第70話 ダンジョン攻略開始

 ひょんな事から4人パーティーになってしまった。


 リリアもエミリーも何も言わない所かモナと仲が良い。元々エミリーとモナは顔見知りだ。

 しかも娶って貰うように説得するとか聞こえている。モナって苦手だ。美人だけどいかにも姉御ってな感じだからだ。名前はトニーと呼ぶようにきつく言いつけるがこんな感じだ


 聡太「なあモナ俺の事は聡太と絶対に呼ぶなよ。登録しているトニーで呼んでくれ」


 モナ「聡太というのは封印するのですね。畏まりましたお師匠様」


 お師匠様呼ばわりだ!


 聡太「なあ、俺師匠に成れるような器じゃないし、弟子を取るつもりはないが因みに俺は何の師匠という事になるの?」


 モナ「もうお師匠様ったらいけずなのね。恥ずかしくて何か言えません」


 聡太「なんだよそれ?おまけにお前そんな喋り方じゃないだろ!?もっとこう親分的な感じだと記憶してるぞ!」


 モナ「あたいと言っておりますのは格下相手です。目上の方にとてもじゃありませんがあたい等と言えません。申し訳ありません。あのーお師匠様?何かをどうしても聞きたいですか?キャッ」


 聡太「キャってなあ、大体予測が付くけど夜伽とか言うなよ。お前言いそうだからな。別の意味の事を言ってくれよ!頼むよ!」


 モナ「お師匠様は私の心を読めるのですか!?ちょっ!ちょと!こちょこちょはやめてください!うきゃきゃきゃ。冗談です。冗談ですから!ごめんなさい!真面目に話しますから!そ、その戦略です!。私の扱いとか行き当たりばったりではなく、深い考えが感じ取れました。闘技場でもそうです。煽らせ冷静さを無くさせ、雄叫びを上げて突っ込んできてそちらに集中させ、ノーチェックの足元に穴を開けております。見事でした!おそらく正面切って打ち合えば私が何度やっても勝ちます。しかしそれを分かった上で実力を出させませんでした!それを瞬時になされております。そういった事を学ばせて頂きたいのです」


 頭をポンポンし


 聡太「ちゃんと言えるじゃないか。うーん俺邪道だぞ。いかに楽したいか考えるだけだからさ。いい子に紙てたら向こうの世界の話をしてやるよ」


 モナ「お師匠?向こうって何ですか?」


 聡太「あれ?聞いてなかったか。俺は召喚者だぞ」


 モナ「えええええ!そ、それは失礼しました。勇者様でしたか。今晩にでもお情けを頂けませんか?」


 俺はデコピンを食らわせ


 モナ「ギャフ」


 聡太「なあ、何を焦っているんだ!?モナ程の美人ならモナだけを愛してくれる奴の一人や二人はいるだろう?俺はそういうの苦手だからさ。もしも俺がモナを抱くとすると、モナを愛する気持ちが芽生えた時だぞ。その時はちゃんと結婚を申込みをする感じだな。俺は遊びや己の欲望の為に助勢を抱かないからな」


 モナはしゅんとなっている。


 そんな話をしているとダンジョンに着いた。


 聡太「あちゃー。しまったな。モナって22階層はもう行っている!?」


 モナ「はい!47階層まで到着していますよ」


 聡太「おお!凄いな。もう一度言うけど基本はエミリーを守ってやって欲しい。それとモナって前衛だよな?水着だ魔法を使っていたが威力は充分だったな。あの時のウォーターカッターって本来は牽制だったか?」


 モナ「ええ、私は基本的に剣で戦います!魔法は牽制ですね!府団も魔法は補助的に使っています」


 聡太「よーしそれじゃあダンジョンに入るぞ」


 そうしてダンジョンに入り美菜経ちと合流するのを待つ事になったのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る