けしかけてやり、身を固める算段を思いついた。


 中々結婚しないので家臣一同やきもきしているそうだ。

 そうしていると食事の時間で屋敷に帰る。


 屋敷に戻るとユリシーズが泣いて出迎えてきた。


 ユリシーズ「聡太様のバカバカバカ!いなくなっていたから寂しかったのですよ!今の私は聡太様がいないと何もできないのですよ!」


 いきなり怒られてしまった。


 聡太「すまんすまん。ユリシーズの服を買いに行っていたから許してね!」


 そうやって服を出していたが、服を見せるとご機嫌だった。

 ユリシーズは何とか玄関まで来たが、そこで体力が尽きていて座り込んでいた。今から食事なので食堂までお姫様抱っこするが、彼女は堂々と抱かれていた。彼女に触れると生きていて良かったなと心が洗われる、そんな充実した心地良さを感じていた。

 そして夕食が大変で、食事の仕方が分からず美菜達が食べさせようとするも拒否していて、俺がアーンをするのであった。

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