第120話 対談
また濃い者が出てきたなと頭が痛いがモナはまだ納得せずに
モナ「この生意気な子供を親の所へ突き出してお仕置きをしてきます!」
言うやいなや襟首を掴みヒョイっと持ち上げ外に出ていった。止める暇がなかった。
聡太「ああ!!行っちゃったなあ。モナはやらかしたなあ。まああれでもS級だからまあ大目に見て貰えっかなあ?」
そういうふうに呟いているとモナのナ声が聞こえてくる。
「申し訳ありませんでした!大変失礼しました!」
そう謝罪の声が聞こえてきたら次は「はいやーー」とかペチペチ何かを叩く音が聞こえてこた。
そしてドアが開き半泣きのモナがお馬さんになり、幼女もといギルドマスターがモナに乗りお尻をペチペチ叩きながら異様な状況で入ってきた。
仕方がないのでそろそろかと思い幼女の後ろに近付き両脇に手を突っ込みだ
抱き上げて
聡太「そこまでです。おいたが過ぎますよ。こいつこれでも俺の弟子にしてもうちょいしたら妻にするんですよ。それと一応こんなですがSランクの冒険者なんで、ここらで許してやってくれませんか」
ギルドマスター「じゃあ君の膝の上で話を聞くぴょん」
聡太「可愛いけどだめです!ちゃんと座ってください。それとそろそろちゃんと喋ってください。何ですか!?あのぴょんと言うのは!いい大人でしょうに!!!」
ギルドマスターはしゅんとなり
ギルドマスター「やっぱっリ駄目ぴょん?」
聡太「駄目なものは駄目です。お互いあまり時間がないでしょうから。それにわざとらしく付けたぴょんも止めてください。可愛くなかったらぶん殴ってますよ!」
俺は床におろし、手紙の事を思い出したので、おもむろにギルドマスター宛の手紙を出して渡した。
そうするとヒョイっと向かい側に座り、無言で受け取った手紙を読み出した。
そして体をぐいっと乗り出しオデコが当たりあそうな位の位置に顔が来た。
ギルドマスター「おまんが覇者か。うむそうか。また面倒な。」
聡太「ええ、更に面倒な問題があるのと、その馬にしたのS級で性剣の2つ名が有りますよ」
ギルドマスター「えって!?こいつが?そんな格好してないぞ?トップレスでおっぱい晒しながら戦う奴だろ!?」
聡太「おまえ露出狂になってるよ。あのおっぱい晒すなんてそんな事は無いですよ。ビキニアーマーを着ていただけですから。それにビキニアーマーはの格好は亭主たる俺が許しませんから。それより問題を話しても?」
ギルドマスター「聞きたくないけど仕方がないから話して。手短にね」
聡太「じゃあ概要を。先日討伐した盗賊が違法な性奴隷を連れていて、その者を保護し開放じゃなくて奴隷契約解除しました。元々盗賊がその奴隷を売ろうとした相手を全員捉え、俺が勇者として持っているギフトの力で奴隷にしました。買い手が男爵で相棒が正規の奴隷商人でそいつ等も違法奴隷の首謀者として奴隷にしました。そしてその2人の所有奴隷の主人が自動的に俺に移り、奴隷商の販売用、教育中を含めた性奴隷を契約解除し、一般市民としました。それと経済的な奴隷を契約解除しようと思い、出来れば国王陛下と面談し奴隷の事と俺達勇者の保護とお互いの協力について話をしたく、力を貸して欲しいんです」
ギルドマスター「うわーまた厄介なのを。じゃ今から城に行こうか!その前にもう少し詳細を教えて!」
聡太「わかりました。リリア悪いが奴隷を含めた全員を、ああサイラー達は同行者だから不要だけど全員連れて来て」
リリアに全員を連れて来るようにお願いし、俺は詳細を話し始めたのであった。
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