第136話 21階層
ボスを倒した余韻から覚めたバラムは俺に話し始めた
バラム「何か呆気なかったね。やはり聡太殿のギフトの力かな!?ドラゴンがあんなにあっさりとは驚くよ」
聡太「まあ、即死しなかったのが凄いと思うよ!流石はドラゴンだよね。俺のホールは魔法じゃなくギフトなんだ。まあ、最強の技と思うよ!」
等と話していると一通りドロップや魔石の回収が終わった。ステータスカードも死亡者の全てを回収できている。これは後でリーリンに渡す事にしていた。
バラムはやはり宝剣、リーリンは杖を欲した。
杖はギルドに伝わる秘宝だそうで、当時のギルドマスターによって貸し出されていたと。
特殊な効果の杖とか。
収納に入れているので城に着いたら引き渡す事になっている。
まずは様子見になるが、今日は21階層を進む。まあ、ボス戦が余りに早く終わったからだが。行けそうなら進むし、無理だと判断したら引き返し、装備を整えて出直すつもりだ。
ドラゴンのドロップはオリハルコンの剣と女性用のドラゴンの皮の服が6着だ。
ミュー達に渡す。モナもこれに着替えると言い、テントを出して着替え、元の装備は収納にいれた。
デザインは洗練されていて、動きやすい。防御力は下手なチェーンメイルより上だ。
そして21階層に進んだ。
そこは少し寒いだけで岩がごつごつしたダンジョンだ。
魔物も特にランクが一気に上がらず、ケルベロスっぽいのや獣型ばかりが出る。
念の為俺とモナとが先頭で進む。
しかし、大したのは出ず、
結局トラップが一ヶ所あり、サーヤが脚に矢を喰らっただけで済んだ。
夕方近くで、22階層の入り口の転移石で入り口に戻り、城に引き上げた。
剣と杖を渡した後、屋敷に帰った。
帰ると食事を用意していてくれて、先に食事を頂いた。
そして風呂に入り、早目の就寝の予定だったが、サイラーが祝いに来ていて夜遅くまで話し込んでいた。
そしてその日はソニアが一緒に寝たいと言うのでモナと三人で休む事になったのであった。
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